out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

石尾根からの展望を

2021-09-25 00:31:58 | 山登り in 東京都
2021年9月20日(月・祝)
 
 台風明け、お天気が良くなりそうな 9/20(月)。 前週月曜日は往復ケーブルカーを利用して大岳山まで登ったが、身体は疲労困憊、筋肉痛。 徐々に慣らさないと、と思ったのだが。 この週天気が良くなると聞いたら遠くの景色を見に行きたくなってしまった。 けど遠くが見える高い山に登れるのか? そういう不安はもちろんあったのだけど、3月に登った鷹ノ巣山からの景色がとても見たくなってしまった。 石尾根から鷹ノ巣山山頂までの景色はとても素晴らしかった。 石尾根まで登れなければその景色は全く拝めず、展望が閉ざされた谷あいでギブアップすることになるので本当にリスクは高いのだが、それでもいいや、という気持ちになった。 おそらくそれ程花も咲いていないだろう。 でも最初からあきらめるよりは行ってみよう。 しかも、もし調子よく登れれば、隣の六ツ石山まで足を延ばす?、という無謀な野望まで。 どうなることか。
 
駐車場には6:30ごろ到着し、出発は7時ごろ。 もう少し早く出たかったが、祝日の朝、一般道も車は多かった。
水根沢沿いを1時間半ほど歩く。
 
途中少しの花を見たり、
 
キノコを見たり。
 
延々と続く沢沿い歩きは長いなぁ、と思うが、
これで徐々に標高を上げているので助かっている部分もきっとある。
 
沢沿いを離れ、倉戸山からの稜線に上がるまでが非常に急登になる。
 
ここで一休み。 まだまだ急登は続く。
バテバテになるかと思ったのだが、どうやら調子はかなり良い。
 
終盤だったが、ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)がたくさん生えている場所があった。
 
いつも通り何人もの人に抜かされたが、良いタイムで歩けている。
祝日だが混んでいるという程ではない。
 
ようやく倉戸山からの稜線に出る。
石尾根まであと一息。
 
あちこちでトリカブトが咲いていた。
 
 
 
空が近くなってきた。 もう少し。
それにしても、林床がとてもさっぱりしている。 これはシカのせい?
 
石尾根に合流し、鷹ノ巣山を目指す。
3月に来た時には広々とした草原の様な印象の尾根だったが、
さすがに草や木々の葉が茂り、景色が違って見える。
ただ、その色は既に秋の走りだ。
 
富士山が見えた! 良かった!
 
大岳山も展望は良いが、ここまで来ると富士山がさらに近くに見える。
そしてすそ野の方まで見えるその姿はバランスよく美しい。
右手前に見えるのが三ツ峠山、左手前が杓子山。
 
鷹ノ巣山山頂到着。(11:12)
暑さが戻ると言っていたが、谷の日影は涼しい程で、山頂の陽はポカポカ気持ち良いくらい。
10組くらいの人々が距離をとって休憩しているが、広場のような山頂は十分なスペースがある。
私も山頂から少し離れた景色の良い場所に陣取りお昼ご飯。
 
こんな景色をおかずにしたら、何でもおいしい。
左奥から大岳山、御前山、三頭山の連なり。 奥には丹沢山塊。
 
三頭山より西には富士山、小金沢連嶺、大菩薩嶺の山並み。
 
大菩薩嶺より西に南アルプスの連なりが拝めるかと期待していたが、
ずずっと雲に覆われていた。 残念。
 
大岳山方面をアップで。
ちょこんと角のある大岳山より左の方にある小さなとんがりが御岳山の奥の院。
それより左に御岳山、日の出山。
 
お昼ご飯を終え山頂から雲取山方面を望む。
中央が雲取山。 左の小雲取山の左後ろに甲武信ヶ岳。
雲取山より右側には白石山、木の後ろに白岩山。
 
12:00前には出発しようと思っていたのに12時過ぎ。
それでも六ツ石山に行く気満々だった。
石尾根をもう少し長く歩きたかったし、多摩百山にも含まれる六ツ石山に行きたかった。
 
広葉樹も多く、見上げるとブナの葉は既に黄色く輝いていた。
鷹ノ巣山からは水根山、城山、将門馬場などあるが、つらい登り返しはなく、ほぼ下りトレイル。
特に城山の先の下りは急坂だった。
 
将門馬場はこのように広い原のような場所。
城山(じょうやま)も将門馬場も、平将門伝説により名付けられたようだ。
さらに石尾根を進み、六ツ石山へは東側(奥多摩駅側)から登る。
 
六ツ石山山頂到着。(13:42)
奥に見えるのは大菩薩嶺。
 
山頂は広場の様だが、周囲に木着が茂り展望はあまりよくない。
木々の向こうに登ってきた鷹ノ巣山。
 
展望はあまりよくないが、周囲の木々で空が丸く見える。
少し休憩してここからの下りに備える。
ここは奥多摩三大急登のひとつとして数えられるのだ。
下りに使って大丈夫だろうか。。。
 
