out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

春トレ 丹沢表尾根 ~菩提峠から塔ノ岳~

2024-03-09 20:13:08 | 山登り in 神奈川県
2024年3月4日(月)
丹沢表尾根 お地蔵様の階段から塔ノ岳までを望む
 
そろそろ少し高い山に登るか、と塔ノ岳まで登ってきた。 コースは菩提峠から表尾根ピストン。 いつものように雄大な丹沢と周囲の山々、海の景色を見たくなったから。 それに丹沢の表尾根コースは急登、階段、岩場、鎖場などトレーニングにも最適だ。
 
 
 菩提峠~塔ノ岳のピストンは大抵 8時間半から9時間ほどかかっている。 なのでこの日も7時前には駐車場に到着。 菩提峠Pにはトイレ無し。 手前の寺山富士見橋公衆トイレは使用禁止。 ヤビツ峠のトイレは工事中だが仮設トイレあり。
 ちなみにトレイル上は、三ノ塔トイレ閉鎖、烏尾山のトイレは使用可、塔ノ岳尊仏山荘のトイレは故障中のため(大)禁止となっている。
 
 7:10ごろ出発。 歩き始めは道路わきに少し雪が見られる程度。 林道から登山道に入り登ってゆくと期待していた海の風景は霞の中。 江の島も朝の光でようやく見える程度。
 
二ノ塔直下で雪が見えてきた。
 
二ノ塔到着。(8:06)
「二ノ塔までこんなに登るんだっけ?」と既にお疲れ&大汗。
前日高尾山も登ったしなぁ。。。まぁ、ゆっくり行こう。
富士山は薄くだが見えて良かった。 右に連なるのが南アルプスと思ったら、雲だった。
 
三ノ塔 (8:27)
風が強い予報だったがそれ程でもなく快適。
 
富士山と右に高いのが塔ノ岳。 近いようで遠い。
 
下に見えるのが烏尾山。 三ノ塔の後激下りだ。
その後もなだらかに見えるが結構アップダウンあり。
 
反対側に大山。
 
しばらくステキな木道を歩き。
 
お地蔵さまから激下り開始。
 
富士山と烏尾山。
 
階段を下った後も岩がちの急斜面を下ってゆく。
この辺怖かったのでチェイン装着。
 
烏尾山まで無事下り、少し休憩してから行者ヶ岳へ。
「行者」なので、岩が多くなり険しい場所も。
 
行者ヶ岳山頂付近から政次郎ノ頭、新大日、木ノ又大日、塔ノ岳を望む。
 
行者ヶ岳からの下りで現れる鎖場。
 
政次郎ノ頭に向かう階段と崩落斜面。
ここに来ると崩落斜面をガラガラと岩が落ちて行った。
どんどん崩落して通れなくなったらイヤだなぁ。
 
 
 登山開始後ヘリコプターが何度も飛んできており、みやま山荘に物資運搬かと思っていたが、登って行くうちに新大日辺りに飛んで行っていることがわかった。 新大日に長年放置されていた新大日茶屋を解体するため、2022年年末からボランティアなどによる解体作業が進んでいた。 YAMAPからも多くのボランティアの方が参加されたようだ。 現場はすっかりきれいになり、ヘリはこの日一日中砂利を運び、作業員の方たちが平らにならしていた。
 
新大日のベンチで休憩「本日はダメです。」と言われるかと思ったが、一番離れたベンチでと言われた。
皆さん、本当にご苦労様です。
 
木ノ又小屋の周囲は雪が多かった。
 
あのピークは塔ノ岳ではない。 いつも騙される。
 
尊仏山荘を乗せたピークが塔ノ岳だ。 あと一息!
 
塔ノ岳山頂とうちゃ~くっ! (11:24)
 
尊仏山荘。 この日はそれほど風がなかったのでお昼ご飯は外で手持ちの物を頂く。
 
富士山はかろうじて見えていた。
 
蛭ヶ岳から丹沢山(たぶん)
 
