out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

娘と三ツ峠山

2024-06-02 16:14:01 | 山登り in 山梨県
2024年6月1日(土)
三ツ峠山から富士山を望む
 
 この週末は天気がまずまずなら娘と遠出をする予定だった。 が、予定していた 土・日・月曜日とも現地の天気は悪く延期することに。 土曜日は関東周辺陽も出そうだったので、私は何か所か行きたい所をピックアップし娘も誘った所、娘は三ツ峠山に登ったことが無いというのでこちらに決定。 数年前に訪れた時には6月中旬ごろに咲いていたカモメランがもう咲き始めているらしい。 
 
この日は花を見るだけでなくトレーニングもしたいので達磨石の登山口から。
中央高速の渋滞を避けるために 6:30出発。
 
登り始めから急登が続く。
もうツツジは終わったかと思っていたが、まだヤマツツジがきれい。
 
「股のぞき」到着。(7:08)
自分の股からでなく、木の股から富士山を眺める場所。
ただし予報に反して空はどんより、富士山は雲の中。
 
小さなお花や
 
キノコなど眺めながら、急なトレイルを登る。
 
馬返し到着 (7:27)
湿っているので緑がきれい。
トレイルはさほど歩きにくくはない。
 
と、娘が「富士山見えてきた!」
 
あら、ほんとだ。 予報が当たるかな。
 
ずっとつづら折りの急なトレイルを登りようやく八十八大師到着。(8:12)
ベンチに座りおやつ休憩。
ここまで来れば山頂まではあと一息だが、ここからのトレイルは
崩落斜面や岩の出ている場所、階段など険しさが出てくる。
 
キバナノコマノツメ
お花など見ながら慎重にゆっくり。
 
ナツトウダイ
 
ミツバコンロンソウ?
 
 
 
ウツギ
 
富士山が見えてきた!
 
四季楽園さんの分岐辺りから屏風岩。
あとひと登りだが、急な階段が辛い!
 
ミツバツツジが咲いていた!
 
 
 
ニガイチゴ
 
電波塔のある辺りからの最後の階段は登りやすいものの辛い所!
娘はラクラク~♪
 
三ツ峠山 開運山と~ちゃくっ! (9:08)
ところがこのタイミングで富士山方面は真っ白。
 
手前は御坂山辺りか、その奥雲に半分隠れているのが甲斐駒ヶ岳。
奥秩父方面なども若干見えたが、お花を見に行く。
 
シロバナノヘビイチゴ
 
シロバナフウリンツツジ
 
カモメラン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マイヅルソウ
 
ツルシロカネソウ
 
 今回カモメランは随分少ないように感じた。 2022年6月20日に訪れた時は2017年6月26日に見た時より随分少ないと感じたが、その2022年よりさらに少なかった。 時期が早すぎたから? これからもっと咲くのかな? なにしろ 2022年は 6/20に行っているのでアツモリソウも咲いていた。 今回はまだ葉っぱとつぼみを一つ見ただけだ。 時期が早すぎたという事だけなら良いが。。。柵の中ではたくさん咲いているが、柵の無い所にはまったく、という状態。 こんなに早く咲いていることも、柵の無い所には全く見られないという事も、なんだか嫌な感じ。。。
 
お花を見てから御巣鷹山に行き、その後北側のトレイルを通りトイレに寄っていると、
「きれい~!」という声が聞こえた。 「何か花が咲いていたかな?」と思っていると、
通りがかった男性から「富士山全開ですよ。」と教えていただいた。
 
あら、本当だ!
 
三つ峠山荘さんの前ではまだミツバツツジの花も残っており、
富士山と共に。
 
その後木無山の方へも行き、クライミングゲレンデの絶壁から富士山を眺め、
広場でお昼ご飯を頂き下山開始。(11:04)
 
もう一度富士山を眺め下山する。
 
屏風岩はクライミングの人たちが多くなっていた。
 
登るのは大変だったが、お喋りをしながらの下山はラクラク。
それでもこの急なトレイルを良く登ったなぁ~、と。
 
 けれど、この日は全体で 8.2kmほどしか歩いていないし、陽は出たものの空気は割と冷たく歩きやすい一日だった。 これから蒸し暑い中でも登れるように暑熱順化のトレーニングも期待していたのだが、これではダメだったろうな。 (暑熱順化のために暑い日に歩かなければいけないわけではないが) とりあえず、ちゃんと毎日運動しよう!
 