いきなりの激下りではなかった。
 
都心方面は霞んでいるが市街地が見渡せた。 右のとんがりは御岳山奥の院。
 
ここにもトリカブト
 
トウノクボ(14:28)
ここからさらに1時間ほど急下り。
急坂ではあるが、下りにくいイヤな感じのトレイルではなかった。
つづら折れになっていたり、木の根や岩など、ストッパーになるような足がかりがある。
私が嫌いな細かい石や砂が乗った様なもろい土質の、ズルッと滑りそうなトレイルでなかったことは良かった。
が、登りで使う場合は本当に急登がずっと続くことは間違いない。
 
 
 15:30ごろ民家の見える場所まで来た。 日没は 17:30頃なので時間的には余裕がある気持ちでいたが、深い谷の中の 15:00頃は既にかなり薄暗く、ここまで来てホッとした。 が、この辺りで民家の畑の中を通り抜けるような場所で銭形模様のヘビを見た。 マムシかもしれない。 こういう事も考えて、草むらや里に近くなったら手間を惜しまずスパッツくらい履くべきかと感じた。
 
 この日は鷹ノ巣山に登り、六ツ石山まで足を伸ばせて良かった。 コロナ自粛で山に登る筋肉がまったく無くなったわけでもなさそうとわかりホッとした。 それでも調子の良い日、悪い日とムラがあるので、安定して歩けるようになりたいなぁ、と思う。
 もうすぐ緊急事態は解除されそうだし、現在のところ感染者数は随分減ってきているが、何もかも急に安全と言う気持ちにはなれない。 もうしばらく用心しながら、それでもこれからの季節、来季の夏山に向けて、もっと身体を動かしてゆこう!
 
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ヒガンバナ

2021-09-21 23:23:11 | 日記
 
 お彼岸を前に家のヒガンバナが咲き始めた。 撮影したのは9月19日。 とても良い天気だったのでカメラを持ちだした。 家の周りで撮影するのは何だか気恥ずかしい。 今年のお彼岸は 9/20~9/26日。 中日の 9/23を前にもう既に白っぽく終わり始めている。
 
 
 
 
 
シュウメイギクはまだツボミの方が多い。
今年は台風の被害がなく、全てきちんと立っている。
 
 
 
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秋の始まり 御岳山~大岳山

2021-09-17 10:02:36 | 山登り in 東京都
2021年9月13日(月)
アズマレイジンソウ
 
 コロナワクチン接種も二回目を終え、体調も仕事も万全になってきた。 東京都の感染者数も随分減少傾向だ。 天気が悪くはないらしい13日(月)、まだ緊急事態宣言中ではあるが、ひと月以上空けての山に行ってきた。 結局いつも通りの御岳山。 また気温は高くなるという話だったので、なるべく高い大岳山を目指す。 ワクチン接種で熱を出したり、ひと月以上山を歩いていないので、傾斜のあるトレイルを登る自信はまったくないのだが、登らなければ衰える一方だ。 きつければ休み休みでもOK。 慣れた道を歩こう。 秋の花ももう見られるだろう。 何よりなんだかとても歩きたい。 そんな気持ちにようやくなった。 
 
無理せずケーブルカー利用。
夏休みも終わりいつも通りに空いた車内。
到着した御岳平は既に秋色スタート。
 
昨年と同じアングル。
けど昨年より花が多いかな。
 
あちこちゲンノショウコが花盛り。
 
 
 
 
 
こんなに紅いのもゲンノショウコなのかな?
 
 
奥の院遥拝所からご挨拶。
 
フシグロセンノウ もう終盤
 
一輪だけ花をつけた小さなヤマジノホトトギス?があちこちに見られたが、
これは随分花盛り。
 
オクモミジハグマ
 
カシワバハグマ
 
 
 
 
 
芥場峠(あくばとうげ)
 
アキノキリンソウ
 
大岳山山頂到着 (11:15)
やはり上りがしんどいなぁ、と感じつつも良い感じで山頂に到着。
いつも通り木陰の岩に座ったら肌寒かった。
 
三頭山、奥に大菩薩嶺、手前に御前山、ずっと奥に北奥千丈ヶ岳あたり。
 
左奥に丹沢、右1/3辺りに雲がかかった富士山。
やはり隠れちゃったなぁ、と思いつつお昼ご飯。
梨を冷凍麦茶と抱き合わせて持ってきた。 とても美味しかった。
 
食事をしていると山頂が見えてきた。
右に三つ峠山。 さて、下山する。
 
この日期待していたカメバヒキオコシの花はあちこちで見られた。
 
 
 
 
 
アズマレイジンソウ?もちょうど良い咲き具合だった。
 
 
 御岳神社エリアまで下山する途中、いつもより随分と疲労感を感じ、脚も進まなくなってきた。 下りはケーブルカーを使わずに歩くつもりだったが、今日は辞めておこう、と言う気持ちになった。 なので富士峰園地辺りでもう少し花を探したり休憩をして、ケーブルカーで下山。 翌日は体中筋肉痛。 やはり動いていないとダメだな。 けれどまた動き始めよう、と言う気持ちにはなった。
 未だ緊急事態宣言中なので遠くの山には行かないが、近所でも、家でも、身体を動かして体力維持してゆこうと思う。 
 