左に檜洞丸、右高いのが蛭ヶ岳。
その奥に見えるのは北奥千丈岳、大菩薩嶺、あたり。
 
富士山、檜洞丸。
 
真鶴半島、箱根の神山、金時山辺りも見えるようになってきた。
 
左奥に関東平野、右は大山。
 
1時間ほど山頂でゆっくりし、下山する。
歩いてゆくトレイル。 右端が三ノ塔。
 
烏尾山まで来ておやつ休憩。 (14:27)
三ノ塔への激上りに備える。
 
さて、下って上るぞ~。
 
三ノ塔到着。(15:29)
おやつ休憩はしなかったが、ステキな避難小屋で衣類調整。
 
三ノ塔からの下り、海が青く見えた。
 
 この後 16:32 菩提峠駐車場に到着。 時間は長くかかったが、まぁヘタばらなかったので良かったという事にしておく。 久しぶりに 距離約 12.0km、上り約 1,300m はやっぱり大変だったが、何とか富士山や丹沢周辺の山も拝め、爽快だった。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今、鎌倉?

2023-12-23 20:44:41 | 山登り in 神奈川県
2023年12月18日(月)
鎌倉大仏
 
 紅葉の鎌倉を訪れてみたい気持ちは随分以前からあったのだが、今まで機を逸していた。 電車で行くのが最適であろうことから足が遠のいていた、人がごった返す観光地鎌倉に足を踏み入れる覚悟が着かない、などが本当のところ。 今回そろそろ紅葉狩りの人は減っているだろうという事と、なぜか急に「今年こそ行こう!」という気持ちになり、冷めないうちに行ってきた。 紅葉は全く見られないかもしれない。 「今、鎌倉?」という時期だが、行ってみる価値はあるだろう。
 
鎌倉ハイキングモデルコース → 鎌倉観光公式ガイド
 
降り立つ駅は北鎌倉。(7:53)
せっかく鎌倉まで来たので山ばかりでなく、歴史的な寺社も拝見したかった。
明月院建長寺などを拝観させていただいてから、そのまま建長寺の奥からハイキングコースに入ろうと思っていた。
ところが、早朝から開いていると思っていたお寺は 8:30~ 9:00 くらいに拝観開始。
どのくらいで歩けるかもわからないので、すぐにハイキングコースに向かった。
 
明月院の脇を抜け、民家の間の坂道を上がってゆくと徐々に傾斜が急になってゆく。
 
道路がトレイルに変わり、すぐに街を囲む山の稜線にたどり着く。
民家が立ち並ぶ街中にも岩の崖が多いのだが、トレイルには露岩やトレイル自体が踏まれてすり減った岩という場所が多い。
「凝灰質砂岩(ぎょうかいしつさがん)」や「凝灰質泥岩(でいがん)」という種類で、
凝灰質砂岩はほどよく軟らかく、加工しやすい性質もあわせもち、
古くから「鎌倉石」として切り出され、石段や石塀、敷石などに使われてきたそう。
 
その様なトレイルを20分程進むと建長寺からの合流点、勝上山に到着。
 
ここでようやく展望が開けた。(8:42)
南には相模湾。 海には左奥に大島、右奥に見えるのは伊豆半島。
街中央を海に向かって真っすぐに伸びる道は鶴岡八幡宮からの若宮大路だそう。
鎌倉が相模湾、他三方を低山で囲まれている天然の要塞都市であることが良くわかる。
 
西には相模湾越しに箱根の山々。 中央に駒ケ岳、神山。
そこから少し右に目を移すと
 
少し雲がかかった富士山。
富士山左裾の辺りに小さく尖っているのは金時山。
木々越しに丹沢の山々や奥多摩の山々が見える場所もある。
 
岩のトレイルはこのような感じだったり、中央が窪みチューブ状になっていたり。
上の岩には仏様が彫り込まれていた。
「鎌倉十王岩」という場所。(8:58)
 
小刻みなアップダウンを越え、
時々住宅街から上がって来たであろう標識の無い分岐に迷わされながら歩いてゆくと
 
大平山に到着。(9:42)
鎌倉市最高峰。 ここも岩が飛び出したような場所。
柵の向こう側はゴルフ場、遠くに住宅街。
時間も早いしそれ程疲れていないので先に進む。
 
天園到着。(10:00)
これをまっすぐ行くと「横浜市方面」と書いてある。
この辺りの山は横浜市と鎌倉市の境なんだ。
ここを「瑞泉寺」方向に下り、その先小さな表示「獅子舞」方面に進む。
 
下るとすぐに富士山が見えた。
この日はこれが見納め。
 
「獅子舞」と呼ばれる谷に入ってゆくと「獅子岩」
獅子舞に似ている?
 
