out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

ミツマタ越しの富士山 大出山

2023-03-26 17:37:08 | 山登り in 神奈川県
2023年3月20日(月)
大出山(ミツバ岳)山頂から富士山を望む
 
見たい花がもう咲いてしまったり、もうちょっと早すぎのようだったり。。。どこに行こうか迷ったが、昨年3/25に訪ねて少し早い具合だった神奈川県丹沢湖沿いの大出山(ミツバ岳)のミツマタを見に行くことにした。 結果、それでも少し遅いようだったのだが。
 
予報では天気が良さそうだったので富士山とミツマタが見られれば良いな、と。
昨年は国道246号が混雑したため少し早めに出ると6時台に湖畔の駐車場に到着した。
ゆっくり写真が撮れるな、と6:54には駐車場を出発。
 
登山口までの車道沿いにマムシグサ。(ミミガタテンナンショウ?)
 
フサザクラ
多くの花は既に茶色くなっていた。
 
登山口に入るとすぐに急坂を登ってゆく。
 
少し登るとすぐにミツマタが見え始めた。
朝は寒かったのに汗が噴き出る。
 
甘い香りも降り注ぐ。
 
 
 
広い範囲で見ると少し遅かったのか、白っぽい感じ。
 
三枝に分かれるミツマタ。
 
急登が堪える。
けれど次のミツマタ、次のミツマタ、と登ってゆける。
 
ミツマタが見えなくなり、落葉樹の森になったら山頂はもうすぐ。
 
山頂付近には再びミツマタ。
ミツマタのトンネルを越えると山頂と~ちゃく!(8:31)
 
富士山が見えるポイントに来たのだが。
朝高速道路から美しく見えていた富士山には既に雲がかかっていた。
付近のミツマタを撮影していたら雲が取れるかな。。。
 
山頂のミツマタ群生地から丹沢湖を望む。
花の房が扇型になっているのはやはり少し遅かったのかな。
頭の上は青空だが遠くの空は白っぽい。
相変わらず富士山の雲は取れないので、
私の他にも撮影していた方たちが権現山の方に向かって行った。
 
なので私も諦め、世附権現山(よづくごんげんやま)に向かって歩き始めた。
いったん下ってゆく。
 
ミツマタの向こうに見えるのが世附権現山。
 
権現山の斜面右側に見えるのが塔ノ岳らしい。
写真を拡大すると山頂に尊仏山荘らしい建物が見える。
 
下りきった鞍部の薄暗い植林地帯にはツルネコノメソウ?
這いつくばってこれを撮っていると、
大出山山頂でお見掛けし、先に権現山に向かわれた方が急いで戻ってきた。
「富士山の雲が取れてますよ!」と仰りガンガン登って行かれた。
ならば私も戻ってみるか、と。
結構下ったので、登り返しにもうひと汗かいたが。。。
 
戻った甲斐があった!(9:33)
この後また少し雲がかかってしまったのだが(トップの写真)
このくらい見られればもう満足。
コーヒーを飲みパンを食べて権現山に向かう。
 
フデリンドウ?
 
権現山への上りでまたひと汗だ。
 
権現山山頂近くのミツバ岳分岐まで来た。
権現山は見晴らしが良くないので、少し二本杉峠の方へ歩いてみた。
どこかでこちらの方向に歩くと丹沢山塊の見晴らしの良い所があると読んだのだが。。。
 
丹沢山塊とは逆の方向、富士山の隣に南アルプスが見えた!
 
赤石岳、悪沢岳のようだ。
その先少し歩いたが丹沢の山々を望める場所はなかった。
もっと先なのかもしれない。
下りすぎると上り返しが大変なので、少しで戻ってしまった。
 
丹沢は木々の間から。
中央木の左側が檜洞丸、木の右奥に見えるピークが蛭ヶ岳。
 
世附権現山ではそれ程休まず、下りにかかった。
 
富士山はずっと木々越しだったが、結局昼以降良く見えていたようだ。
 
カンアオイ?
 
