out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

15年!

2020-04-28 13:51:37 | 日記
2020年4月27日
長女が送ってくれたフラワーアレンジメント

 ブログを始めて15年が経った。 今日、誰もが予想していなかったような世界の中を生きている。 しかし長い歴史を考えれば、繰り返し起こってきたことなのだ、と言われている。 それにしても、近年ではマーズ、サーズ、O-157とか、こんなにごった返さなかったことを顧みると、随分手ごわい相手であることは間違いない。 今は大人しく家にいることが一番だ。 幸い私は家でも仕事ができる。。。


 けれどこれで現在の生活、仕事が危うい人たちには大変な痛手だ。 もう危険な状態に入って一か月以上が経とうとしている。 日々危険と背中合わせの中従事していただいている病院関係者の方たちにはかける言葉も見つからない。 注目を浴びることはないが、それでも出勤しなければならない方たちもたくさんいる。 出勤できない、仕事ができないから大変な人もたくさんいる。 さらに最近では家族が感染した、自分も、子供も?、と不安を抱きながら生活している人たちも増えてきたのだろうと思う。 本当にお気の毒だ、と思うのだが、明日は我が身だ。

 
 
 とりあえず今日は普段と変わらぬ様子でこの日を迎えられた。 この事をありがたいと思うべきだ、と心底思う。 だからと言って特別何をするでもなく、雨が降らないうちに家の周りに咲いた花を撮った。 山に行って撮りたい気持ちに変わりはないが、撮れるお花が咲いていて、楽しいひと時を過ごせた。 PCやTV画面ばかり見ていて頭痛がすると「とうとう感染か」なんて思ってしまうから。
 
 
 仕事のやり方が変わったため、やらなければならないこと、不慣れなこともあり時間はかかるが、山に行かない分増えた時間もある。 生活をがらりと変えざるを得ない状況に追い込まれ、こんな時だからこそやれることも見つけるべきだ。 今までできない、できないと言っていた室内での体力作りや筋トレも、たぶんもっとできるはずだ。 さんざ積んであった「山と渓谷」を読んだりもしている。 やっぱりためになるよなぁ。
 
 
 アマゾンプライムで無料の映画も数本見た。 新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさんは隣の市の出身だ。 「鉄道員(ぽっぽや)」を観た。 あの話自体亡くなった人への想いを感じる内容だったが、出演されている方も志村さんだけでなく、たくさん亡くなられている。 なんだか生きていることとか、生きているうちに、とか色々考えた。
 
 
 それでもやっぱり、早く順調に感染者が減って平常な日常を過ごせるようになってほしい。 家の中でやるべきこともたくさんあるのだが、色々な意味で「限り」がある。 隣に住んでいる母と話をすることもはばかられるような生活はやはり異常だ。 ビデオ通話で里帰り、なんて言っているが、隣の家の母とビデオ通話はなんだか変な気がするし、そもそも母はガラケーでビデオ通話はできない。
 
 
 今年はもっと高い山にも登ってみようと思っていたのだが、そもそも自信がないので意気消沈だ。 けど、山歩きができるようになったら、また低い山からひとつずつ確かめるように登り始めてみよう。 登れるように、身体もどるかなぁ。
 
 
 写真を撮る気にもあまりならないのだが、撮り始めればやはり楽しいと感じる。 そこへ行って撮るから楽しい、という事はもちろんあるのだが、撮影だってやはり練習が必要だ。 過去の写真を見て色々思ったり、アルバムを整理したり、そんなことをしていれば時間は果てしなくかかるのだけど。
 
 
 バジルの芽が出ていた。 なんでいつもこうやって固まって生えてきちゃうんだろう。 美味しいものを食べに、またお店巡りや温泉にも行きたい。 家族としていた旅行や外食も、やっぱり行けないと寂しい。
 
 この新型コロナウイルスによる規制が解けないと、なかなか今年はこうしたいという希望も見えてこないのだけど、今だからやらなくてはならないことにしっかり目を向け、このような中でも楽しんで行けることを見つけてゆきたい。 すっかり山ブログと化したこのブログ内容も少しは変わるかな。
 