獅子舞は紅葉の名所として有名。
終盤ではあるのだが、まだ美しい。
 
 
 
コースもわかったし、これなら紅葉最盛期にも来てみたい、と思った。
 
紅葉の谷を抜けるとこのような崖の間を流れる沢沿いを進んでゆく。
たくさんの家が並ぶ住宅街まではほんの10分くらい。
獅子舞の谷も盛夏なら歩きにくいだろうと思われるほど野生が残っている。
 
住宅街を抜け永福寺跡を拝見し、ここは鎌倉宮。(11:14)
 
手水鉢にはお守りの「獅子頭守」が置かれていた。
 
おやつも食べずに歩いていたので大変お腹が空いた。
ガッツリ食べたくなり偶然見つけた「鎌倉 雪ノ茶屋」さんで昼食。
大変美味しかった~!
ケーキもとても魅力的だったが、この後お団子とか食べるかもしれない、と思い辞めておいた。w
 
昼食後は「鶴岡八幡宮」へ。
写真は静御前が義経を慕い、心をこめて舞った舞殿。
 
本宮へ続く大石段の隣にはまだ若々しい御神木の銀杏。
もともとあった御神木の大銀杏は2010年3月10日の強風により倒伏。
今でもひこばえが命をつないでいる。
 
鶴岡八幡宮拝観の後、歩いて長谷の方へ回ろうと思ったが、
時間もなさそうなので江ノ電で長谷駅へ。
人は多かったが、すぐに乗れた。
 
 
立派な十一面観音菩薩様、阿弥陀如来様、を参拝させていただいた後は、
境内から相模湾の絶景を。 奥は三浦半島。
 
可愛らしいお地蔵さまがいらした。
 
長谷寺の後は「鎌倉大仏高徳院」へ。
やはり大仏様を見ずしては帰れない。
こうして間近に拝見すると威厳に圧倒される。
 
角度を変えれば慈悲深い。
もともとは堂宇に収められていたそうだが、台風や地震などで倒壊し、
このように露座となった、とのこと。
汚れや傷みなどの修復は大変だろうが、青空のもとで見られる大仏様は何だか尊い。
 
あとはまたハイキングコースで山を歩きながら北鎌倉に戻る。
もう登る気が失せてきているが右の階段を山へ。
 
登りきってしまえば大きなアップダウンはない。
この日一日このようなトレイルを歩いていると木々の方からガサガサ、バサッ!、
そしてギッギッギッギッギッ!というような音と言うか声と言うか、が聞こえる。
始めは何か大きめの鳥かと思っていたのだが、
それはうわさのタイワンリスだった。
一度わかるとあちらにもこちらにも、リスが走り回っているのが見えた。
 
このあと源氏山公園で源頼朝像を見て北鎌倉に下りようと思っていたのだが、
「銭洗弁財天」の表示が見えた。 
 
時間もあるので寄り道。
本当は「銭洗弁財天宇賀福神社」というのだな。
以前も来たことがあるのに、入り口がこのような洞窟だとはすっかり忘れていた。
 
200円を納めて、お線香、ろうそく、笊を頂き、お金を洗わせていただく。
 
その後源氏山公園という道標をたどって行ったはずだが、源頼朝像には出会わず、
葛原岡神社に到着した。 茶店の前のベンチが沢山ある所を通ると
 
リスが何頭も走り回っていた。
リスさんたちに罪はないのだけどねぇ。。。
 
イチョウがきれいだったみたい。
こちらの右側の方からハイキングコースに入る。
グングン下ってゆくと
 
境内で拝観させていただかず申し訳なかったのですが、趣のあるステキなお寺。
 
この石段は鎌倉石だろうか。
 
これで撮影は終了。(15:41)
この後北鎌倉から電車に乗り無事帰宅。 湘南新宿ラインができて本当に楽になった。
 
 電車で鎌倉、はザックを担いで新宿、恵比寿、横浜などを越えていかなければならないので、荷物を少な目に小さなザックにまとめたり、出てゆくまでは気苦労も多かったが、行ったら本当に楽しかった。 もっと山を歩きたい気持ちもあったが、お寺や神社を見るのも楽しく、時間が全く足りない。 今回はお土産屋さんや、カフェや茶店でおやつ、も行っていないのでまだまだ未消化な感じ。 今度はお天気悪そうな梅雨時期、あじさいでも見に行ってみようかな、という気持ちが湧いてきた。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年毎の大山詣り