タチツボスミレ
 
ミツマタの向こうに丹沢湖、その左奥に大野山。
 
ミツマタの向こうに下山してきた世附権現山。
権現山から丹沢湖畔までは激下りの斜面が多い。
落ち葉に覆われトレイルが見にくい場所もあるので注意が必要。
 
オニシバリ
 
花は黄色っぽいがこれもオニシバリのはず。
 
タネツケバナ?
 
丹沢湖畔、落合隧道西端まで下りてきた。
右のコンクリートがトンネル上部。
 
隧道トンネル内は中心辺りが暗く、少し怖かった。
トンネルを抜けると、そこからも富士山が見えた。
 
世附大橋から登ってきた山を振り返る。
左が大出山、右が権現山。
 
その後湖畔沿いを駐車場まで歩き、到着したのは 13:19。
時間が早かったので、帰り道沿いにある「山北つぶらの公園」に寄ってゆく。
富士山が良く見えるかな。
 
と思ったのだが、着いたときにはこの通り。
すっかりまた雲に隠れてしまった。
こちら桜山展望台。
まだマメザクラやカンヒザクラ?が少し咲いている程度だった。
 
つつじ山展望広場へ登ると大野山が間近。
右奥には鍋割山、塔ノ岳が見える。
もうミツバツツジが満開だった。
 
つつじ山山頂部にはブランコもある。
見にくいが、正面は富士山だ。
誰もいないのでブランコに乗ってみた。
実は揺れるのはあまり得意ではないが、やってみたくなるロケーション。
 
つつじ山展望台西側は相模湾や足柄平野が一望。
右奥は相模湾。 中央奥の低い山麓、左の方には東名高速道路も見えるのだが、
つぶらの公園の下にはまさに東名高速都夫良野トンネルが通り抜けている。
 
 春になり桜も例年より10日以上も早く咲き始め、野の花もどんどん咲いているようだが、家の都合であったり、なにより連日の雨でなかなか出かけられない。 今後天気が良くなったら少しは遠出ができればと思っているのだが、花に合わせられるのか、あまりスッキリしない春である。
 
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高尾山 春の始まり

2023-03-22 10:40:26 | 山登り in 東京都
2023年3月15日(水)
ハナネコノメ
 
 週末に仕事があったため今週も平日仕事前に散策。 近場しか行けないが「もう高尾山に行かないと!」という咲き具合らしい。 2019年には3月2日にハナネコノメを見に行き、「梅にはまだ早い、ヤマルリソウは咲いている」と言う状態だったのだから、「それもそうなのか」と今さら納得。 今年は2月下旬まで存分に雪山に行っていたので春の認識が遅かったようだ。
 
6号路から琵琶滝
この日は夕方早めに切り上げたかった、けど花は見たい、という事で、
6号→5号→富士道→薬王院→山頂→いろはの森→日影→木下沢梅林→高尾山口
 
ユリワサビ
水分の多い6号路にはおなじみの花たち。
 
ハナネコノメ
 
 
 
 
 
ニリンソウ開花は数輪
 
ヨゴレネコノメ
 
木々にはまだそれ程春を感じない。
天気が良いので標高が上がると青空が近い。
 
テングチョウ
 
ヤマルリソウ
 
ヒナスミレ?
 
 
 
ナガバノスミレサイシン?
 
