2022年9月26日(月)
五竜山荘からの朝焼け (5:31)
前日は遠見尾根を五竜山荘まで歩き、それだけでも結構ヘロヘロだったのに勢いで五竜岳まで登頂した。 「やれば出来るもんだ」であったが、やはり反動は来るもので。。。夜は8時前にぐったりグッスリ眠り込んだものの、夜中に何度か起きたり、少し気持ち悪い感じにもなった。 が、とりあえず 5:00に朝ご飯を頂き、食べ終わったらカメラをもって足早に外に出る。 日の出は 5:20頃。 間に合うかな~。
5:27
時間もないので本当に山荘前から。 まだお日様は出ていない。
昨日見えなかった富士山がくっきり見える!
5:33
トップの写真と2分しか違わないのだが、色合いがどんどん変わってゆく。
5:39
雲の上からではあるが、お日様が出てきた。
おはようございます。
今年の夏の山小屋は北沢峠でこもれび山荘に泊まっただけなので、
山の上からの夕景や日の出を見れたことは本当にうれしかった。
5:40
朝陽が当たる赤五竜。
6:13
多少身体は重かったが、随分と体調も良くなり、いざ、唐松岳へ向かう。 というか、牛首を乗り越えに行く!
白岳分岐を唐松岳へ。
まずは歩きやすいトレイルをグングンと下ってゆく。
五竜岳を振り返る。 手前は紅葉したミヤマダイコンソウ。
黒岳直下まではどんどん下ってゆくが、その先は唐松岳までずっと上り。
前日に五竜岳から見たその稜線は「結構登るんだなぁ。」という感じだった。
さらにはその上りの中に激しい岩場もあるはず。
大丈夫かな。
この正面のピークが大黒岳、かな?
その後前方に見える岩峰に登り上げてゆく。
どのへんで激しい岩場になるだろう、もう少しかもしれない、
とこの先辺りでヘルメットを着用した。
五竜岳に続きこちらも急な岩場を登るが、
黄色の目印があり、手掛かり足がかりもあるので、慎重に登ってゆく。
ただ、体力がもたず、途中で動きを停め、「ふぅ~」と休憩が必要。
この日はほぼ人がいなくて、渋滞を作らず本当に良かった。
後方、五竜岳と、隣に立山、剱岳。
昨日同様、岩壁を一つ乗り越えるとまたその先に乗り越える岩場が。
また何度も乗り越えさせられるようだ。
うわぁ~、あの天辺まで登らないよね。。。
というか、その手前も険しい。
岩場天辺左端にマークが見える。
あぁ、やっぱりあそこも越えるんだ。
で、やっとこ越えたら、
また越える。 そして、
まだ越える。(^^;)
で、ようやく。。。
唐松岳頂上山荘、見えた!! (9:20)
計画より遅くはなったが、無事難所を通過し、山荘に到着することができた。
ホッとして山荘前で予定以上のおやつタイム。
ゆっくりしてから唐松岳に向かう。
五竜岳⇔唐松岳の縦走は唐松岳から五竜に向かう人の方が多いという印象だ。 なので今回五竜側からこの岩場を越えるのはどうなのかと気になっている面もあった。 牛首周辺の岩場だけを考えた時、唐松岳側から来れば概ね下り基調になる。 五竜から来れば逆に上り基調だ。 下りの方が楽か、上りの方が安全か。 更には八方尾根を登り、唐松岳登頂も終えた後にここを通過するか、私のように朝一で通過するか、など得手不得手で考えてゆくのが良いのかもしれない。 今回私は上りできつかったものの、朝一で上って良かったかも、と思った。(その分前日最後に五竜岳に上ったわけだが)
何はともあれ、一日目に五竜の岩場、二日目に牛首の岩場と、かなりの達成感を味わえた。