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ONE WORLD : TOGETHER AT HOME 番組紹介

2020-04-19 15:18:23 | 日記
 
番組紹介です。
 
「非営利団体のGlobal Citizenと世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルス感染症との闘いを支援するグローバル・ストリーミング・コンサートとして、特別番組『One World: Together at Home』を全世界に向けて放送・配信! この番組は、新型コロナウイルスのまん延を阻止するために最前線で尽力する医療従事者などへの支援を目的としている。」
 
この情報を聞いて是非見たいと思っていましたが、本日夜中、フジテレビで放送します。
フジテレビ 4/19(日) 25:30~27:40
 
他にも視聴方法はいろいろあります。
UNIVERSAL MUSIC JAPAN
 
各局?の放送時間が LIVEとなっていても時間が違っていたりして、本当のことを言うとどういう配信方法なのかよくわかりません。 一番お手軽なのはフジテレビを録画する事かな、と。
 
現在でもアーティストたちが既に録画した楽曲を(多分)こちらで視聴することができます。
 
Stay Home にはぴったり。
 
日本でも星野源さんが「うちで踊ろう」という曲に合わせ、様々なアーティストやタレントさんがコラボし配信していましたね。 あの、安倍首相との動画など話題になりました。
「さあch」
「動画」をクリックするとすべての動画が見られるのな。
 
さらにこのような動画も見つけました。
We are the World(2020)
 
このバージョンのどのアーティストももはや顔も名前もわからないのですが、未だにこのメロディーを聞くとウルウルする。
 
よろしければ、是非。
 
Enjoy staying home!!
 
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季節は廻る

2020-04-18 23:22:55 | 日記
2020年4月6日(月)
 
 翌日4月7日には緊急事態宣言が出される、と聞いた。 3月頭からいつも通りの仕事をすることができず、かと言ってなお更忙しくなる日々。 せっかく咲いた近所の桜を見に出かける気にもならず、翌日からは本当に不要不急の外出をするな、ということになるらしい。 この日のうちに散り始めた桜でも見に行ってみようか。 世の中で何が起きようと、季節が来れば花は咲いている。
 こんなことが起きていても、この日は青空で、風もなく清々しい。 4月からの仕事もある程度方向を決めた。 近所の公園へ散歩くらいはでかけよう、とカメラを持って歩いてきた。
 
 
 
 
 
 
オランダガラシ(クレソン)?
 
 
 
 
 
オオカワヂシャ?
 
キツネノボタン?
 
 
 
カラスノエンドウ
 
 
 
ツグミ?
 
 
 
ムラサキカタバミ
 
ハナニラ
 
キランソウ
 
ブルーベリー
 
 4月当初は全く仕事へのやる気を失っていた。 が、周りの熱心さに引き込まれ、webを通しての仕事を決心した。 自分がやるはずもない、と思っていたのに、仲間と検討し、試行錯誤しているうちにだんだんと現実味を帯び、今週からは試験接続を実施した。 自分一人で決められることでもなく、なんとか説得しなければならない場面で力説している自分がいた。 なんという変わりよう。 笑える。
 しかし今後も長引きそうな近日の現状を見ると、その決断は非常に正しく、有意義で、今はこの方法以外に何があるだろうとさえ思う。
 
 この厳しい状況下に、顧客が来なければ仕事ができない店舗がある。 休業を余儀なくされた店舗がある。 通勤してゆかなくてはならない人がいる。 医療現場に身を投じている人がいる。
 
季節が廻り同じ花が美しく咲くように、今苦しくてもまたあらゆる人に良い日が来ますように。
 
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Florete Flores

2020-04-10 23:37:19 | Florete Flores
秋田駒ケ岳 馬場の小路(ムーミン谷)にて
チングルマ






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ミツマタ咲く大山詣り

2020-04-01 23:56:01 | 山登り in 神奈川県
2020年3月20日(祝・金)
大山山頂から富士山、丹沢表尾根を望む
 
 そろそろ大山詣りに行きたいと思っていた。 YAMAPで特集をしたことなどもありますます気持ちはつのっていたのだが、大山に行くなら女坂にミツマタが咲くころだと思っていた。 頃合いも天気も良さそうな20日祝日、混むかとも思ったがひとりでなるべく人の波を避けて歩くことにする。
 