シュンラン
 
アオイスミレ
 
薬王院
 
お寺のお庭にフリフリなツバキ?
雅子様のウェディングドレスを思い出した。
 
三枝に分かれるミツマタ。
 
 
 
高尾山山頂
富士山は極めてボンヤリ。
 
おそうじ小僧さんもマスクを外した。
 
山頂でお昼ご飯休憩後、いろはの森ルートで日影沢に下山。
実は初めてのいろは。 お~、やっぱり山頂直下は急階段。
 
タチツボスミレ
 
エンレイソウ
 
コチャルメルソウ
 
まだつぼみが多く若々しい。
 
アズマイチゲ
 
 
 
 
 
木下沢梅林
終盤ではあったが、まだ見ごろな部分も。
 
旧甲州街道沿いの畑
 
 
 
蛇滝口近く、圏央道下の公園もまだ花盛りだった。
 
毎年思う。 これは何スミレなの?
アオイスミレ? いつもこんな風にビッシリ咲く。
 
アズマイチゲ
 
 
 
「アブラチャンかな、ダンコウバイかな」と思って撮っていると、ひとりの方が寄ってきて、
「アブラチャンの雌花が向こうにありますから一緒に撮った方が良いですよ。」と教えてくれた。
「あ! アブラチャンなんですね。 雌雄があるのですね! ありがとうございます!」
とお礼を言ってもうひとつを撮る。
 
アブラチャン雌花。
高尾山はこんな風に教えてくれる人がいるのでありがたい。
 
朝7時から歩き始め、午後2時前には終了できた。
見たかった花を見られ、アブラチャンについて教えてもらい、充実した散策となった。
 
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セリバオウレン鑑賞&山も歩く

2023-03-17 08:47:27 | 山登り in 東京都
2023年3月8日(水)
 
 2月下旬から武蔵五日市駅近くの小峰公園でセリバオウレンが咲き始めていた。 3月に入り、平日ではあるがようやく行けるめどが立った。 せっかくなので周辺の山も歩きたい。 時間を見て今熊山、網代城山~網代弁天山を歩けるかな。
 
 
 8:00過ぎ、まずは今熊神社遥拝殿から今熊山を目指して出発。 この時期小峰公園の駐車場はビジターセンターと同じ 9:00にならないと開かないため、まずは今熊山からにした。 本当は小峰公園から周回すると今熊山~網代弁天山は都合よいのだが。
 
鳥居をくぐり神社に参拝して山への道を登り始めると少しではあるがタチツボスミレ。
 
途中眺めの良い所にベンチがあるが、そこを過ぎ山頂直下のトイレのある広場。
ここからの展望の方が良いだろうと思ったのだが。。。
 
電線入りだった。(^^;)
下の展望所だと電線は入らない。
 
9:05
今熊山山頂到着。
居心地の良いベンチがあるが、まだ休憩には早い。
 
山頂の今熊神社を参拝して金剛の滝方面に下山。
 
アセビがあちこちで満開。
 
ヒサカキはまだつぼみで匂いもしない。
 
ツバキもあちこちで見られたが、終盤?
 
コウヤボウキは新旧交代。
 
今熊山からの急な下りを経て、この日は金剛の滝には寄らず小峰公園の方へ向かう。
 
新多摩変電所の北側を通り、ぐるっと回って今熊神社遥拝殿に戻る。
正面に見えるのが今熊山。
天気が良く春爛漫でお花も見られるが、どうも空気が霞がかっている。
林の中で逆光で見ると霧の水蒸気のように細かい黄色の粒子が飛んでいるのが見える。
うぅっ。。。花粉が大量に飛んでいるようだ。。。
 
神社に戻る途中でウグイスカグラ
 
里の一般道に出ると梅がきれい。
 
こちらにも。
 
 
 
 
オオイヌノフグリもたくさん。
 
11:00ごろ今熊神社遥拝殿に到着。
車で小峰公園の駐車場に向かう。車中で持ってきたお昼ご飯を頂く。
 
小峰公園から畑の梅越しに大岳山。(11:25)
 
田んぼには既にたくさんのオタマジャクシが孵っていた。
 
このおめ目パッチリのチョウは?
 