2023-12-08 14:57:53 | 山登り in 神奈川県
2023年12月4日(月)
大山登山道 富士見台からの富士山と手前に二ノ塔、三ノ塔
 
 大山詣りに行ってきた。 大山には2017年、2020年、今回2023年と行っている。 3年経つと行きたくなる?w ただ前2回は春の時期でミツマタの花などを見に訪れた。 初冬に訪ねるのは今回が初めて。 初冬と言っても 11/26までは大山寺阿夫利神社下社で紅葉ライトアップを行っていた。 紅葉には遅いのだが、まだ少しは見られるかもしれない。 天気が良さそうなので美しい富士山や相模湾が見られるかも。
 平日なので駐車場は余裕だろうが、久しぶりに 1,000m越えの上り、東名高速付近の渋滞を考慮して早目出発。 現地には 6:30頃到着。 駐車場はガラガラだが一番下の伊勢原市営第一駐車場に駐車。 ¥600/d で付近最安値、のはず。
 
駐車場を出てこま参道に向かい歩き始めると、鈴川沿いにまだ紅葉が見られた。
赤い橋を渡った先は良辨滝(ろうべんだき)。
大山寺を開山した良弁僧正が、最初に水行をした滝で、浮世絵や歌舞伎にも登場するのだそう。
 
こま参道入口までは緩やかな上りを10分弱、そこから階段を15分ほど上り八意思兼神社に到着。
大山寺に向かうため、女坂に向かう。
男坂よりなだらかではあるが、阿夫利神社下社まで石の不規則な階段上りが続く。
 
ミツマタは既につぼみ準備中。
 
やっぱり脚や身体が重いなぁ~、と思いつつ大山寺付近に到着。(7:35)
縮れた葉が多いものの、まだきれいな紅葉も見られる。
ただ、この時間ほとんどの場所がまだ日影の中だった。
 
大山寺のライトアップで有名な階段。
こちらも日影が多く、葉が縮れ、色もあせ始めている木が多い。
 
大山寺
参拝をして、また帰りも女坂を通り午後の様子を見てみよう、と出発。
 
大山寺を出るとすぐにシカに遭遇。
大山寺から先は階段の斜度が増してくる上、石が不規則で歩きにくい所もあるので注意。
 
身体が慣れてきたのか、割と余裕のあるうちに阿夫利神社下社付近に到着。(8:15)
こちらも色あせた木が多いのだが、まだきれいな木もたくさん見える。
 
青空で陽が当たっていることが幸いだ。
 
大山阿夫利神社下社
 
紅葉越しに相模湾が一望だ。
江の島が見える。 その先に三浦半島、一番奥は房総半島だ。
 
充分景色を眺めたら「頂上登山口」である門から出発。
まずは急で長い石段。
 
その後も整備された登山道ではあるが、大きな石や岩も多いので注意。
 
途中で見られた黄葉。
登るほど疲れることが常だが、何だかこの日は調子よくなってきた。
 
蓑毛からの登山道と合流する場所にはベンチがあり、小腹が空いたのでおやつ休憩。(9:15)
前の森の中に踏み跡があるので行ってみると上写真、富士山を拝むことができた。
この辺りから眺めるとちょうど宝永山が出っ張って見える。
 
そこからさらに15分ほど登ると「富士見台」
 
富士見台からの富士山。 左に愛鷹山、右には二ノ塔、三ノ塔が間近に見える。 (9:42)
 
阿夫利神社本社(下の鳥居)に到着。(10:11)
以前来た時はヤビツ峠からの登山道合流以前で随分疲れた覚えがあるが、
今回はなんだか楽々来れて良かった。 気温が低く体力消耗しなかったのかもしれない。
 
本社前のご神木「雨降木」
大山は雨乞い信仰の山でもある。
 
山頂をアンテナの方に周ってゆく。
途中都心方面にはスカイツリーが見え、筑波山も見えた。
 
アンテナの方からの富士山と愛鷹山。
途中で見た時より雲が多くなってきた。
 
富士山と丹沢の山々。 ここから蛭ヶ岳は見えないらしい。
 
鍋割山(?)の左には赤石岳、聖岳
こちら側は日影が多く、景色を眺めていたら寒くなってしまった。
登りで汗をかかないように、とは思ってもやっぱり汗をかいてしまう。
 
山頂側に戻り、暖かい日なたに座ってお昼ご飯を食べた。
その後もう一度相模湾を撮影。
海には大島、利島、なんとなく新島?
半島は手前が真鶴半島、奥が伊豆半島。初島も見える。
 
