out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

筑波山へ花散策 #2

2024-10-11 23:58:06 | 山登り in 他エリア
2024年10月7日(月)
アケボノソウの蜜線にアリが集まる
 
御幸ヶ原のベンチで休憩しようとしていたが、
トリカブトが咲いていると教えていただき先にそちらに行ってみた。
 
終盤ではあるが、あちこちに咲いていた。
結局そのまま休憩せずに男体山に向かった。
 
男体山でお参りした後、このような建物が。
ちょっとジブリを思い出してしまった。
昭和3年(1928年)に立てられた気象観測所だそう。
 
この後御幸ヶ原でコーヒーを飲みながら昼食休憩。
それ程寒くはなかったが、一応ジャケットを羽織る気持ちになった。
そして下山はもう一度女体山方面にもどり、初めて筑波高原キャンプ場の方へ下りてゆく。
 
ユキザサ
 
ミヤマシキミの実
 
オクモミジハグマ
 
 
 
カシワバハグマ
 
女体山からの分岐直後は急な下りの上、泥濘でへっぴり腰ヒヤヒヤで歩いていたが、
その後は割と歩きやすいトレイルだった。光が射せば木々のこもれびがきれいだっただろう。
そして筑波高原キャンプ場まで来ると筑波山北側(桜川市方面?)の景色が見えた。
 
山並みも見えたが、どこだろう?
キャンプ場から林道に下り、しばらく林道を歩く。
 
メナモミ
 
アキノウナギツカミ?
 
ツリフネソウ
 
アケボノソウ
 
アマドコロの実
 
ツリフネソウ
 
キンミズヒキ
 
林道から登山道になり、何度か沢の渡渉もあった。
水量が多くなる時もあるのかな、などと思いながら通過。
キャンプ場からつつじが丘駐車場まではほぼ平行移動を1時間ぐらい歩く。
初心者には怪しい分岐や人通りの少なさでちょっと不安になったが、YAMAPあって良かった。
 
つつじが丘駐車場には 14:25ごろ到着。
終盤に近づくほど天気は回復し、花撮影も思う存分にできて良かった。
筑波山の新しいルートを歩くこともできて、また楽しみが増えた。
 
朝日峠展望台公園からの展望
 
 帰路はナビが表筑波スカイラインから土浦北ICへのルートを示したのでそちらから帰った。 通って来た道がまさに小町山、鬼越山直下、宝篋山もすぐ近くだったのだな、と麓のコンビニから見上げていた。 そちらの方のお山にもいずれ訪ねられればと思った。
 
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筑波山へ花散策 #1

2024-10-11 13:49:01 | 山登り in 他エリア
2024年10月7日(月)
筑波山 ダイモンジソウ
 
 この週末もどうやら天気が良くない中、月曜日は筑波山方面に晴れマークがついていた。 まぁ、月曜日が近づくにつれほぼ曇りになっていたのだが、筑波山には色々行きたい理由ができていた。 いつも拝見している「のんびり夫婦の山遊び」さんのレポで筑波山にはこの時期美しいダイモンジソウやアケボノソウなどが咲いていると知ったこと。 そしてもうひとつ。 このところ御岳山、高尾山、周辺にもクマの目撃情報が増えてきたので、どうも毎週のようにはいく気になれない。(前週行ってどうやらクマとニアミス) そんな事から「クマがいない県」を改めて調べてみると、なんと関東でも千葉県にはクマがおらず、茨城県では福島県との県境辺りでのみ出没が確認されている、という情報を得た。 近年市街地にすら出没するクマ情報を見ると、これもいつ変わるのか分かったものではないのだが、それを見てますます筑波山に行きたくなった、という次第だ。
 注)ただし、千葉県、茨城県でもイノシシへの注意は充分に必要とのこと。
 
朝5時ごろ家を出発すると外環道は既に三郷付近で渋滞。
常磐道矢田部ICで下り筑波山に近づくと、雲の合間に青空が見えたりするものの山は中腹辺りから雲の中。
途中雨粒を感じながらも、8:00頃つつじが丘駐車場に到着すると雨は降っていなかった。
が、行く手は真っ白の様だ。 まぁ、この日は足元の花が見られればいい。
 
タカトウダイに雫
 
ロープウェイつつじが丘駐車場駅からおたつ石コースを登り始めるが、
女体山まで急登が続く。
 
シジミチョウ
 
アザミにハチ?
 
