out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

今年も富士山南麓で花見

2024-05-23 10:33:56 | 山登り in 静岡県
2024年5月19日(日)
下二ツ塚から上二ツ塚、宝永山、富士山を望む
 
 今年もこの時期、富士山南麓でお花を見ようと出かけてきた。 縁あって今回はYAMAPのお友達も一緒だ。 昨年は1週間後くらいの時期に訪ね良く咲いていたが、今年は既にお花を見ているレポを拝見した。 また、今回別の花も期待しており、その花は少し早めの方が良さそうという事もあり、この週に決定。 天気予報はさほど良くないが、1週間後にすると梅雨に入りそうな気配。 行ける時に行っておく。
 
7:00ごろ、水ヶ塚公園駐車場到着。
天気は良くないが、中央高速からずっと富士山は見えていた。
なんだかラッキー。
 
先に到着したので駐車場周辺のお花撮影
シロバナノヘビイチゴはあちこちに群生
 
ミツバツツジ
 
お友達と集合の後、7:30頃から活動開始。
 
水ヶ塚駐車場向かいの入り口からお胎内分岐へ歩いてゆく。
 
クワガタソウ
 
マイヅルソウが咲き始め
 
昨年同様、たくさんのヤマシャクヤク
良かった~! うれしぃ~!
 
 
 
 
 
幕岩到着。 (9:10)
いつ見ても異様な雰囲気。
 
タチツボスミレはあちこちに見られた
幕岩で岩の様子などを見てから、四辻に向かう。
 
四辻に出ると途端にこのような風景。
 
カラマツの芽吹き
パイナップルは見当たらなかった
 
四辻からは二ツ塚を目指す。
右に見えるのは愛鷹山。 左の方に箱根の山々。
愛鷹山奥にはうっすらと伊豆の山々。 右には駿河湾も見える。
 
二ツ塚が近づいてきた。
 
上二ツ塚・下二ツ塚の分岐で二手に分かれる。
私は上二ツ塚は登ったことがあるし、この日は2週間ぶりの山で脚が重かったので、
お友達二人は上二ツ塚へ。 私は下二ツ塚へ。
 
下二ツ塚は山頂までCT 10分。
それでも登るとそれまで見えなかった山中湖方面が見える。
 
箱根方面
 
二人はCT25分、ザレザレで登りにくい上二ツ塚山頂に登頂!
自分が登った時はわからなかったが、上二ツ塚山頂には火口の窪みがあるんだ。
 
下二ツ塚山頂にはこのような鳥居や石碑がある。
この後小学生の団体さんが上がってきそうだったので下山して上・下二ツ塚分岐で二人を待った。
その後二人には「下二ツ塚も登ったほうがいいよ」と勧め、たった10分なので自分ももう一度登った。
 
お友達と下二ツ塚を歩く。
 
時折雨がぱらついてきたが、ひどくなる感じではなかったので、
御殿庭の方に歩いて行くことにした。
途中四辻付近でお昼ご飯。
 
ハタザオ
富士山固有のフジハタザオ、があるらしいがこれは?
 
二合五尺(御殿庭下)の分岐から下山する予定で進む。
ここは以前も歩いたことがあるトレイルだが、こんなに深い溝があったかなぁ、などと思っていた。
前を行くのは外国の方のツアー。
 
御殿庭付近に来るとカラマツだけでなく広葉樹やコケ、地衣類なども見えてくる。
これはカネゴンって呼ばれてるもの?
 
白いのはミヤマハナゴケ?
ミヤマハナゴケはコケではなく地衣類だそう。
 
随分木も増えてきて大分下った様な気分になるがまだまだ。
 
イワセントウソウ  ワチガイソウ
 
ミツバツチグリ?
昨年は1週間後でミツバツツジがまだたくさん咲いていたが、今年はほぼ見られなかった。
 
14:30 ごろ駐車場に戻った。
「森の駅富士山」でおやつタイム。 おいしぃ~!
 