景色を眺めたら下山。(11:14)
下りは見晴台を周って下社に向かう。
 
真鶴半島から内陸の方、高い所に二つ並んでいるのは
箱根の駒ケ岳、神山。
 
見晴台まで下ってきた。 奥には大山山頂。(12:13)
見晴台のベンチに山岳救助隊?の方たちがいらした。
おそらく訓練中だと思うが、腰回りにびっしりと様々な用具。
これで捜索などするのは本当に大変だろうなぁ。
 
見晴台まで来ればあまり急な下りはない。
けれど救助隊のお世話にならないよう、慎重に下ってゆかねば。
 
阿夫利神社下社に戻ってきた。(12:47)
このまま下って大山寺辺りで再び撮影し、こま参道で何かおやつ、
と思っていたのだが、何年も行ってみたい所があった。
阿夫利神社下社の「茶寮 石尊」
ステキなテラス席がそれ程並ばずに座れそうならコーヒーブレイクしてゆこうかな。
 
ステキなテラス席ゲット。
私は山頂から下りてきたので全く寒くなかったのだが、
一般の人たちには既に外席は寒く、人気薄だったもよう。
 
ご神水で淹れたコーヒーと升ティラミス。
大変美味しかった!
 
大変満足して下山。
 
下山も女道を歩き大山寺の午後の様子を見に行ったが、
午後この時間は既に全体的に日影の中。(13:50)
 
少し写真を撮って下る。
 
女坂を下っているとケーブルカー通過。
 
ケーブルカー駅近くに冬桜が見られた。
 
 3年ぶり、秋の色が残る大山詣りができて良かった。 紅葉も思った以上に楽しめ、天気も一日中もってくれたので良い景色を堪能することができた。 江戸庶民に絶大な人気を誇っていた大山詣りは今の時代でも、きっとこれからも、多くの人を魅了するのだろうなぁ、と改めて思った。 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミツマタ越しの富士山 大出山

2023-03-26 17:37:08 | 山登り in 神奈川県
2023年3月20日(月)
大出山(ミツバ岳)山頂から富士山を望む
 
見たい花がもう咲いてしまったり、もうちょっと早すぎのようだったり。。。どこに行こうか迷ったが、昨年3/25に訪ねて少し早い具合だった神奈川県丹沢湖沿いの大出山(ミツバ岳)のミツマタを見に行くことにした。 結果、それでも少し遅いようだったのだが。
 
予報では天気が良さそうだったので富士山とミツマタが見られれば良いな、と。
昨年は国道246号が混雑したため少し早めに出ると6時台に湖畔の駐車場に到着した。
ゆっくり写真が撮れるな、と6:54には駐車場を出発。
 
登山口までの車道沿いにマムシグサ。(ミミガタテンナンショウ?)
 
フサザクラ
多くの花は既に茶色くなっていた。
 
登山口に入るとすぐに急坂を登ってゆく。
 
少し登るとすぐにミツマタが見え始めた。
朝は寒かったのに汗が噴き出る。
 
甘い香りも降り注ぐ。
 
 
 
広い範囲で見ると少し遅かったのか、白っぽい感じ。
 
三枝に分かれるミツマタ。
 
急登が堪える。
けれど次のミツマタ、次のミツマタ、と登ってゆける。
 
ミツマタが見えなくなり、落葉樹の森になったら山頂はもうすぐ。
 
山頂付近には再びミツマタ。
ミツマタのトンネルを越えると山頂と~ちゃく!(8:31)
 
富士山が見えるポイントに来たのだが。
朝高速道路から美しく見えていた富士山には既に雲がかかっていた。
付近のミツマタを撮影していたら雲が取れるかな。。。
 
山頂のミツマタ群生地から丹沢湖を望む。
花の房が扇型になっているのはやはり少し遅かったのかな。
頭の上は青空だが遠くの空は白っぽい。
相変わらず富士山の雲は取れないので、
私の他にも撮影していた方たちが権現山の方に向かって行った。
 