トリカブト
 
弁慶茶屋跡地 (9:24)
雲が深くなり、時折落ちてくる水滴が雨なのか、木々からの雫なのかわからないほど。
湿気がひどくレンズ交換が心配なので、一本はザックにしまった。
 
弁慶七戻り
 
弁慶茶屋跡地より先は岩場が多くなる。
 
途中このような道も。
大きな木も見られる。
 
筑波山(女体山)(10:07)
岩場を登り女体山山頂に到着。 眺めの良い岩場だがこの日は何も見えず。
 
周囲の岩場には楽しみにしていたダイモンジソウが。
 
大変きれいに良く咲いていた。
 
 
 
御幸ヶ原に向かう
 
以前見落としたガマ石
『江戸時谷には「雄竜石(おたついし)」と言われ、その尾は霞ケ浦に達すると言われている』とのこと。
だから、おたつ石コースなのか。
 
御幸ヶ原到着 (10:27)
やっぱり真っ白。 ただ時折雲が流れ、明るくなる時もある。
幸いベンチは乾いているので休憩はできそう、と座ろうと思ったらベテランさんがいらして、
「向こうにトリカブトが咲いているから。」と教えてくださった。 ではそちらに向かおうか。 つづく。
 
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葦毛湿原から神石山へ

2024-09-16 23:10:41 | 山登り in 他エリア
2024年9月9日(月)
浜名湖からの日の出 (5:32)
 
 前日は観光、「梅田親水公園」から神石山へ登山、葦毛(いもう)湿原散策を行った。 この日は葦毛湿原から湖西連峰の一部を縦走して昨日と同じ神石山までピストンで歩く。 がその前に。 泊ったホテルが浜名湖の近くだったので、朝食前に日の出を見に行った。
 
 
 
 
 
浜名湖は汽水湖のせいか大きなカニがザワザワ歩いておりビックリ!
その後ホテルに戻り朝食を頂いてから活動開始。
 
8:00ごろ葦毛湿原の駐車場を出発。
前日はここから湿原に入って行ったが、この日は山の方へ直接向かう。(8:18)
 
まずは木道。
 
ガンクビソウ?
 
山の斜面を上がってゆく。
 
朝日の射す樹林帯を歩いてゆく。
 
ここを右に上ると雲谷山~神石山への稜線に出る。
まっすぐ行ってしまうと座談山~船形山の鞍部まで巻道。 復路はこちらを利用。
 
階段を上がり少し歩くとパッと開けた。(8:57)
この日は午前中で気持ちに余裕があるのでそれ程セカセカ歩いていないが、
やっぱり登りは汗が噴き出る。
 
開けた右側(南側)は湖西市~豊橋市の街並みと遠州灘。
海に向かって右側の方の陸地は渥美半島に続く。
 
街中を何かが動いたと思ったら、新幹線!
 
雲谷山 (9:03)
こちらが二川TV中継所?
 
座談山 (9:14)
 
座談山から浜名湖。
 
浜名湖と遠州灘は今切口でつながっている。橋が見えるが浜名大橋かな?
 
