2020年1月27日(月)
熱海 糸川沿いのあたみ桜
1/26~27の2日間で母、姉と旅行に行く計画だった。 が、各地の雪予報では観光もままならないと思い、お出かけはいったん延期にした。 しかし直前で月曜日あたりは曇りの場所も多くなったので、当初予定していた熱海の「あたみ桜 糸川桜まつり」くらい見に行ってみよう、と言うことになった。 他の場所も検討していたのだが、せっかく満開だと聞いている熱海の桜を姉が是非見に行きたいと言ったのだ。 私は今回は何も調べることなく運転手だったので、「この時期に本当に桜が咲いているのか?」と半信半疑だった。
現地に到着すると、おぉ~咲いている!
もっと地味目の寒桜かと思っていたが、色といい花付きといいとても豪華だ。
実際のところ私は背後の真っ白な箱根の山々が気になっていたのだが。w
WELCOME の言葉に誘われて、糸川沿いを散策。
「あたみ桜」は明治4年ごろイタリア人によって熱海にもたらされた、と伝えられている。
開花期が1月で、沖縄のカンヒザクラと並んで日本で最も早く咲く桜と呼ばれているそう。
さくらと共に川を彩るのは真っ赤なブーゲンビリア。
いくら熱海とは言え、この1月にブーゲンビリアがたくさん咲いているとは。
写真を撮りながらゆっくりと桜を楽しんだ後は、来宮神社に行こうということになっていた。
来宮神社は桜並木の道をもう少し行った先にある。 ただ、桜並木より先は山側への上り坂になるため、
来た道を戻り車で行っては、と思っていたが母が歩くというのでそのまま行ってみた。
母、頑張りました! 見事に到着、来宮神社。
後で知ったが、上ってきた道は神様が来られた海と本殿を結ぶ参道、
熱海の中でも急な坂で知られているらしい。w きっとご利益あるね。
国指定天然記念物に選定されているご神木、
大楠は樹齢2千年を超えている、らしい。
ぐるりと一周まわって、手を合わせる。
大きく腕を広げ、パワーを頂く。
「地元民と入来たる旅人を守護しようと神託をつげられた」と言われる来宮神社は
参拝者が気持ちよく祈りを捧げることができるよう、環境整備がすすめられた。
近代的な参道やカフェ、夜のライトアップなどに対する意見は様々だが、
休日は観光客、参拝者でいっぱいだそうだ。
私たちもカフェでコーヒー、ケーキ、お汁粉をいただき、バスかタクシーで駐車場に戻ろうと思ったが、
またも母が歩けるというので歩いて戻った。 そうか、そうか。
その後熱海梅園に行ってみた。
こちらも「日本で一番早咲きの梅」と言われているが、確かに思っていた以上に咲いていた。
ロウバイは既に茶色くなっているが、梅と共に良い香りを放っている。
まだ早咲きの梅が咲いている程度で、天気もあまりよくない為混雑はなく、
ゆっくりと見て歩くことができた。
園内に咲いていたこちらは「水仙の原種 ペチコート」と紹介されていた。
とても可愛らしい。
こちらにも桜が見られたが、あたみ桜かな?
熱海梅園は初めて訪ねたが、ひしめき合うように旅館や住宅が連なるあの熱海の一角に、
このような梅園があるとは驚きだった。
来宮神社、熱海梅園を見て午後1時半ごろになった。 おやつを食べながら歩いていたのでお腹が空かなかった。
ポツポツと雨が落ちてきたが、もう少しどこかに行きたかったので、伊東の道の駅までドライブしてみた。
昔はよく母の運転で走った道、懐かしく景色を眺めながらドライブし、
道の駅ではお土産を見て、美味しいお昼ご飯を頂いた。
「伊豆太郎」さんの地魚の丼、おいしかった~!!
今回は温泉宿に泊まってのんびり、はできなかったが日帰りでも充分に楽しい一日を過ごせた。 お天気は良くなかったが各所空いているのは良かった。 観光中は雨に降られることもなく、夕方か夜には雪になるという予報だったため、地元に戻ってから日帰り温泉に寄ったのも良い手段だった。 暖かくなったら今度こそ泊りでどこかに行こう。