 前回は2017年4月。 なんと4月で大雪が降った後だった。 その時と同じく ¥600/日 の第一駐車場に駐車。 豆腐屋さんや豆腐料理のお店などが並ぶ風情のある通り、その先のこま参道、既に開いているお店もあったが、お楽しみは帰りにとっておき、のぞき見だけしながらゆっくり上ってゆく。
 
 
 まだ始発前の大山ケーブル駅を横目に通り過ぎるとすぐに「八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)」がある。 こちらのミツマタも楽しみにしていたが、まさに満開だった。 ここからトレイルは男坂(写真の3人が上っている階段。この先ずっとこのような階段が続く。)と女坂に分かれる。 私はもちろん女坂。
 
女坂両脇にはしばらくミツマタの木。
 
満開~終盤であったが、今回も見られて良かった。
 
女坂には「女坂の七不思議」があり、この石仏もそのひとつ「爪彫り地蔵」。
「弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている。
何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えである。」とのこと。
先日小鹿野町にある秩父31番札所のお寺さんでも弘法大師様の爪彫り像を拝見したが、
きっとあちこちにあるのだろうな。
 
ムラサキケマン
 
大山寺。 秋には紅葉が美しく、夜のライトアップもするのだそう。
ケーブルカーは大山ケーブル駅~大山寺駅~阿夫利神社駅、3つあると今回知った。
なのでお正月、紅葉時の夕景撮影などもお手軽にできるのかな?
 
大山阿夫利神社下社に到着。(9:05)
駐車場から1時間半ほどかかった。
人はそれ程いなくて清々しい。 ここでもちろんお参りをする。
鳥居で帽子をとって。。。気が付いた。 帽子に乗せておいたサングラスがない。
きっと下の八意思兼神社で参拝をしたときに落としたのだ。
大山寺で気が付かなかった。 無いかもしれないものを取りに下る気にはなれなかった。
自分の注意不足だから仕方がない。
 
天気も良く眺めは最高だ。
 
見晴らしの良い場所に移ればこの景色。
相模湾に江の島が浮かび、その向こうに三浦半島、房総半島。
三浦半島向こう側、根元の奥にもまだ水面が見えるが、東京湾ということだよね。
 
上記YAMAPのリンクでは阿夫利神社下社境内にできた「茶寮石尊」が紹介されていた。
開店前だったが外のテラス席が覗けたので一枚。 ここからは2枚上の風景が一望だ。
下山時に並んででもこの席でコーヒーを一杯、と思っていたが、今回は濃厚接触を避けやめておいた。
早くお店や温泉に入れるようになると良いのだけど。。。
 
大山山頂に向かう。 ここから山頂に向かい、下山時は見晴台を通って周回で下りてくる。
前回は半時計回りに見晴台方面から登ったので、ここに下りてきたのだが、
「登拝門」と書いてあるのを見て、次回はここから登るべきだろうと思っていたのだ。
 
下社からは結構な急登が続く。
 
オニシバリ? ナニワズ? どちらでもない?
オニシバリの花は黄緑色、ナニワズの花は黄色、と書いてあるものを見たが、
ナニワズは神奈川県にはない、という記述も見た。
新潟県・角田山辺りでナニワズはナツボウズとも呼ぶと聞いたが、
オニシバリをナツボウズと呼ぶ、との記載もある。
よくわからない。(;´・ω・)
 