これから向かう船形山とその先に神石山。
 
船形山到着。(9:32)
船形山城址となっている。 
隣の説明板には、『ここは三河と遠江の国境にある「境目の城」で監視施設の役割を担ったため、
軍事上重要な場所として攻められた』とある。
『麓の普門寺も全山消失の憂き目にあった』ともあるが、「普門寺」さんのHPを読むと戦国時代の事なのだろうな、と思う。
 
船形山山頂の先で良い眺め。
向かう神石山が近くには見えるがこの先普門寺峠へ下ってその先結構登りそう。
 
望寺岩。 (9:48)
普門寺旧境内に位置する。
『岩の中央が鋭く尖っており目印であると同時に
人々に畏敬の対象だったでしょう』とある。
『寺を望む場所にあるが、名の由来は境内の境界を示す中世の言葉「膀示(ぼうじ)」にあると考えられる』とのこと。
 
田んぼ、街、玄界灘。 平和でいいなぁ~。
 
普門寺峠を越え、神石山への最後の上り。
全く急にみえないが、階段の急登。
 
神石山山頂と~ちゃくっ! (10:02)
前日は写真右の方から登ってきた。
 
山頂から浜名湖方面。
少し霞んでいるが、昨日よりはいい感じ。
 
右奥が今切口方面、左奥に見える高い建物は浜松アクトタワー?
日影のベンチでコーヒーをいれ、パンをひとつ食べてゆっくり休憩。
そして出発した葦毛湿原に戻る。
 
船形山を越して座談山との鞍部から巻道を進む。
 
トンボもひと休み。
 
葦毛湿原手前で往きとは少し違うルートで下りてきた。 (11:24)
 
湿原を突き抜けて駐車場に戻る。
 
湿原にはジリジリと陽が射しており、もう小さい花を集中して撮る気力はなかった。
前日にたくさん撮ったし。 ゆっくりと花を眺め、楽しみながら駐車場に向かった。
 
下山後は豊橋市にある「ゆのゆ」さんで汗を流し、さっぱりと疲れも落としてから長い帰路についた。
 
新東名浜松SAで浜松青島みかんサンデー。
 
 復路の東名高速もほぼ混雑することなくスムーズに帰宅することができて良かった。 遠いと思っていた葦毛湿原も福島と同じくらいなのだとわかり、シラタマホシクサやミミカキグサも思っていた以上にたくさん咲いていたので、いずれまた見たくなったら訪れたいと思った。 大変充実して楽しい遠征だった。
 
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シラタマホシクサを訪ねて 神石山・葦毛湿原

2024-09-13 14:44:25 | 山登り in 他エリア
2024年9月8日(日)
葦毛(いもう)湿原のシラタマホシクサ
 
 関東・甲信地方の天気があまりはっきりせずこの週もどこに行こうかと迷っていた。 どこか晴れている所はないのかと調べていると、この時期シラタマホシクサが咲く東海地方の天気が良いらしい。 葦毛(いもう)湿原のシラタマホシクサもずっと見てみたいひとつだったが、なにしろ遠いし、一泊するなら他に何をするか、どこに登るか、の目星がつかないでいた。
 もし行くなら豊橋駅まで新幹線&レンタカーかな~、と思っていた。 が、一応車で行った場合の距離や時間を調べてみたら、なんと浄土平ビジターセンターに行くより近いらしい。 一見すると信じがたいのだが。。。いや、あれ? そうなのかも。 車で行くならなおさら一泊してゆっくり現地入り、湿原&低山歩きで帰路も余裕をもって、という計画で行ってみることにした。(←一切経山は日帰りで行ったのに。w)
 
計画では以下の行程。
1日目(9/8)  神石山~吉田神社~葦毛湿原
2日目(9/9)  葦毛湿原~雲谷山~船形山~神石山ピストン
 
 9月8日(日)。日曜日の遠距離、しかも東名高速道路なので朝は早めに出発。 なんだか日曜日の方が仕事の車がいなくてスムーズ? 更に東名高速道路、新東名高速道路とずっと3車線でまっすぐ。 制限速度120km区間も多く超快適。 新東名から浜松いなさJCT~三ケ日JCT~三ケ日ICを経て浜名湖沿いを走り、神石山の登山口「梅田親水公園」(静岡県湖西市)の駐車場に9時前には到着した。
 ところが、この日梅田親水公園周辺は地域挙げての草刈り日で、たくさんの車と人がひしめき合っていた。 そんな中に入り込むのもはばかれ、先に愛知県豊橋市の「吉田城」を訪れることにした。
 