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しずく朝顔

2021-09-10 12:21:16 | 日記
2021年9月9日(木)
 
昨日はまた雨で、寒いし、いやだなぁ、と思いながら窓の外を見ると、またいくつか朝顔が咲いていた。
雨のしずくが付いて可愛らしい。 うん。 悪いことばかりじゃないね。
 
 
9/4(土)はキャンセル待ちのワクチン接種を無事受けることができ一安心。
 
1回目の接種は当日の夜辺りから接種した腕が痛くなり始め、
翌日には腕が上がらないほど痛くなった。
それで終わるかと思ったらその翌日には37.5度ほどの熱で一日中寝ていた。
大した熱ではないがふらふらするような感じで起きられなかった。
1週間後くらいにはモデルナアームの症状が小さめだが出た。
赤くなった部分は熱を持ったように少しかゆかった。
 
 
そんなこともあり、2回目の接種後は確実に熱が出るのだろうな、と恐れていた。
報道でもモデルナは発熱する人が多いと言っていたし。
 
9/4(土)接種後、すぐに腕がむずむずするような感じがした。
夜には腕が痛くなってきたが、熱はなし。
9/5(日)は朝起きようとするとふらふらする。
熱を測ると 37.4度くらい。 そんなに高くないが、起きる気にはなれない。
寝ているとどんどん具合が悪くなり、目をつぶっていないといられない。
熱を測ると 38.0度ほどになっていた。 その後38.3度ほど上がり、
日曜日は食事もせずに一日寝ていた。
 
 
翌日 9/6(月)も仕事は休みなので困ったことにはならなかったが、結局この日も一日寝ていた。
熱は 37.4度くらいから下がっておらず、夕方には引くかと思ったが下がらなかった。
それでも夜8時ごろにはお腹が空いて、母が作ってくれた食事をいただいた。
 
翌日 9/7(火)には熱も引き、ようやく普通に生活できた。
モデルナは2回目の接種を受けてから14日以降で充分な免疫確認されるそうだ。
が、なんだか3回目の接種などと言う話もちらほら。
もう一回この経験をするのはしんどいなぁ。。。
 
ちょっと前に「ガイアの夜明け」で国産ワクチンの話題を取り上げていた。
国産ワクチンは治験の実施が難しくまだ承認されていないが、
接種可能になると安全性も高く、副作用もほとんどない、と言っていた。
今後も接種する必要があるなら、早くそれが使えるようになるといいなぁ。
感染者数が減ってきてもインフルエンザ予防接種の様に、希望者は適宜打ったほうが良い、という事になるのかな?
 
東京都など、緊急事態宣言、まん延防止、は各所またまた延期になるらしい。
なんだかもう。 早くどうにかならんか。。。。
 
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山はいずこ

2021-09-03 23:19:41 | 日記
2021年8月30日(月)
 
 東京都の感染者数が5,000人にも達し、更に台風が来て天気も悪く、山に行きたいという気持ちが湧いてこない。 既に山に登る体力もないような気がする。 朝早く起きて、車を何時間も運転して山に登ることも、今となってはもう億劫な気さえしている。
 こんな状況になり仕事への対処が忙しいこともあり、なおさら外に出ていく気持ちにならない。 そんな日々が続いている。
 
 それでも仕事がひと段落して、天気も良くなってくると、やっぱり外に行きたい気持ちになってきた。 少しでも山を歩きに出かけようか、と思った8月30日だったが、午前中に一仕事入ってしまった。 なんだかうまくかみ合わない。 こういう時はこういうもの、なのかも。
 
 
 ひと仕事終えてから、近所だけでも歩こうと出かけてきた。 いつもの市内のコース。 それ程ギラギラ灼熱の日には思えなかったが、気温、湿度は高かったようだ。 歩き始めると既に体が重く、「いつも通り歩けるかな?」と感じた。 それでも何とか休憩をとりながら歩いた。 このいつもの平坦なコースでこんなに疲労困憊するなんて、本当にもう山は歩ける気がしない。
 
 とは言え、やっぱり山に登りたい気持ちが無いわけではなくて。 感染者数や、緊急事態やまん延防止の状態、仕事の状況が落ち着いてきて、連日青空が続いてしまったら、やっぱり山に行きたくなってしまうんだろうなぁ、と思っている。 それなのに。。。こんな状態で山に登れるかなぁ。
 
 先週末、2回目のワクチン接種だったのに、朝鎮静剤を飲んでしまったせいで、問診のお医者さんから「接種しない方がいい。」と言われてしまった。 明日、キャンセル待ち枠の予約はできているのだが、実際キャンセルの人数が少なければ受けられないらしい。 受けられなければまた落ち着かないし、受ければきっと熱が出るし。 どうせ天気も悪そうだし、仕事も忙しいし。 今週末も山に行けずの日々、だろうなぁ。
 
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