「天狗の鼻突き岩」まで来た。 下社~山頂間の 1/3くらいの位置だが、結構ハード。
気づくと周りはケーブルカーで上がってきたであろう家族連れがたくさんいた。
 
そろそろ景色が見えないかな~、と思っていると「富士見台」
前回はここから富士山を望むことができなかった。 今回はバッチリ!
富士山右手前は二ノ塔、三ノ塔だ。
 
まだかなぁ~、という所でヤビツへの分岐。
ここまで来ればもうすぐだ。
 
来ました! 二十八丁目の鳥居。
奥には前社、本社が見える。
 
雨降り山のいわれ、雨降木。
 
そして奥社。
ヤビツなど各方面からの人々が終結し、この辺はにぎわっている。
 
都内方面を見る。 この下のベンチも人でいっぱい。
私の目ではよくわからなかったが、予測を付けて撮った写真中央にスカイツリー。
その上にちょうど飛行機が飛んでいる。
 
北側に回ると富士山と丹沢の山々が良く見える。
こちら側に来る人は少なく空いていた。
 
富士山。 手前に二ノ塔、三ノ塔。
中央緑の濃い辺りのピークが新大日、その奥の高いピークが塔ノ岳。
右の方さらに高くなだらかなのが丹沢山。 表尾根を見てとれる。
 
丹沢山より右手には奥の方に奥多摩の山々。
高い三角錐が雲取山。 手前には三頭山、御前山も見えている。
 
この絶景を前にお昼ご飯を頂く。
ゆっくりと休み、感無量。
 
下山前に再び混みあう山頂の端で人を避けつつ横浜方面。
中央辺りの茶色は厚木基地。 厚木の基地って海自航空基地なんだ。
海の中には木更津に続くアクアライン。
 
見晴台方面に下る。
 
開けた所で小田原方面、真鶴半島、伊豆半島、
海には大島、初島、利島もうっすら見えている。
 
どんどん下る。
 
不動尻への分岐。
 
タチツボスミレとヤマルリソウ。
ヤマルリソウはこんな風に食べられてしまった?ものばかり。
 
見晴台に到着。 ここのベンチも満席。
離れた倒木に腰かけおやつ休憩。
 
二重社。 この隣に二重滝。
この辺まで来るとケーブルカーで来た観光客にも出会う。
トレイルは整備されているが、片側が急斜面、岩や細い場所もあるのでスニーカーくらいは必要。
 
下社近くに赤いミツマタ。
 
茶店の横から上がってきた。 ここからもう一度下社に参拝する。
下社では茶寮石尊に寄れなかったので、せめて境内のベンチで休憩し、地下でご神水を頂く。
 
帰路は男坂で。 急な石の階段続き。
下りきると朝参拝した八意思兼神社に出るわけだが、ひょっとしてそこに失くしたサングラスがあるかも?
この日登ってきた人は割と多かった印象だ。
小さなものが落ちていたらゴミにならないよう自分のものにする、という人も少なくないと思う。
そんな風に期待はしていなかったのだが。。。なんと、境内前の石積みの上に置いてあった!
あ~、日本人て本当に正直で親切だ。 拾って置いてくれた方、ありがとうございました。
 
こま参道ではやはりお店に入るのがためらわれ、
路上で買えた「大山 とん勝 中村屋」さんの
豆腐入りメンチカツ新生姜味を購入。
豆腐を50%使用だそうで、かぶりつくとホワッとソフト&ジューシー。
とても美味しかった!
 
あとは駐車場に向けて舗装道路を下ってゆく。
登ってきた山を振り返りながら。
 
 
 意図していたわけではないが、前回も寄ったコンビニで帰り道用コーヒーを。 そこから望む大山。 以前にはなかった新東名が伊勢原大山ICまで伸びていた。 朝は間違えるとやっかいなので新東名を記憶していないナビで伊勢原西ICで降りたのだが、帰りは伊勢原大山ICから帰ってみた。 圏央道へは海老名JCTからも海老名南JCTからも行けるのだ。 へぇ~。
 大山の目の前まで高速道路で行けるのだから、江戸時代の人が見たらさぞビックリすることだろう。 これなら大山登山後、江戸時代の人たちのように「男神と女神の両詣り」もお手軽になったようだ。 帰りにしらす丼の夕食とか、いいなぁ。
 
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