その後車で別の場所に移動した。
 
そこには見たかったヤマトグサが!
NHK「らんまん」で見て以来、見たかった~!
 
既にシベ?が黒くなっているものが多かったが、
ようやく良い状態の物を見つけた。
 
 
 
シロカネソウ
 
クルマムグラ
 
ミヤマザクラ
 
ホウチャクソウ
 
 天気や、お花も咲いているかどうか心配ではあったが、お友達と一日中楽しく山や花の事を話しながら歩くことができた。 富士山麓は広く、そうそうすべてを見て歩くことはできないが、まだまだお楽しみはたくさんありそうだ。 富士山のザレザレは本当に歩きにくいのだが、また機会を見つけて歩いてみたい。
 
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伊豆山稜線歩道 ~金冠山・達磨山・伽藍山~

2024-03-15 22:58:49 | 山登り in 静岡県
2024年3月11日(月)
達磨山から富士山を望む
 
 富士山が良く見えるうちに行っておきたかった伊豆山稜線歩道を歩いてきた。 行った方のレコを拝見すると「だるま山レストハウス」から伽藍山まで往復すると距離 約13km、上り 950mくらいになるそうなので、トレーニングのためにも伽藍山まで歩く。 ただ、駐車は「だるま山レストハウス」の駐車場を登山で使うのはどうかと思ったので、トイレを借り、戸田峠の駐車場に駐車。 西伊豆スカイラインには各所に駐車場がある。
 
まずは「だるま山レストハウス」の展望所から。 富士山見えて良かった! 
富士山右奥は鹿留山、御正体山など、山中湖から丹沢方面の山々。 手前はもちろん愛鷹山。
 
海沿いに低く並ぶ山々が沼津アルプス。 
中央右に三つ並ぶ山々が先日登った伊豆三山(発端丈山、葛城山、城山)
沼津アルプス後方には箱根の神山など。
 
戸田峠の駐車場。(8:00)
駐車場入り口の道路を渡り、金冠山に向かう。
 
8:18
アスファルト道から土のトレイルに入りひと登りで金冠山山頂。
 
富士山右麓に見えるのが沼津市、清水町あたり。
湾のように海が入り込んでいるが、 あの辺りが伊豆半島の付け根なんだなぁ~、と。
右端に見える島が発端丈山からも見えた淡島。
 
富士山の左側に南アルプス。 いい感じに見えている~!
 
金冠山を下り、再び戸田峠の駐車場へ。
途中から達磨山方面に目をやると、 あんなに高い所に登ってゆくのか?
 
戸田峠の駐車場の片隅から達磨山方面へのトレイルに入る。
小達磨山への急な階段を上り、フィ~と振り向く。
南アルプスから富士山。 手前右に白い鉄塔が乗っているのが金冠山。
 
結構きつい思いをして登った小達磨山 (9:09) は展望なしのトレイル上と言う感じ。
そこから下り笹原に出てくると行く手に大きな達磨山。 また上りがきつそう~。
いったん西伊豆スカイラインに出て、左カーブの部分を歩く。
 
車道歩きを終え達磨山に登り始める。 富士山と小達磨山を振り返る。
 
達磨山山頂への長くて急な階段を休み休みのぼり、
と~ちゃくっ! (9:48)
ブログトップの写真が達磨山山頂からの富士山。
 
戸田の町と港。 駿河湾の向こうに南アルプス。
 
さて、達磨山の先へ。 下り気味だしあまり山らしくないが、 どこまで行くのだろう。
 
達磨山を降り切ると戸田駐車場に出る。
そこからひと登りで古稀山。
お腹が空いたので、ここでおやつ休憩。
 
古稀山から振り返り、富士山と達磨山。
 
古稀山を下りきると再び車道。 そこから10分程車道を歩くが、歩道がほぼ無い所もある。
ここが伽藍山?
歩いてきた車道を振り返って撮っているが、奥が本線。 手前は大きな駐車場(?)に入ってゆく。
 
駐車場(?)の奥の方から覗くと土肥が見えた。(たぶん)
 
伽藍山からはピストンで戻る。 復路の登り返しが心配だったが、往路よりも楽だった。
トレイル上花はほぼ見ず、アセビがこのくらい。
 
アセビの木が多いがあのガシガシ伸びている枝は何の木だろう?
 