 12:46 には終了できたので、帰りの高速もスイスイ、渋滞なしで帰宅できた。 そこそこの天気だったが、娘と楽しい一日を過ごすことができた。 延期した遠征は一応来週を予定している。 天気が良くなるといいな。
 
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雪頭ヶ岳 鬼ヶ岳

2024-05-10 00:03:21 | 山登り in 山梨県
2024年5月4日(土)
鬼ヶ岳山頂より一本角越しの富士山
 
 GW後半一日おきに用事があり、どこへ行こうか、混みそうだからどこにも行かずに家でゆっくりしようか、とか色々考え、それでも天気が良いと聞くとやっぱり山に行きたくなった。 朝は早く出れば渋滞回避できるだろうが、帰りの渋滞を考えるとあまり遠くに行くのは辞めておこう、せっかく天気が良さそうなので展望の良い所がいいなぁ、などと思い、何度も行っているが西湖畔の雪頭ヶ岳~鬼ヶ岳に行くことにした。 この時期ならまだコイワザクラも見られるかも。
 
6:30過ぎに現地到着。 駐車場のトイレはまだ開いていないので西湖根場浜の公衆トイレに寄る。
いつもの様に「西湖いやしの里根場」の登山者用駐車場に駐車。
中央奥に車が見える場所にいつも停めるのだが、左の黒い車の所まで登山者用駐車場だと今回初めて知った。
舗装されていない草地の場所すべてが登山者用駐車場だった。 広くてありがたい~。
(出発 7:00)
 
いやしの里を通り過ぎ西の方に向かう。
東入川堰堤広場登山口まで15分程。 そこから植林帯の急登をひたすら登る。
が、今回は鍬ノ峰の後のせいか急登がそれ程でもなく感じた。w
 
1時間ほど登るとカラマツの植林帯。
芽吹いたばかりの柔らかい新緑がきれい。
 
さらに30分ほど登るとブナの森。
こちらも開いたばかりの柔らかそうな葉っぱ。
この後岩場が見えてきて、雪頭ヶ岳が近いような気がするけどまだあと1時間ほど登る。
 
標高が上がるとフジザクラ(マメザクラ)がたくさん咲いている。
 
なんだろう? ウツギのような。
とてもかわいい。 何か所かで見た。
 
雪頭ヶ岳の展望所に到着! (9:30)
天気が良すぎるのか、こんなに近くでも富士山が霞んでいる。
朝の中央高速からもボンヤリとしか富士山が見えなかったほど。
 
右に西湖、左に河口湖、奥には山中湖も見える。
 
右麓に河口湖。 河口湖大橋も見える。
中央に大きく十二ヶ岳、左奥に三つ峠山、中央一番奥が丹沢で一番高いピークが蛭ヶ岳。
 
景色の良い岩に座り込み、考えた。
この日は鬼ヶ岳まで行った後更に北の節刀ヶ岳まで足を延ばす予定だったが、
ここに 9:30に着くことができたので、さっさと下山して渋滞なしで帰りたい、という気持ちが強くなった。
なので、座る場所が沢山あるここでコーヒーとパンをいただき、13:00下山を目標に鬼ヶ岳に向かうことにした。
 
まずは雪頭ヶ岳山頂を過ぎた展望の良い所から南アルプス。
これが見えるから来てしまう!
そう言えば、雪頭ヶ岳山頂名板の位置が変わっていた。
 
ザレの急な下りを慎重に過ぎ、岩場を登って、鉄階段を上って、その先が鬼ヶ岳。
 
鬼ヶ岳山頂と~ちゃくっ! (10:09)
ここに来ると南アルプスから八ヶ岳、麓の甲府盆地、その先に空気が澄んでいれば北アルプスも望める。
この日は霞んでいて北アルプスはうっすら。
 
八ヶ岳~金峰山~甲武信ヶ岳
 
大菩薩嶺~小金沢連山
手前に大きいのが節刀ヶ岳
 
間ノ岳~北岳~手前 鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳
 
聖岳~赤石岳~悪沢岳
 
鬼ヶ岳では撮影をし、しばらく景色を眺めたらすぐに下山する。
 
ここから山中で見られた花を。(順不同)
期待通りコイワザクラが見られて良かった!
 
 
 
 
 
 
タチツボスミレがまだたくさん咲いていた
 
エイザンスミレ
 
ツルキンバイ?
 