なので私も諦め、世附権現山(よづくごんげんやま)に向かって歩き始めた。
いったん下ってゆく。
 
ミツマタの向こうに見えるのが世附権現山。
 
権現山の斜面右側に見えるのが塔ノ岳らしい。
写真を拡大すると山頂に尊仏山荘らしい建物が見える。
 
下りきった鞍部の薄暗い植林地帯にはツルネコノメソウ?
這いつくばってこれを撮っていると、
大出山山頂でお見掛けし、先に権現山に向かわれた方が急いで戻ってきた。
「富士山の雲が取れてますよ!」と仰りガンガン登って行かれた。
ならば私も戻ってみるか、と。
結構下ったので、登り返しにもうひと汗かいたが。。。
 
戻った甲斐があった!(9:33)
この後また少し雲がかかってしまったのだが(トップの写真)
このくらい見られればもう満足。
コーヒーを飲みパンを食べて権現山に向かう。
 
フデリンドウ?
 
権現山への上りでまたひと汗だ。
 
権現山山頂近くのミツバ岳分岐まで来た。
権現山は見晴らしが良くないので、少し二本杉峠の方へ歩いてみた。
どこかでこちらの方向に歩くと丹沢山塊の見晴らしの良い所があると読んだのだが。。。
 
丹沢山塊とは逆の方向、富士山の隣に南アルプスが見えた!
 
赤石岳、悪沢岳のようだ。
その先少し歩いたが丹沢の山々を望める場所はなかった。
もっと先なのかもしれない。
下りすぎると上り返しが大変なので、少しで戻ってしまった。
 
丹沢は木々の間から。
中央木の左側が檜洞丸、木の右奥に見えるピークが蛭ヶ岳。
 
世附権現山ではそれ程休まず、下りにかかった。
 
富士山はずっと木々越しだったが、結局昼以降良く見えていたようだ。
 
カンアオイ?
 
タチツボスミレ
 
ミツマタの向こうに丹沢湖、その左奥に大野山。
 
ミツマタの向こうに下山してきた世附権現山。
権現山から丹沢湖畔までは激下りの斜面が多い。
落ち葉に覆われトレイルが見にくい場所もあるので注意が必要。
 
オニシバリ
 
花は黄色っぽいがこれもオニシバリのはず。
 
タネツケバナ?
 
丹沢湖畔、落合隧道西端まで下りてきた。
右のコンクリートがトンネル上部。
 
隧道トンネル内は中心辺りが暗く、少し怖かった。
トンネルを抜けると、そこからも富士山が見えた。
 
世附大橋から登ってきた山を振り返る。
左が大出山、右が権現山。
 
その後湖畔沿いを駐車場まで歩き、到着したのは 13:19。
時間が早かったので、帰り道沿いにある「山北つぶらの公園」に寄ってゆく。
富士山が良く見えるかな。
 
と思ったのだが、着いたときにはこの通り。
すっかりまた雲に隠れてしまった。
こちら桜山展望台。
まだマメザクラやカンヒザクラ?が少し咲いている程度だった。
 
つつじ山展望広場へ登ると大野山が間近。
右奥には鍋割山、塔ノ岳が見える。
もうミツバツツジが満開だった。
 
つつじ山山頂部にはブランコもある。
見にくいが、正面は富士山だ。
誰もいないのでブランコに乗ってみた。
実は揺れるのはあまり得意ではないが、やってみたくなるロケーション。
 
つつじ山展望台西側は相模湾や足柄平野が一望。
右奥は相模湾。 中央奥の低い山麓、左の方には東名高速道路も見えるのだが、
つぶらの公園の下にはまさに東名高速都夫良野トンネルが通り抜けている。
 
 春になり桜も例年より10日以上も早く咲き始め、野の花もどんどん咲いているようだが、家の都合であったり、なにより連日の雨でなかなか出かけられない。 今後天気が良くなったら少しは遠出ができればと思っているのだが、花に合わせられるのか、あまりスッキリしない春である。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹沢のミツマタのお山

2022-03-30 14:49:33 | 山登り in 神奈川県
2022年3月25日(金)
 