これもアセビらしい。
 
戸田峠の駐車場には13:00ごろ戻り、「だるま山レストハウス」でトイレ、もう一度景色を眺め、
「美味しいもの食べたいなぁ。」と検索すると、30分ほどで「道の駅 伊豆月ヶ瀬」に着くというので行ってみた。
 
なかなか面白い道の駅、提供している食事も面白かった。 わさびとか、ズガニとか。
私が頂いたのはマグロユッケ丼。 おいしかった~!
 
 伊豆三山に続き、展望の良い日に伊豆山稜線歩道を歩けて良かった。 冬は空気も澄んで展望も良いだろうが、風が強いとかなり寒いかもしれない。 今回は割と暖かく、風もない、けれど展望も良いという好条件の中歩けて良かった。
 
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伊豆三山ピストン(発端城山・葛城山・城山)

2024-01-19 13:55:12 | 山登り in 静岡県
2024年年1月16日(火)
発端城山山頂近くから富士山と駿河湾を望む
 
 前週は焼津アルプスを歩き、そこから眺めた伊豆~沼津辺りの山々も気になっていた。 天候の様子などを見て今回は伊豆三山を歩いてみることにした。
 伊豆三山は沼津市の内浦長浜辺りから発端城山(ほったんじょうさん 410m)~葛城山(葛城山 452m)~城山(じょうやま 342m) を縦走し、大仁駅に下山、もしくはその逆ルートなどが一般的だが、私は車でアクセスするためどうしようか、と。 車の駐車を考えると大仁側の方が考えやすかったため、こちら側からのルートにすることにした。 ピストンで戻らなくてはならないため、城山~葛城山を廻った後、発端城山まで行けなくても今回は仕方ない、という気持ちで向かった。
 
 
 山行出発は 7:00を考えていたが、韮崎周辺一般道で交通渋滞に合い駐車場には 7:30頃の到着となってしまった。ナビ通りに進んだら大仁南ICまで連れて行ってくれなかったのはなぜだろう? ナビは自動更新するはずなのだけど。。。よくわからずナビ通りに行ってしまったが、多分「伊豆縦貫自動車道」で新東名、もしくは東名高速道路から大仁南ICまで行くと良いはず。
 当初は早い時間に着いて駐車確実と思われる大仁駅前の有料駐車場に駐車し歩き始めようと思っていたが、時間も遅くなったのでとりあえず城山登山口駐車場を見に行ってみたらなんと一番乗り。 5台ほどしか駐車できない場所だが駐車できた。 これなら三山行けるかな?
 
登り始めは岩が多く歩きにくい。
「ずっとこうかな?」と心配したが、城山周辺だけ。
城山はロッククライミングでも有名な山だ。
 
アオキの赤い実が豊作。
 
巨石群の脇を通った。
 
三山の縦走路は稜線を行くのではなく、各ピークを結ぶトレイルはほぼ樹林帯の斜面をトラバース。
なので、ピーク以外は写真のようなトレイルで展望はなく、黙々と歩く。
春~夏にはお花が咲くかな?
 
なんだろう? 赤い実など見ながら。
 
 城山、葛城山を先に登頂する予定だったが、歩き始めて気が変わった。 登山口の駐車場に停められたうえ、CTより速く歩くことができている。 なので先に発端城山まで行ってみることにした。 葛城山からの展望も良いのだが、一番見たかったのは発端城山からの景色だった。 なので発端城山から戻る時間を見て、葛城山、城山を割愛しても良い、という気持ちに変わった。 なので更に黙々と歩き。。。
 
出発して約1時間半。 あら。 あの辺かな。
 
発端城山山頂と~ちゃくっ!(9:37)
こまかなアップダウンはあるものの、ほとんど山腹トラバースのようなトレイルなので、
順調に良いペースで山頂まで到着できた!
 