キランソウ
 
ワチガイソウ
 
ハルリンドウ
 
鍵掛峠への稜線歩き。
景色は良いところもあるが、ほぼ樹林帯。
急なザレの下りや岩場の下り、切り立った岩場のトラバースなど、
ヒヤヒヤする場所も多いので、慎重に進む。
 
最後の展望岩場から。
南アルプスが良く見えて本当に良かった!
 
岩場の脇を下るのもひと苦労。
鍵掛峠までは何か所か上り下りに苦労する岩場や、切れ落ちた斜面のトラバースなどがある。
 
鍵掛峠(11:24)を過ぎると歩きやすい登山道になるが、
鍵掛峠下り始めに数か所トレイルが崩壊した場所があるので注意。
ミツバツツジは少ししか見られなかった。
 
開きたての産毛がはえた柔らかそうなブナの葉。
 
新緑に包まれるような斜面だが、
延々とつづら折りを下ってゆくのはなかなかしんどい。
 
ようやくいやしの里北端まで下りてきた。(12:34)
サクラはほぼ葉っぱ、鯉のぼりが富士山に向かって泳いでいた。
 
 この後 12:38無事に駐車場に到着。 やはり鬼ヶ岳は私にとって楽ではないのだが、天気の良い日に登れば目の前に西湖越しの富士山、南アルプスを始め360度の展望が開け、コイワザクラ他のお花も見られて本当に楽しい。
 
 さて、13:00前に終了できたので急いで帰宅。 この日は美味しいカフェも何もなし。 ただコンビニでコーヒーとスィーツは頂いた。 JARTICではまだ渋滞は発生していなかったが、高速を走っているうちに上野原と小仏トンネルあたりで渋滞がでた。 ただどちらも5~10分程で通過できたため早い時間に帰宅でき、ストレスなしの一日を送れて良かった。
 
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晴天を狙って鬼ヶ岳

2023-11-17 20:55:00 | 山登り in 山梨県
2023年11月14日(火)
紅葉と富士山
 
 11/14(火)は各地晴天予報が出ていた。 が、高い山の紅葉は既に終了しているし、知っている低山はまだこれから? どこに行こうかと迷ったが、せっかくの晴天予報なら雪で白くなり始めた高い山を見に行きたい。 河口湖の紅葉がそろそろ良くなってきたと読んだのでそちらの方に行ってみようか。 西湖湖畔の鬼ヶ岳から展望を拝みつつ、登山前後にどこかで紅葉観光ができればと出かけてきた。
 
6:12
まずは河口湖畔大石公園から。
10/28より河口湖畔の「紅葉まつり」開催中であるが、実は河口湖の紅葉を見に来たことが無い。
良い紅葉撮影スポットを知らないので、朝景はいつもの大石公園近くから。
 
6:17
山肌に陽が当たってきた。
この近くに立派な紅葉の木があり、既にたくさんの人がスタンバイしていた。
紅葉に陽が当たるのを待たず、山に向かう。
 
「西湖いやしの里根場」登山者用駐車場からスタート。(7:27)
登山者用駐車場は西側の端にある。
いやしの里のトイレは早朝は使えないので、西湖畔のきれいなトイレを利用。
 
登山口の東入川堰堤広場付近はきれいな紅葉が見られた。
ただここからは薄暗い日影を45分程植林帯の急登。
 
カラマツの森に出るころようやく陽が当たってきた。(8:44)
この先まだまだ、結局は雪頭ヶ岳のお花畑まで急登は続く。
 
カラマツ越しではあるが、紅葉に富士山も見られた。
 
黄葉と富士山
 
赤い実やムラサキシキブの実なども見られた。
 
急登を登っていると暑いが大汗をかくほどではない。
実際気温は結構低い。
 
ようやくブナの森。(9:20)
この辺まで来て岩が見え始めるともうすぐかと勘違いしてしまうのだが、
実際にはまだあと一時間ほど急登に耐えなければならない。
 
木々の梢の先に南アルプスがくっきり見えてきた。
良かった!
 
ようやく雪頭ヶ岳お花畑に到着。(10:16)
いつもながら本当にようやく、という感じ。 けれどこの景色を見ると「登ってきて良かった~!」と思える。
手前の赤っぽい木はノイバラ?が沢山赤い実をつけている。
左下に西湖、右上の方に本栖湖、そこから続く天子山地。
 
正面に西湖越しの富士山。
いったん溶けてしまった雪が近日の寒さで一気に戻ったようだ。
誰もいないので良い岩を確保でき、この景色を拝みながらおやつ休憩。
ここは風が吹いていたのでフリースと雨具ジャケットを着た。
 
休憩後雪頭ヶ岳山頂に向かう。
岩のアップダウンの最中、平らな所から。
手前中央が十二ヶ岳、左奥に黒岳、右に三ツ峠山、右奥に丹沢の山々、一番奥高いのは蛭ヶ岳。
見える湖は河口湖。
 
雪頭ヶ岳到着。(10:37)
ここから鬼ヶ岳へはザレたトレイルや岩場を激下り、激上りする。
 
途中南アルプスのこの景色!
見えているうちに来れて良かった~!!
一番手前の尾根はこの後下山してゆくルート。
たぶん一番低い辺りが鍵掛峠で、そこから根場に下山する。
 
南アルプスは左から聖岳~赤石岳~悪沢岳~小河内岳~塩見岳
 
農鳥岳~間ノ岳~北岳~仙丈ケ岳~鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳
 
南アルプス~奥に北アルプス~八ヶ岳
本当にこの日は良く見えた! こんな日は滅多にないだろう。
 
最後に梯子を上ると。
 
鬼ヶ岳と~ちゃくっ!(10:55)
 
鬼ヶ岳まで来るとようやく北側、奥秩父の山々を望める。
瑞牆山~金峰山~北奥千丈岳~甲武信岳~破風山~笠取山辺りまで見えているらしい。
 
黒岳の左には大岳山、さらに左に三頭山。
 
動画も撮ったのでどうぞ。
山梨県 鬼ヶ岳からの展望
 
鬼ヶ岳の一本角と富士山。
時間は早いがここで昼食休憩。
ここも誰もいなかったので、狭い山頂悪いが岩を陣取った。
充分休憩し、景色を堪能してから下山。
しばらくはザレたトレイルや岩が続く激下り。
 
土のある平坦な所にホコリタケ?
 
細かなアップダウンを繰り返し、鍵掛峠手前のこの岩場。
右上に上がると展望が良いが、切り立った岩の上なので注意。
コースは左、ロープが見える方に下りてゆく。 この先左が切れ落ちている岩場のトラバースなので注意。
 
この辺りで南アルプスの展望とはお別れ。
 
鍵掛峠からの下りもザレた激下りや、崩落したような場所もあるので注意。
標高が下がるにつれ色づいた木々も見られた。
約1時間ほど下ると林道に出て、そこからさらに10分程でいやしの里の脇に出る。
 
沢を挟んだ向こう側は有料エリア。(13:54)
あとは駐車場までテクテク歩き、14:05無事終了。
 
終了後は河口湖の紅葉祭りを見に行ってみようかと思っていたが、
平日なのに混雑していそうだし、いやしの里も結構きれいだったので、こちらの有料エリアに入ってみることにした。
 
終盤ではあるのだが、まだまだきれい。
お客さんはほぼ外国人。
 
白い雪が積もっていて良かった。
 
外国の方たちもあちこちでシャッター押しまくり。
みんな嬉しそう。 私も良い日に来れてラッキーだった。
 
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アヤメの櫛形山

2023-06-27 17:26:40 | 山登り in 山梨県
2023年6月20日(火)
櫛形山登山道の大樹
 
 2018年8月、櫛形山に初めて登った。 櫛形山というと山上に咲くアヤメで有名だが、ずっと機会を逃してきたのでとりあえず行ってみようという感じだった。 8月だったのでアヤメはもちろん咲いていなかったが、動物の食害防止柵のおかげで復活した花畑は夏の花でいっぱいだった。 また、赤石山脈の前衛に位置するため、間近に望む南アルプスの眺めが素晴らしかった。
 
 今回は、休みとなった火曜日、どこも天気が思わしくないので、花を見て回れるあまり険しくない山ということで櫛形山を選択。 前回見られなかったアヤメも咲き始めている様子。 
 
写真は帰りに撮ったが、8:00頃の到着で先行車は1台。
奥の休憩小屋にはトイレもあり。
林道に入る前、平林の「みさき耕舎」にもトイレあり。
(ただ両方とも24時間利用可能かはわからない)
 
平林から長い林道を経て池の茶屋登山口駐車場へ。
相変わらず細く長い林道にはひやひやしたが、待避所を確認しながら行けば、
路面は舗装路なのでそれほど心配はない。
ただ現在枝別れする林道で工事を行っており、昼間は時折大きな車が走っているので注意。
 
休憩小屋隣からシカ柵ゲートを開いて山へ。(8:25)
 
クルマムグラ
 
少し登ってゆくとバイケイソウが茂る稜線。
ここからは富士山が望めるが、もちろんこの日は真っ白。
木にはサルオガセ。 奥には再びシカ柵ゲート。
その先スキーゲレンデのような斜面を少し登る。
 
登った先には「眺望ポイント」
以前来た時にはなかったが、わかりやすい案内板とベンチがあった。
ここから南から北へ続く南アルプスオールスターズが望める。
 
更に登ってゆくと霧の中に威厳のある木々。
櫛形山はこんな景色もそれらしい。
 
足元には小さな花々。
 
奥仙重到着 (9:16)
1時間弱で標高 2,000m越え。 駐車場で既に1,850m なのだ。
 
イワセントウソウ?
 
櫛形山山頂と~ちゃく! (9:36)
なだらかに丸い櫛形山山頂部を裸山の方へ向かう。
 
マイヅルソウとコケ。
 
シロバナノヘビイチゴ(葉)とコケ
 
林床にコケが沢山生えている様子は南アルプスらしさを感じる。
 
小さなキノコとコケ。
 
巨大なカラマツ(樹齢推定300年)
こんな風に根元から枝分かれしている木を多く見かける。
 
ネット奥の高い所が裸山 ( 10:21)
シカ柵ゲートをいくつか越えるので、いつネットの中なのか外なのかが良くわからないが、
ここはさらにネットが厳重に張り巡らされ保護されている。
 
ネットの中にウマノアシガタ
 
そして櫛形山のアヤメ。
一部分だけ良く咲いていた。 他はこれから?
 
 
 
ようやく櫛形山のアヤメを見ることができた。
 
さらにアヤメ平に向かう。
 
木の股に育つマイヅルソウ
 
シカ除けネットの中はマイヅルソウが広範囲で群生している。
 
アヤメ平到着 (11:10)
アヤメ平というがここではアヤメは見られなかった。
が、たくさんの花が咲いているので時間をかけて散策し、お昼ご飯休憩も。
 
グンナイフウロ
グンナイ(郡内)とは山梨県の郡内地方の三ツ峠山で発見されたため、だそう。
 
 
 
 
アヤメ平のベンチでお昼ご飯もいただき、下山する。
雨が降りそうなので、ピストンで戻ることにする。
 
途中往路とは違うコースで、サラサドウダンツツジ。
 
ギンリョウソウ
 
原生林の森コース
 
スキーゲレンデのような斜面。 ここを下ったらもうすぐ駐車場。
 
クリンユキフデ
 
下山時、なんと富士山がお出まし。
まぁ~、ありがたやぁ~、と。
 
そして、この日アヤメに次いで楽しみにしていた花も無事見ることができた。
 
 
 
14:29 下山完了
 
平林の集落まで無事車で下り、棚田の写真を。
 
まだ稲が小さいのでアマガエルは見られず。
オタマジャクシは元気に泳いでいた。
 
その後、車で走っていると雨が落ちてきたが、散策中は雨に降られることなく、
見たい花も見ることができ、霧の中の幻想的な森の姿も見ることができて、良い一日だった。
 
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十二ヶ岳でお花見

2023-05-04 17:10:22 | 山登り in 山梨県
2023年4月29日(土)
十二ヶ岳へのトレイルで見たコイワザクラ
 
 何年も前から山梨県西湖湖畔にある十二ヶ岳に登りたいと思っていた。 が、トンネル近くの駐車場が停められなくなったとか、上り下りが険しい山だとか、それ以外の周囲の山の方に興味があったりで、延び延びになっていた。 数年前に新たな駐車場ができ、再度行きたいと思い始め、今回ようやく行ってきた。
 
GW始まりの土曜日、駐車場確保のため早朝出発。
6:30過ぎには駐車場に到着し無事停められたが、随分早い時刻から中央高速道路は車が多かった。
小仏トンネル辺りではノロノロ運転、谷村PAでは駐車場が満車でトイレに行けず、
河口湖北岸大石公園経由で向かったためヒヤヒヤした。
道の駅かつやまに行けば遠回りしなくて済んだみたい。
 
さらに、駐車場を7時ごろには出発したのだが、尾根への登り口がわからずウロウロ。
仕切り直して 7:30に出発。 
 
民家の脇に入り込むように登ってゆくと登山道に出た。
ちょっと変わった観音様?に「この後は無事歩けますように。」と手を合わせる。
 
歩きやすいトレイルを登ってゆきミネ山を越えると左に西湖、右に河口湖が見えた。
 
広くなだらかなトレイルだがこの後斜度が増してくる。
 
毛無山山頂はまだかな、と思い登っていると、
麓には左に河口湖、右に西湖が同時に見えた。
 
トレイルではヒトリシズカがたくさん見られたが、時折スミレも。
これは何スミレだろう?
 
白花で距が紫。 これがオトメスミレかな?
名前は牧野富太郎博士が箱根の乙女峠で発見したことに由来しているそう。
 
ヒゴスミレ?
 
エイザンスミレ
 
毛無山山頂到着。(8:59)
予報程天気は良くなく、雲が多く風がある。
登りで汗をかいたので少し寒いくらい。
 
毛無山山頂からは十二番目の峰を目指してアップダウン。
時折ミツバツツジが見えるがみんな遠い。
右奥は三つ峠山。 という事は、左のうち一つは黒岳かな。
 
富士山と西湖
 
峰に高低はあれ、だんだんとロープ伝いに垂直下降、岩登りをするようになる。
ここは四ヶ岳後の下降。
 
まだフジザクラがあちこちに咲いていた。
丸太跨ぎも多く、全身運動。
 
九ヶ岳は峰を巻くように下ってゆくが、その辺りからあちこちにコイワザクラが見られる。
 
そろそろ終盤、満開の時期だった。
 
 
 
 
 
コイワザクラは急な岩壁斜面に咲いていることが多く、
この日は土曜日だったがほぼ人に会わなかったので、撮影にはラッキーだった。
 
ラッキーだったのは岩の上り下りでも。
行列だったらさぞ焦ってしまうことだろう。
特に十一ヶ岳へのこの上りから先は思っていた以上に大変だった。
 
十一ヶ岳到着。(10:13)
十二ヶ岳が今までの峰以上に大きくそびえている。
 
十一ヶ岳からの下降。
 
降り切るとこの吊橋。
「ひとりづつ渡れ」の掲示。 足を乗せると結構たわむ。(;'∀')
渡り終わった所からずっと岩登り。
 
「まだ岩を登るの~」と思いつつ、足場の良い所で振り返って休憩。
右手前が十一ヶ岳。 一番右奥が三つ峠山。 左の方へ連なってくるのが御坂山塊。
 
岩を登りきり、平坦なトレイルになり、下りで歩く桑留尾(くわるび)方面への分岐を過ぎるとようやく、
 
十二ヶ岳山頂と~ちゃく! (10:52)
西湖の向こうに富士山。
 
山頂奥からは南アルプスの白い峰々も拝めた。
 
十二全ての峰を通過した。
 
雲が張り陽も射さず、風で寒いので、分岐の方まで戻ってからお昼ご飯を食べて下山する。
 
フデリンドウ?
 
ミツバツチグリ
 
下山路にもコイワザクラ
 
下山路はあまり岩の下降はないが、ザレた路面が多い。
 
ようやくトレイル近くにトウゴクミツバツツジ。
 
このようなトレイルになるとホッとする。
 
クロモジ?
 
この日大きなものから小さなものまで、たくさん見られたヒトリシズカ。
 
下山するころ再び陽が射してきた。
気分良く歩いていたが、沢の辺りでトレイルがわからなくなったりした。
すぐにトレイルに復帰したが、YAMAPを見ると多くの人が迷っている様子。
 
だが、その迷うような道はかつて通学路だったようだ。
 途中の道標や、この登山道入り口に置いてある看板にも「通学路」の文字が見られる。(正確には「旧根場通学路入口 全長 2.6km」と書かれてある) 実際西湖の北岸道路ができる以前(1961年以前)、西湖西端にある根場地区の人々はこの道を使って河口湖西部の長浜地区に移動していたそう。 特に根場地区の子供たちは長浜地区の学校に通学するためにこのトレイルを歩いていた、と言う話。 ほぉぉ~、と思わずにはいられない。
 
 13:11には下山でき、通常であればもう一遊びと言う時間だったが、この日はGW初日、朝も車が多かったのでまっすぐに高速道路に乗った。 時間が早かったせいか、今年は泊りの人が多いのか、上り線は混雑なしでスムーズに帰ることができた。
 長年温めておいた十二ヶ岳に登り、コイワザクラもたくさん見られて大変満足だった。 予想以上に険しい岩の上り下りが多いことにはビックリしたが、いずれまた登りたくなる気がする。
 
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