セリバオウレン群生地
 
雄花
 
咲き始めの雄花
 
 
 
 
 
左が両性花。 右が中央に赤い雌しべを残した雄花。
 
両性花
 
セリバオウレンの撮影を楽しんだら、網代城山~網代弁天山に向けて歩く。
 
花撮影で終わろうか、と言う気持ちもあったが、
晴れて歩けるうちに歩いておかないと、とトレーニングのつもりで。
 
網代城山山頂到着。(12:44)
いやいや、城山直下は急登だった。 これほどだったかな、と思うほど。
 
そのおかげで展望は良い。(霞んでいるが)
展望のために木をたくさん切ったようだ。
 
その後反対斜面の急な坂を下って網代弁天山に向かう。
 
アップダウンを経て網代弁天山到着。 (13:02)
景色を楽しみ貴志嶋神社向かう。
 
途中にある洞窟。
その後貴志嶋神社を参拝し、展望台の方に周ってから網代城山に戻る。
 
網代城山への急坂をまた登らなければ。
 
城山からの下山は来た道ではなく、高尾神社方面に行ってみた。
初めてのルートだ。
途中東京サマーランドと圏央道あきる野インターチェンジが見えた。
 
この後高尾神社奥の院までも、トラロープが張ってあるとても急な上り下りがあった。
この日は乾いていたから良いが、湿った日は危険なほど。
 
急な登りを経てようやく高尾神社。
 
神社周辺は気に囲まれていたが、少し進むと展望の良い場所。
ベンチの方から少し乗り出すと大岳山も見える。
 
展望所から下って来て高尾神社里宮。
 
 夜は仕事があったので高い山には行かず武蔵五日市周辺の低山を周ったが、
良いトレーニングになった。
しばらく花粉には悩まされそうな時期だが、お花はどんどん咲いている。
この日はセリバオウレンが見られて良かったが、そろそろ高尾にも行きたいな、と思った。
 
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偕楽園 梅まつりだよ、おっ母さん

2023-03-12 11:46:37 | stroll
2023年3月4日(日)
水戸偕楽園 梅まつり
 
 2月下旬に入り各地で暖かい日が訪れ早咲きの桜や梅があっという間に開花していると聞いた。 自分ばかり雪山で遊んでいたので、母とお花を見に行くことにした。 姉も一緒だ。
 たくさんのお花を見られ、他に見る場所もあり、美味しいものを食べられる所。。。と考え水戸偕楽園に決定! 4年ぶりに通常開催となった「水戸の梅まつり」という事もあり、激混みかと思い予め関係団体に電話でいろいろ伺い準備万端、れっつ・ら・ご~!
 
8時前に予定した駐車場に到着。 無事駐車。
平坦な道で好文亭表門から入園。 チケット売り場には誰もおらずスムーズに入園。
後で(9:30ごろ)東門から常盤神社を参拝した時にはチケット購入の人々が大行列をしていた。
 
この日は梅まつり期間中最も催し物が多い日でもあったようだ。
 
天気も良く園内に入るとすぐに梅の甘い香り。
 
早咲きの梅は終盤ではあったが、ほぼきれいに満開の様子。
まだつぼみの木も見られた。
 
園内をゆっくり、ゆっくり歩いていると。。。
 
水戸黄門ご一行様登場!
 
記念撮影をさせていただく。
 
水戸の梅大使のお姉さんたちとも。
きれいなお姉さんが一緒だと画像が華やぐ。
 
母は疲れたので緋毛氈のベンチにおやつと共に座っていてもらい、
姉と私は撮影散歩に。 好文亭は大混雑の様子だったので。。。
 
撮り鉄。
 
常磐線、千波湖のほうへは坂道を下ってゆく。
大きな駐車場があるが、そちらからは上りになる。
 
奇麗で可愛らしい梅を堪能し、11時ごろには大洗に向け水戸を出る。
コキアの時に那珂湊おさかな市場は大混雑だったので、今回は大洗海鮮市場の方へ行ってみた。
 
幸い車は直ぐに停められ、お店は30分弱待ちで美味しい海鮮丼を頂いた。
食後は市場にある地元物産店で野菜やお買い得な干し芋を購入。
干し芋、いいものはとても高いが、こちらではB級品や
「新しいものが入ってきたので」と安くなっている品物を購入できた。 味は美味しいかった!
 