富士山も期待通り良く見えている!
 
富士山左方には毛無山など天子山地、その背後には南アルプスの山々が見えている?
雪がついているのが南アルプスか、雲の中なのか、よくわからない。
 
東の方、山頂名板の背後には葛城山。
写真切れている左の方には箱根の山も見える。
 
西の方には駿河湾。
内浦湾沿いの景色が美しい。
 
達磨山方面も見える。
 
天城山の万次郎岳、万三郎岳
 
広々とした山頂からの景色も美しいのだが、登山道を少し内浦湾の登山口方面に下る。
すると。。。
 
淡島が浮かぶ内浦湾越しの富士山。
今回一番見たかった景色だ。 いやぁ~、満足、満足♪
 
その後再び山頂に戻り、時間は早いがお昼ご飯休憩。
山頂は北風が冷たく吹いていたが、ダウンを着こみ日なたに座って何とか暖をとる。
 
発端城山で1時間ほど過ごし、10:30頃気分よく葛城山に向かう。
 
葛城山に向かうルート上には「背面登山口」と途中にもう一か所山頂への登り口があるのだが、
一番遠回りの「ハイキングコース」を進んだ。
 
スイセンが植えられていて花盛り。
 
ロープウェイの下を通り抜ける。
 
竜神様らしい。 辰年なのでよ~くお参りしておく。
 
山頂付近に到着すると公園になっており、ロウバイが咲いていた。
 
 
 
紅梅も。
 
そして「伊豆パノラマパーク」の「碧テラス」(11:59)
 
カフェでコーヒーや美味しいものを買ってこんな素敵なテラスでいただける。
私はこの日はそんな気分でもなく、見るだけ。
写真右方は箱根の山々。
 
富士山左方に天子山地と南アルプス。
富士山手前には愛鷹山、沼津アルプスの鷲頭山、大平山。
 
駿河湾越しの南アルプスもすごい風景だ!
 
景色を堪能し、12:15ごろ城山に向かう。
帰路は「背面登山口」ではない方のショートカットルートを使った。
ザレの急斜面で悪評だが、慎重に行ったらOK。
 
時間は充分にあったので城山山頂にも向かう。
分岐から山頂に近づくにつれ岩の露出が多くなる。
 
城山山頂と~ちゃく! (13:37)
山頂両サイドに木が茂っているので北東側の展望は良い。
 
富士山はこんな感じ。
 
奥に箱根の神山、駒ケ岳
麓には狩野川が流れる。
北風がビュービュー吹いてきたのですぐに下山。
 
木立のトンネルはきれいだけど多分ヒサカキ。
季節になると匂うかな。w
 
これが城山のロッククライミングゲレンデ。
よくよく見たら上っている人がいた。
 
14:20 無事下山。 三山周れて良かったなぁ~!
 
途中寄ったコンビニからの城山(右)。
 
帰りがけ、「道の駅 伊豆のへそ」に寄ってスィーツタイム。
 
 この日も静岡県に向かい無事富士山を堪能できて満足。 せっかく行っても三山周ることができないかもしれないと思っていたが、割と歩きやすいトレイルで時間内にこなせてよかった。 ただ内浦湾の方から縦走する場合は発端城山への上りがとても急登だそう。 それでもそちらからのルートは展望台もあり景色が良かったと聞いたので、いずれ挑戦してみたい。
 それにしても、東名高速道路と新東名高速道路、今回は「伊豆縦貫自動車道」も加わりなかなかに理解しがたいなぁ。
 
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焼津アルプス探訪 満観峰~花沢山

2024-01-14 21:10:21 | 山登り in 静岡県
2024年1月9日(火)
日本平から望む焼津アルプスモルゲンロート
 
 前日は日本平、久能山東照宮などの観光を楽しみ一泊。 海の朝景などそうそう見られないので三度日本平へ。 
 
6:25
東の方向は良い色づき。 だが、水平線には雲がかかっている。
さらに、太陽が昇る地点は伊豆半島からになるが、有度山で見えない。
富士山が紅に染まるのを観れればよいのだが。。。
 
最初富士山にはこれより厚い雲がかかっていて「ダメだぁ~。」と思っていたが、
雲がだんだん引いてきた。
 
7:01
富士山の斜面に朝陽が当たった。 満足~♪
さぁ、登山口に向かおう! この日の登山は焼津アルプスの中の満観峰と花沢山。
 
海沿いの150号線を走っていると割と海岸線に近い辺りに漁船がいっぱい見えた。
ちょうど駐車場があったので海の景色を見る。
しらすとか桜エビとかの漁なのかな~?
 
反対側にはしらす屋さんとその奥に南アルプス。
こんな海沿いの街から見えるなんてすごい!
 
花沢の里臨時観光駐車場には8時30分ごろの到着になってしまった。
ここにはトイレもあるが、少し離れたところにもここより大きな駐車場が有る。
「花沢の里」は単なる山の登山口ではなく、歴史的にも重要で美しい景観を持つ集落だ。
 
ロウバイがもうたくさん咲いており、良い香り。
 
石垣と板張りの美しい集落の中を歩いてゆく。(8:57)
 
みかんが売られている。 大変美味しそうだったが、前日三保の松原で買ってしまった。
谷あいの集落を山の方に向かってゆき、建物が途切れる辺りから山に登り始める。
 
シキミが咲き始めていた。
 
集落から山の斜面にはミカン畑。
 
満観峰は標高 471mの低山ではあるが、結構急登。
もっと楽々登れるかと思っていたが、根っこや岩もあるし、いつでも注意!
 
鞍掛峠で一息入れ、さらに進む。 ステキなベンチ。(9:57)
目の前の大木は桜らしく名前は「見上げ桜ベンチ」
 
お正月飾りの日付の切り株。
 
山頂への稜線、丸子の出合いに到着。(10:08)
「もうあとちょっとだ!」と思っていたら。。。
 
またまたすごく急登
 
満観峰山頂と~ちゃくっ!(10:12)
ひろびろとして気持ちの良い山頂!
 
お正月飾りの山頂名板
 
もちろん富士山がよく見える!
 
駿河湾の向こうに箱根の山々~伊豆半島(東方向)
左端手前の山は日本平だ。
 
西の方、眼下に見えるのは焼津漁港なのかな?
 
山頂を東の端の方に行くと南アルプスも見えた!
 
山頂中央には大きな木に囲まれて祠が。
ご挨拶してきた。
 
北の方の山々。
ベンチに腰掛けコーヒーとパンを頂く。
少し風が吹き始め冷えてきたが、青空なのが幸い。
 
次は花沢山に向かう。 (10:10)
こちらの下りもとても急で気が抜けない。
 
途中東側の展望が開ける場所があった。
これは素晴らしい!
駿河区の街並みの中に東名高速道路が走り、安倍川を越えている。
海沿いの小高い山が日本平。
 
倉掛峠への分岐まで激下り。
分岐まで下りて少し上ると。。。
 
またまたこれは素晴らしい!
ここにはベンチがあり、その名も「日本一の展望地 家康ベンチ」
東名高速道路が花沢山の下に入って行くが、ここが日本坂トンネル。
そしてこの後日本坂峠まで下り、そこから花沢山へはまた急登。
木々に囲まれ足場も悪い所が多く気を使う。
が、しばらく行くと。。。
 
展望が開け、南アルプスが良く拝めた!
上河内岳、赤石岳、悪沢岳のようだ。
 
引くとこのような感じ。
中央左のピークが満観峰山頂。
その後も登りにくい急な斜面を登ってゆく。
 
ようやく花沢山山頂到着。(12:39)
展望はなし。
ここまで来る間に風がとても強くなってきたので、少し休んですぐに下山。
下山は一度日本坂峠まで戻り、そこから花沢の里に向かって下る。
 
日本坂峠を花沢の里方面に進むとあるベンチ。
「焼津辺(やきつべ)展望台」
 
下ってゆくと朝歩いてきた道に合流。
「高草山 法華寺」の脇に出た。
ここには「→日本坂峠」などの道標が無い。
 
 このあと 13:43 無事に駐車場に到着。 低山ながら登りごたえのある山で、決して楽々お手軽にハイキング、という感じではなかった。 そして低山ながら素晴らしい展望! 山、海、街、川、高速道路、と見ごたえ充分! さらに花沢の里では美しい集落も拝見でき、充実感のある山行だった。 高草山や朝鮮岩なども残しているので、いずれまた来ることができればと思った。
 
 下山して少しお腹がすき、せっかく焼津まで来たので「桜エビのかき揚げが入ったおそばが食べたいなぁ~」と思い検索したお店に向かった。 が、なんと臨時休業。 諦めて焼津ICから東名高速道路に入り、すぐの日本平PAで「美味しいものないかな~?」と見ると、、、
 
あった~!!\(^o^)/
普通に美味しかった~!
 
 その後東名高速道路を上から見た日本坂トンネル、安倍川を通過し、東京へと帰って行った。 観光、山登りとも発見が多く、大変楽しく充実した2日間だった。
 
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焼津アルプス探訪 #1 ~前泊 久能山東照宮など~

2024-01-12 21:21:01 | 山登り in 静岡県
2024年1月8日(祝・月)
日本平より望む富士山と駿河湾
 
 冬になったら行ってみたかった焼津アルプス。 さらには「どうする家康」終了記念も重なり、新年初の遠出は焼津方面に決定! 普段滅多に使わない東名高速道路は、自身の運転で御殿場より先に行ったことが無いので、こちらも初物。 見たい行きたい場所が盛りだくさんな為、正月疲れをいやすために一泊で出かけることした。
 
 出発日は 1/8(祝・月)という事もあり渋滞を心配したが、出発は 5:30くらい。 一日目は観光だから、ゆっくりと。 それでも仕事の車が少なく道路はスムーズだった。 まずはなるべく早い時間にしっかり富士山を拝もうと向かった先は「日本平」。 「どこで富士山がきれいに見えるかな~。」ととりあえずは「日本平夢テラス」に行ってみる。 小高い丘に立てられた建物3階部分にはぐるりとテラスが巡らされ、360度の展望を拝むことができる。
 
西側には日本平ロープウェイの日本平駅と駐車場。
久能山東照宮にはここからロープウェイで下るか、久能山麓から 1,159段の階段を歩いて上がるか、のどちらか。
左に見えるのは駿河湾、正面に見える山並みが焼津アルプスだ。
高いピーク左の方から花沢山、高草山、満観峰、と続く。
花沢山の下には日本坂トンネルが走っている。
 
上写真より少し北方向には静岡市駿河区~葵区のビル群。
ビル群の中、島のように浮き出た山の連なり、左先端辺りが新静岡駅、静岡駅、そして駿府城公園がある。
 
北には南アルプスの白い山が見えた。 左の方は新田岳、茶臼岳、右が聖岳の様だ。
手前右の大きな双耳峰のような山は竜爪山らしい。
 
そして東には富士山、愛鷹山、箱根の山々。
手前には駿河湾と三保松原海岸。
 
上の写真より少し南側に向くと、遠望左端に箱根の神山、
写真中央海岸線に低い山の連なりは沼津アルプス(香貫山 徳倉山 鷲頭山)
右に大きいのは伊豆半島。
 
日本平夢テラスや周囲の展望所、駐車場などを見て歩いた。
 
日本平夢テラスから少し歩いたところに茶畑があったのでそこから一枚。
散策を楽しみ 10:30頃車に戻って出発。
 
久能山麓の商店街。 いちご農家さんなどが経営するお店が立ち並ぶ。
この辺りに駐車して表参道の階段を上がって「久能山東照宮」をお参りする。
商店の駐車場は買い物をすると無料になったりするが、基本料金は場所によって様々。
表参道に近い程高いのは仕方がないが、この時期どうやら季節料金らしく調べてあった料金より高かった。(1,000円/回)
少し離れた場所には 500円/回の駐車場も有った。
 
1,159段の階段は段差が低く整備され、とても上りやすくあっという間だった。
景色も大変良い。 麓に見えるビニールハウスは多分全部いちご。
 
社務所辺りまで上ると寒桜が咲いていた。
 
階段を上ったご褒美に、麓のいちご屋さんで買った「いちご餅」を頂き休憩。
これ美味しかった~!
休憩後参拝させていただく。(社殿・博物館 800円)
 
唐門
 
家康公御手形(38歳時 推定慎重155~159cm)
 
玉垣の彫刻 白うさぎ
 
御社殿 拝殿など
どこもかしこも三つ葉葵の御紋がいっぱい
さて、
この中でひとつだけ他と違う御紋がある
 
左端の御紋が逆さになっているが、これが「逆さ葵」
「建物が未完成であることを表し、さらなる発展への願いが込められている」のだそう。
 
神廟
 
「金のなる木」
「金のなる木」について家康公が自ら筆をとられ三本の木を描き、
「よろず程のよ木(すべてほどよき)」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」
と書かれ「これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう」と仰せられました、という遺話。
 
参拝後は久能山博物館を拝観した。
テレビでも拝見した金ぴかの甲冑、金陀美具足や洋時計。
「これが千姫にあげようとしていた鉛筆かなぁ~」というものや、身の回りの様々な物。
展示されているもの以外にも収蔵品がたくさんあり、時期や季節により度々展示品が変えられるそうだ。
 
久能山東照宮の参拝・見学を終えすっかりお腹が空いてしまった。
最初は久能山麓のいちご屋さんで美味しそうないちごパフェなど食べたかったが、
甘い物よりご飯が食べたくなり、「海の幸だ!」と「三保松原」へ向かった。
幸い駐車場にすんなり停められ、すぐ近くのお店で昼ご飯。
 
「清水港海鮮 まぐろ屋」さんのまぐろづけ丼
本当に美味しかったわ~、これ!
 
三保の松原
 
羽衣の松(三代目)
 
砂浜から富士山
 
奥に伊豆半島
清水港に大きな船が行ったり来たり
 
海を離れ御穂神社へ。
 
羽衣の松の公園からこの松並木の歩道「神の道」を歩いて神社まで来られる。
 
御穂神社への参拝も終え 15:30過ぎ。 再び日本平へ行ってみる。
 
真っ赤とはいかなかったが、良い色で太陽は沼津アルプスに沈んで行った。(16:46)
 
桃色に色づいた富士山。(16:50)
 
富士山夜景 (17:21)
 
日本平からの星景 (18:25)
 
 震えあがるような寒さでもなく、早い時刻に星景まで撮ることができ、大変うれしかった。 久能山、三保の松原は長女が小さなころ私の父との思い出深い旅行地でもある。 多分今回はそれ以来初めて。 そして「どうるす家康」を観て家康にまつわるあちこちに行ってみたい、と思っていた最初の訪問。 時間があれば駿府城公園や静岡浅間神社も訪ねたかったが、それはまたの機会だ。 その後ホテルに向かい、翌日の登山に備えゆっくり休んだ。
 
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