 
 吉田城は現在豊橋市役所の隣、美術博物館やスポーツ施設などを併設する豊橋公園内にて見られる。 訪れた理由は「どうする家康」巡礼。w 
 1505年今橋城として築かれたと言われる吉田城は1564年松平家康が今川方の吉田城を攻略すると、城主に酒井忠次を置いた。酒井忠次・・・現在はお山のドクターとしてご活躍。 戦国時代に今川、武田、松平らの戦国武将により激しい争奪戦が繰り広げられた吉田城は当時の戦乱の要だったと言える。
 
10:00から施設内を見学できるそうなので、少し外の景色など眺める。
驚いたことに見学は無料。 石垣を有する一部地域はただ今工事中。
見学できるこの櫓は鉄櫓(くろがねやぐら)と呼ばれ、1954年に模擬復興されたもの。
吉田城の天守だったとも言われている。
 
鉄櫓は3階建てになっており、各階に様々な資料が展示されている。
3階から豊川と豊橋市街地を望む。
その後公園内をグルッと散策し、11:00ごろ、もう一度神石山登山口に向かう。
 
車の中で昼ご飯を食べながら神石山の登山口「梅田親水公園」駐車場に到着。
右奥の建物がトイレ。 登山口がわからずウロウロ。w
登山口はトイレの脇の車道をそのまま山の方に歩いて行った先にあった。(11:58)
 
登山口手前の貯水池。 奥の山の方へ登ってゆく。
神石山周辺の稜線は静岡県ー愛知県の県境になっており、この辺りの山々は湖西連峰と呼ばれている。
湖西市のHPにて「湖西連峰ハイキングマップ」が見られる。
 
ゴンズイの実
 
神石山登山口。(12:08)
この左の道を上がってゆくトレイルと、手前に直登のトレイルがある。
始め直登のトレイルがわからず、ここでもウロウロ。
 
尾根道に合流。(12:25)
日影とは言え午後の温度と湿度が厳しい~! もう汗だく。
 
稜線のトレイル沿いにはこのような像がたくさん見られた。
地元の子供たちがゴミゼロを願って530(ゴミゼロ)体のあら環像(阿羅漢)を作成、設置したのだそう。
樹林帯の中、それ程急斜面でもないのだが、とにかく暑くて参る。
 
直下で少し岩場を登り仏岩に到着。(12:35)
周りの木々が高く期待していた展望はあまりない。
 
このような岩が突然現れる。
 
その先もしばらく緩やかな斜面だが、さすがに山頂近くなると斜度が出てきてヘロヘロ感が。
途中ラクダ岩に寄り道しようと思ったが、辞めてしまった。
 
神石山山頂と~ちゃくっ!(13:15)
「ようやく着いた~!」と日影のベンチにザックを置いて座り込む。
CTよりちょっとは速かったようだけど、疲れた~。
やっぱり暑いし、長距離運転の後は堪えるんだわ~。
しかもこの時期既にコンビニに冷凍ドリンクが無いのが致命傷。
 
充分休んだところで景色を拝む。
山頂名板には「旧航空灯台跡」とあるが、ここには昭和21年(1946)から昭和44年(1969)まで航空灯台が設置されていたそう。
航空灯台とは航空機の夜間飛行などの安全のために設けられた施設で、現在は撤去されているが、土台の痕跡が今も見られた。
 