こちらは以前も母、姉と参拝した大洗磯前神社と対の宮(兄弟神社)になっていることから、
姉が是非参拝したいと言っていた。
 
標識が可愛い。
神社には大きな駐車場があり、観光客がたくさん来る様だ。
駐車場への道が狭いが、きちんと警備員の人が誘導してくれる。
 
海の方から上がってくることもできる。
 
こちらの神社の参道は酒列磯前神社の樹叢(じゅそう)と呼ばれている。
樹齢300年を越える椿やタブノキが海洋による温暖な気候によって生育が促され、
うっそうと茂った木々が荘厳な雰囲気を醸しだしている。
 
拝殿にてお参りをさせていただきその後。。。
 
姉が頂いた御朱印に描かれている「逆列岩(さかつらいわ)」らしき岩礁
を見てこの日は終了。
 
好天に恵まれ、きれいなお花を見て、美味しい食事を頂いて、母、姉と一日中お喋りをして楽しい一日だった。
 
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日白山から新潟の山々を眺める

2023-03-07 11:14:38 | 山登り in 他エリア
2023年2月27日(月)
日白山への稜線
左に一ノ倉岳、チラッと谷川岳オキノ耳、右に万太郎山、東俣ノ頭
 
 たくさんの雪が降っていそうな新潟県にはなかなか近づきがたかった。 降った上に暖かくなったり雨が降ったり。。。2/27は天気も含め良い状態なようだったので、昨年拝見して行ってみたかった日白山に行ってみた。
 事前に心配だったのは駐車場だ。 多くの人が停めている場所は停められないなぁ、と思い登山口近くの「かぐらスキー場田代ステーション」に電話をして聞いてみると「大丈夫ですよ。みんな停めてます。」との話で「よしっ!」と心強く向かったのだが、駐車場料金所のところに「スキー以外の駐車お断り」のようなことが書いてあり焦る。 が、電話確認をしたのだから多分大丈夫。(^^;) 土・日は 1,000円/日、平日は無料だ。
 田代ステーションのゴンドラ始発が8時ごろのようで、それ以前に到着の場合、ステーションのビルが開いていないとトイレは使えないはず。 付近では二居パーキングというチェイン脱着所にトイレがある。 また、私は朝は関越道湯沢ICから南下したが、途中に「道の駅みつまた」がある。
 
26日は(たぶん)雪が降った。 27日朝は曇りのようだったので8時前頃駐車場に到着。登山口を 8:30に出発。
道路には消雪パイプがあり歩きやすい。 雪が積もった中の流水は新潟らしい風景だ。
民家が途切れる所から除雪がなくなり、最初から膝位の深さの雪の中を歩くのでこの日は10本爪。
しっかりとしたトレースがついていて助かった。
 
 二居峠到着 ( 9:22 )
四阿屋の中をくぐって尾根を登ってゆく。
予報の気温は -10度くらいだったが、それはきっと山頂の事。
ここまで登ってくるのに暑い、暑い。
 
これはリスかな。
 
尾根を登り始めてから割とすぐに上のような立派な雪庇が見えてくる。
雪庇の脇の木々は雪で真っ白。 それ以外は雪も霧氷も着いていない。
が、奥のピークを見ると木々は白くなっているようだ。 間に合うかな。
 
登りやすくトレイスがつけられており大変助かるが、東谷山までは急登も多く大変だった。
樹林帯を抜け振り返ると素晴らしい展望。
少し雲が残っているが、予報通り天気が良くなってきた。
眼下に三国街道、山々は筍山、大黒山、佐武流山、赤倉山など。
そしてこらえて登って行った先には。。。
 
霧氷が残っていた~!
 