 仕事も一段落つき天気も良さそうなので、昨年見て気になっていた丹沢湖畔にあるミツバ岳~権現山に行ってみた。 この時期ミツマタがきれいに見られそうなお山だ。 丹沢とは言っても今まで行ったことのない西丹沢で、とても興味があった。
 朝は早めに出発したが、東名高速道路を6:30頃大井松田ICで下りた後、R246では既に渋滞が始まっており、比較的すいている別の道(旧道?)を通ったものの、丹沢湖畔の駐車場に到着したのは7時半過ぎになってしまった。 平日だが停めようと思っていた登山口近くの2つの駐車場はすでにいっぱい。(寺ノ沢、東沢:トイレ無し) けれど登山口の先、割と近い所にもうひとつ駐車場があり、まだ1台しか停まっていなかったので、その先のトイレを借り、戻ってきて駐車した。 
 
駐車したのは写真中央に木々が立ち並んでいる辺り。(出発 8:05ごろ)
登山口までは徒歩で10分くらいなので、それ程大変な事にはならずに済んだ。
 
滝壷橋脇の登山口から登り始めると、なんとまぁ急登。
もちろん直登ではないのだが、つづら折れでもなんだかすごく急。
 
暑いと言う程の気温ではないのだが、
登って花を撮ろうと止まるとドッと汗が噴き出す。
 
この時間で既に下山してくる人がいたので、権現山の雪の状態を尋ねると、
「乾いてますよ。 花はちょっと早かったな。 良く咲いているのはこの辺だけ。」
と言われ、少々ガッカリ。 では、この辺でしっかり撮らないと。
 
 
 
 
 
きつい登りがずっと続くので、歩いては撮り、撮っては登り。
 
 
 
あら、富士山が見えた。
 
植林地から自然林に変わった。 もうすぐ山頂かな?
 
オニシバリは終盤?
 
山頂近くになり、またたくさんのミツマタが。
 
言われてみれば開き切っていない感じだが、それでもかわいい!
 
そして富士山!
杉の木で見にくいのだが、本日の行程で一番の展望。
 
ミツバ岳(大出山)山頂と~ちゃく!( 9:40 )
 
皆さん風景を眺めたり、ミツマタの木のそばで休憩をしたり、
思い思いに楽しんでいる。
私もおやつを食べながら一休み。
 
ここからは右に丹沢湖、左に山中湖へ続く西丹沢の山々を眺めながらの稜線歩き。
 
奥に見えるのが世附権現岳(よづくごんげんやま)。
 
やっぱり最後は登ります。
 
北西側、山中湖に続く山々(だと思う)も良い眺めだが、
ずっと樹間越し。
 
ミツバ岳、二本杉峠、丹沢湖への分岐を丹沢湖方面へ少し歩くと権現山山頂と~ちゃく! ( 11:07 )
ここでお昼ご飯休憩。
 
お昼ご飯を食べた後、樹間越しではあるが高い山ものぞいてみる。
上は大室山。
 
中央より左の高いピークが檜洞丸、右の木の左奥に見えるのが蛭ヶ岳。
ゆっくり休憩したら下山開始。
 
富士山もとても近いのだが、やはりこんな感じ。
 
丹沢湖への下りもとても急で、時折このように葉で覆われていたり、
トレイルが流されたようなわかりにくい場所があったりもしたので要注意。
山頂と登山口(落合隧道脇)には「踏跡不明瞭、初心者の通行不向き」の注意書き看板もあり。
ただし、要所要所に張り紙程度のものから道標まで、方向を示すものはある。
 
権現山を振り返る。
 
滑ったり、転んだりしないよう注意深く下山。
ようやく丹沢湖が見えた。
 
落合隧道の脇に出てきた。(右側)
 
落合隧道のトンネルをちょっと恐々通り抜け、あとは駐車場まで歩くのみ。
 
マムシグサがたくさん出ていた。
 
 ミツマタは最高の状態ではなかったようだが、楽しむことができた。 西丹沢の様子もわかり良かった。 ただ、東名高速道路、大井松田ICを降りてからのR246がいつも混むのなら、ちょくちょく行くのは難しいな、と感じた。 更に帰路の高速道路も海老名南JCT、海老名JCTその後相模原相川ICあたりまでずっと渋滞だった。 まあそれでも、今年は檜洞丸にも登りたい、伊豆半島の方にも行きたいと、東名高速を使う機会が増えるかもしれない。 何より、出て行けるようになりますように、と祈るばかりだ。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする