2019年4月22日(月)
六万騎山 カタクリ群生地より
新潟の花のお山、昨年は早春に日本海沿いの角田山などでミスミソウなどを拝見しました。 今年も都合が合えば行きたかったのですが行けずじまい。 で、もうひとつお花の山と言えばこちらも行ってみたかった。 この時期の六万騎山と坂戸山。
「六日町カタクリ保存会」さんのサイトを見ていると六万騎山はカタクリ終了、坂戸山は二合目あたりが満開、というような情報で「いつ行こう?」と思っていましたが、ゴールデンウィークに入れば行けるかどうかわからないし、ちょうど22日は9時ごろから曇りが晴れに変わるらしい。 お昼過ぎには「晴天」マークもついているので良いじゃないか、と行ってきました。
ところが、トンネルを抜けると雨だった。。。(ToT) 7時半ごろ塩沢石打SAに入り小雨の空を眺め眠くなったのでひと寝入り。 起きたら晴れてるかもと思ったが、8時過ぎても重い雲が立ち込めている。 そうそう晴れそうもなく、辺りを見回すと桜がきれいに咲いていたのでこの辺を散歩して晴れるのを待とう、と高速を降りました。
なんとなく桜に魅かれて走っていたら「大原運動公園」があり車を停められたので歩いてみる。
舞子スキー場に向かう道は桜並木で美しい。
田んぼの畔や道沿いにはたくさんのフキノトウ。 美味しそう。
採りたいけどダメだよね。(^^;)
ツクシもたくさん。 美味しそう。(ぇw
こんな公園で遊べるなんてうらやましいなぁ。
ここにもフキノトウがたくさん。 ここなら採っても良さそうだけど遠慮した。
あ~、豊作だなぁ~。 いいなぁ~。
ナガハシスミレがあちこちに。
こんな景色、いいなぁ~。 カエルの声も聞こえる。
あの桜まで行ってみようと思う。
田んぼの水は雪解け水?
田んぼの畔を眺めながら歩いていると白いエンゴサク?
とてもきれいだった。
そしてツボスミレとスギナの水滴に汚れも構わず座り込み。
いやぁ~、楽しい。 今日はここで一日過ごしますか?
ちょっと歩かないと、運動不足だから。
と、桜に近づいてゆくと。。。
おぉう! 青空!
来た、来た~! まずは六万騎山に向かいましょう~!
結局この時 10:45ごろ。
で、六万騎山の庚申塔がわ駐車場へ。(11:30過ぎ)
地蔵尊側の駐車場はいっぱいでしたが、こちらは余裕で停められた。
こんな時間だから五日町駅にでも車を停めるようかと思っていた。
庚申塔側から地蔵尊側登山口まで車道を歩き、登り始める。
地蔵尊の屋根の下の彫刻は何かの物語かなぁ。
すぐにタチツボスミレ。
そして楽しみにしていた赤いイカリソウ。
新潟県木ユキツバキはこれかな?
その後登山道はきれいなイカリソウがいっぱいで止まってばかり。
登り 0.5km 25分と書いてあったので、
こんな時間でも坂戸山まで登れる、と思っていましたが、これはかなり危うい。
でも、
しょうがないよね。w
見晴らしの良いカタクリ群生地に来ました。
向こうに見える4本のタンク、yosiさんの所で見た駅前のアレじゃない?
六万騎山のカタクリは終了のような印象でしたが、この辺でもきれいなお花は見られました。
花数は少なくなり、傷んだものも多いのでしょうが、雰囲気はわかります。
きれい、きれい!
よく見ると、カタクリと一緒にミチノクエンゴサク?
桜の木が折れているさまはかわいそうでもあるのですが、
カタクリと桜のお花が近くに一緒に見られる。
遠くには白いお山も。
急いだほうが良いのに、山頂に近づくにつれカタクリの状態も良くなり、
エンゴサクもたくさん見られ、更に時間がかかる。
赤っぽいのも青っぽいのもミチノクエンゴサク?
これはクロモジでしょうか。
サクラもきれいでとても楽しいです!
が、標高 321mとは言え、急登できつい、きつい。
ツアーの奥様方が途中で下りていました。
ようやく着きました、山頂~!(13:29, 321m)
晴れてきたとはいえ、雲が張ったり流れたり。
遠景は良くありません。
さて、次は坂戸山だ! もうあまり撮らないぞ、と思っていましたが、
やっぱり撮りますよ~!
わ~い、イワウチワ咲いてた!!
今シーズンは見られず、かと思っていたからうれしいね。
新緑とタムシバ。
さて、次に向かいましょ。
昨日でブログ開設14年満了。 本日より新たな15年目が始まります。
15年というなんだか区切りの良い数字。 時は偶然にも平成から令和になろうというこの時。 私的には髪を切ったくらいでほとんど変化はありませんが、仕事面では2020年度より色々変わる教育改革に向け、既に様々な変化に対応せざるを得ない状況です。 新しい物事を取り入れることにだんだんと対応したくないエキスが出始めていますが、それでも時間を掛けて慣れてきている自分を「やれば出来るじゃないか。」と生温く見守っています。
5Gも実用化されるらしい本年、この先様々な機器にも対応できるのか不安も募りますが、あれだけ拒否していたスマホも現在無くてはならないアイテムとなっています。 案ずるより産むが易し。 まぁ、何とかなるでしょう。
年を取り体力の衰えを日々感じる、と数年前から嘆いているのに実際には具体的、継続的に何もできていない。 この状況こそ早急に打破しなければなりません。 なぜなら、体力の衰えと反比例して、登りたい欲望は上昇するから。(^^;)
やるべきことはわかっている。 あとはやるだけなのです。 うん。 やろう。。。かな。w
山に登って素晴らしい景色を眺めて、時に予期せぬほど素晴らしい光景に出会って、見たこともない花や動物に出会える喜び、それを撮影すること、は今のところ何事にも代えがたい。 健康と体力を維持して、なるべく長く続けたいなぁ、と思うのです。
また、そう思うにつれ「いつまでできる?」というリミットも自然と考える歳になってきました。 だからこそひとつひとつを大切にしてゆきたいという思いと、それも大切だけれど他にやるべきことも色々あるよ、という思いもわいてきます。
総じて「あと何年後に」ということは考えにくくなってきました。 今できること、やらなければいけない、と感じる事をきちんと吟味して実践できるようになりたい、と本当に思います。
仲良くしてくださる皆様、これからもよろしくお願いいたします。