奥には湖西市、浜名湖、浜松市までも見渡せる景色!
景色を楽しんだら急いで下山。w 翌日もまたここに来る予定だし。
この後はこの旅メインの葦毛湿原に向かう。
 
葦毛湿原第一駐車場到着。(14:50)
駐車場は第2もあり、そちらの方が湿原に近いが砂利面。
湿原に行く時に第2Pを通過するが、木陰に駐車でき、そちらの方が良かったみたい。
 
駐車場から湿原までこのような道を15分程歩く。
第2Pを過ぎた後にトイレあり。
 
葦毛湿原は愛知県豊橋市
先にも記した通り、今回の目的はこちらでシラタマホシクサを見る事。
ラタマホシクサは愛知県、静岡県、岐阜県、三重県の4県だけに自生する植物。
葦毛湿原でない場所でも見られるようだが、一番初めに知り、少し調べていたここに来てみた。
 
また、上写真にもある通り、葦毛湿原では4種類のミミカキグサが見られるという。
ミミカキグサは長野県など、湿地を訪れた際には常に探していたつもりだが見たことが無かった。
とても小さな花でシラタマホシクサのように群生する感じではない気がする。
なんとか探し出したい!
 
湿地帯に入るとこのような感じ。
シラタマホシクサもミミカキグサも見つけられるんだろうか、と不安になる。
 
が、すぐにシラタマホシクサが咲いていた!
 
さらに、すぐにホザキノミミカキグサも見つけられた。
というか、あちこちに群生してる。(;^ω^)
 
他の草も生い茂り、撮影するのはなかなか困難だが木道近くにもたくさん咲いており感激!
いやぁ~、小さい! 可愛らしい!!
 
その後すぐにミミカキグサ。 群生してるし。(◎_◎;)
この小ささ、わかるだろうか。
「はぁ~、いる所にはいるんだなぁ~。」と。 一生見られないかもと思っていたのに。
 
木道に這いつくばり、嬉々として撮影する。
 
こんなにかわいい顔をして、ミミカキグサ4種類すべて食虫植物だ。
花や葉で虫を捕まえるのではなく、地中の地下茎で微生物などを捕食するのだそう。
 
これがミミカキグサ最小のヒメミミカキグサだろうか?
小さいので見つけにくく、ようやく見つけたものは向こうを向いていた。
とても遠くにいたのでトリミングしてこれが限界。
残念ながらムラサキミミカキクサは良くわからなかった。
 
そしてシラタマホシクサ!
これは木道を歩いているとあちこちに群生が見られた。
 
モフモフッと綿毛の様だが、これが花。
しかも三枚の花弁を持つ雌花と雄花がいくつも重なっているのだそう。
黒く見える点は雄花の葯。
 
 
 
シラタマホシクサもミミカキグサもさほど労せず短時間で見られ本当にうれしかった。
それは湿原内にある案内板のおかげ。 詳細に「この下に○○が見られます」などの案内があるのだ。
「保護の会」の方たちが長年にわたり湿原を保護、整備、管理されてきたおかげだ。
案内板には植物の生育所が記されているだけでなく、どのような整備を行い、
その結果どのような植物が復活、生育するようになった、などの成果も記されている。
盗掘現場なども明示されているのだが、本当にこれからもずっとこの湿原が維持されるよう願っている。
 
ミズオトギリ
この花を見るために、ここに午後遅くに来る必要があった。
16:00頃に咲き、夕方には閉じてしまう一日花。
 
キセルアザミ?
 