うっとりとする景色の中を進んでゆく。
「うわぁ~! わぁ~!」と感嘆し、グルグル見回しながら登ってゆくと。
 
背後に苗場山、神楽ヶ峰。
 
冬季限定のこのコースはBCの人たちも多いらしい。
 
木々がほぼなくなり、斜度は幾分楽になってきているが、どこまで登ったら東谷山なのか。。。
そして右奥に日白山らしきが見えてきた。
あれ、すごく遠い感じ。。。到着できるかな。。。
 
辛くなると振り返る。 西の山は快晴になった。
霧氷の木々の背後に苗場山、神楽ヶ峰、八木尾山、霧ノ塔、など。
 
この辺まで来たら東谷山山頂かと思っていたのにまだ先がある。。。
と思っていたら、地図上ではこの辺りに山頂マークがある。( 11:31 )
 
360度全方向視界良好! 無風!
南東方向には八海山~越後駒ケ岳~巻機山
 
仙ノ倉山、平標山の雲もすっかり取れた。
 
東谷山付近の一番高いピークから日白山への稜線。
左から一ノ倉岳、日白山、万太郎山、東俣ノ頭、仙ノ倉山。
ここから急降下して更に登って、登って、登ったら日白山。
時間は 11:59 。
「行けるのだろうか」と不安になるが前を行く人の進み具合、自分の計画を見て、「大丈夫!」と先に進む。
が、その前にちょっと腹ごしらえと、ここからワカンを装着した。
 
急降下した後の日白山への稜線。
前を行った方のトレースは迷いなく的確に進んでおり素晴らしい。
にしても、山頂手前のピークへの上りがすごく急で恐ろしい。
 
その急な登りは本当に急だったが、休み休み振り返りながら。。。
歩いてきたトレース。 大丈夫、頑張ってる!
 
急登を何とか突破。 あとは山頂まで!
けどこれがまた遠く果てしない一直線に見える。
 
巻機山方面。 右の方に平ヶ岳も見える。
 
そして日白山山頂と~ちゃく! ( 13:03 )
まずは歩いてきたルートを振り返り、ぐるりと展望を眺めてから一休み。
「いやぁ~、よくやった!」という達成感で一杯だった。
 
一休みしてから撮影。
奥左端から八海山~越後駒ケ岳(少し)~割引岳~巻機山~米子頭山~小沢岳~平ヶ岳
 
一ノ倉岳~谷川岳~オジカ沢ノ頭~大障子ノ頭~万太郎山~東俣ノ頭~仙ノ倉山
 
仙の倉山、平標山
平標山右下のピークが二居俣ノ頭。
そこまで行く人もいるが私は行かず、その手前の鞍部から下山。
 
遠くにはきれいな裾野を引く米山も見える。
 
八海山と巻機山をアップ。 昨年夏の思い出。
 
万太郎山、仙ノ倉山、平標山アップ。
時間が気になりサッとお昼ご飯を食べ 13:30 頃下山開始。
 
少し下って日白山を振り返る。
 
鞍部からの下山はすごい激下り。
一歩一歩気をつけて行く。
気温が高くなると雪崩も心配なルートかなぁ、と。
 
下りはほぼ樹林帯だが時々開ける所が。
正面が苗場山方面、右手前のピークが東谷山かな。
 
この辺りまで来て少し余裕が出たのか、雪遊びがしたくなり。。。
 
千手観音、というか妖怪蜘蛛女?w
 
トチノキの芽。 ネバネバ。
 
雪つむり。。。ちょっと危険な気配。
 
登りも長かったが、下山も長く感じた。( 15:56 二居帰着)
 
 行きたかった日白山にも最高なコンディションで行くことができ、今季のスノーシーズンもひと段落ついた感じだ。 アクセスも良く、とても素晴らしい展望はまた行きたくなるほど。 大雪や暴風雪など慎重に天候を判断する必要があるが、再度、もう少し余裕を持って訪れたいと思った。
 
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