明日は向こうの山をたどって再び神石山まで歩く。
 
 到着日のうちに観光をし、神石山にも登り、葦毛湿原も訪れることができた。 葦毛湿原では見たかった花をほぼ見られ、「愛知県まで走ってきた甲斐があったなぁ~。」と本当にうれしかった。 この日は湖西市で一泊。 翌日は葦毛湿原側(愛知県)から神石山まで湖西連山縦走をする予定。 明日も晴れて、浜名湖、遠州灘が見渡せるといいなぁ~。
 
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沼の原湿原~斑尾山 #1

2024-09-02 11:52:46 | 山登り in 他エリア
2024年8月26日(月)
沼の原湿原 シラヒゲソウ
 
 今年は斑尾高原の沼の原湿原へシラヒゲソウを見に行きたくなった。 どうも1年おきに見に行きたくなるようだ。w 過去 2018, 2020, 2022年と訪ねてきたがいずれも9月に入ってから。 今回 8/26に行くのは過去見た時より2週間ほど早い時期になるが、既にシラヒゲソウは咲いているようだし、まだ見たことない花も見られそうで楽しみだった。
 天気予報では夕方まで晴れマークだったので、まず斑尾山に登り、その後ゆっくり沼の原湿原を散策する予定だった。 朝家を出発するときには星も見える空だったが、関越道を埼玉県、群馬県と走りすぎてゆくとどんどん天気が悪くなり、上信越道軽井沢辺りでは土砂降りだった。 「まいったなぁ~。」と思いながら進んでゆくと更埴に近づくにつれ空は晴れて行った。 それでも再度天気予報を調べると午後早い時間には雨になりそうだったので、予定を変えて沼の原湿原から周ることにした。 今回は湿原の花撮りがメインだから。
 
沼の原湿原駐車場到着。(8:00前)
 
 左奥に見えるのはトイレ。 いつもとてもきれい。 沼の原湿原は斑尾高原の一部として長野県のサイトでも紹介されているが新潟県。
 今回はショートパンツを履いてきたが、沼の原を先にしたので長ズボンに履き替えた。 虫よけ対策だ。 その後虫よけスプレーをして、ハッカ油もつけて準備万端と思ったら、半そでTシャツの腕にアームカバーと手袋をしてその上に虫よけスプレーをしなかったため、腕だけに集中攻撃をくらった。 カバー・手袋をしていても喰われるのだからたまらない。 今度は暑くても腕に密着しない長袖シャツを着るのがいいかな。
 
沼の原湿原
このように開けた所では虫にまとわりつかれることが少ないが、湿った樹林帯がてきめんだ。
9月に来るともっと枯れて茶色くなった草が多くなり寂しげになるが、まだグリーンが多い。
 
ナンバンハコベ 今回初見。やっと見られた。
 
変わった形で面白い。
 
ヒメシロネ?
 
コバギボウシ
 
ツリフネソウ
花の色の赤が非常に濃い気がする。
このように葉が怖い感じになってくると秋っぽい。
 
サワヒヨドリ?
 
ミソハギ
 
ミズトンボ これも初見
 
どのような構造なのか、非常にわかりにくい。
 
今年は当たり年だったそうでたくさん咲いたらしいが、
もう終盤で、木道近くに咲いているものがなく、撮影に苦労した。
 
 
 
コバギボウシ
 
白花のコバギボウシ?
 
ミゾソバ
 
ミゾソバ
 
 
 
オオバセンキュウ?  タチアザミ?
背後にとても背の高いアザミがたくさん咲いていた
 
ここで一息。。。つきたい所だが雨と虫が心配なので写真だけ。
 
 
 
 
 
シラヒゲソウ
 
シラヒゲソウ 開花寸前
 
 
 
コケオトギリ? 初見というか、今まで知らなかった。
 
木道沿いに咲くシラヒゲソウ
2年前にも「もっと咲いていたような?」と言っていたが、今回もそのような印象。
東京学芸大学の調査が入っており、花にネットが被せられている所があった。
どのような調査かはわからない。
 
サワギキョウ
 
 
 
ミヤマウズラ
 
 
 シラヒゲソウほか、初めてのお花もいくつか見られ、雨にも降られず楽しく観察、撮影出来て良かった。 時間は 10:30ごろになってしまったが、天気はむしろ青空も出てきたので急いで斑尾山に向かう!
 
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