out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

武蔵五日市 小峰公園に行ってみた

2020-03-27 10:39:43 | 山登り in 東京都
2020年3月17日(火)
小峰公園 公園だが畑と梅林があり本当の里山のよう
 
 週末はバタバタして出かけることができなかった。 15日(日)はあちこちできれいな雪景色が見られたらしい。。。(ToT)
 火曜日、仕事はあるがお天気は良いらしい。 少しでいいから歩きたいなぁ。 でもせっかく歩くなら何かお花とか見られると良いのだけど。。。 御岳に行けば麓の川でハナネコノメが見られるかもしれない。 けどハナネコは先日高尾で見たし。。。と思っているところに五日市の小峰公園が目に留まった。 里山に囲まれた小峰公園ではセリバオウレンが見られるらしい。
 東京に住んでいながら東京の山は高尾山付近、御岳山付近を何度か登っただけで、それ以外はまだ未踏が多い。 武蔵五日市(むさしいつかいち)は北の御岳、南の高尾のちょうど中間点くらい。 武蔵五日市駅からさらに西に進むと秋川渓谷、払沢の滝などがあり、その辺りから日の出山、御岳山、大岳山にアプローチすることもできる。 こちら側からも登ってみたいと思ったりして、興味のある場所ではあった。 が、今まで訪ねたことが無かったので、この機会に行ってみることにした。
 
 
 「小峰公園」谷戸と呼ばれる地形の中に作られた公園で、尾根に囲まれた、雑木林、湿地、湧き水、田んぼなどが見られる、どこか懐かしさを感じる公園だ。 近くには秋川が流れ、近隣の低山、滝なども興味深く、ビジターセンターではそれらを訪ねるハイキングマップも入手。(現在は利用休止中。マップ等は玄関前に自由に取れるよう設置されていた。)
 
田んぼの水の中にはカエルの卵。
 
オタマジャクシが一匹。
稲作は参加者を募集して行っているようだ。
東京都にある棚田、って昔この辺に見に来たような気がする。
 
まずは「里山尾根」がわの杉の木広場あたりにセントウソウ。
 
そしてセリバオウレンも見られた。 カタクリも。
 
セリバオウレンは終盤。
 
 
 
カタクリは咲き始め。
 
かわいいな。 来て良かった。
 
ナガバノスミレサイシン?
 
梅も終盤だったがまだきれい。
「桜尾根」に登ってみる。
 
ウグイスカグラ
 
アブラチャン? ダンコウバイ?
 
東屋のある展望広場からの眺め。
中央右辺りの緑色の屋根が武蔵五日市駅。
写真には写っていないがこれより左奥には御岳山、大岳山も望める。
木々により山頂部辺りしか見えない。
 
ウグイスカグラ
 
ヒサカキ
 
アオイスミレ
 
カンスゲ
 
 2時間ほどであったが桜尾根から里山尾根をグルッと回り、花や田んぼを見て撮影し満足できた。 家からの便は御岳の方が行きやすいという気がするが、サクッと歩けるコースがいくつかありそうでまた訪れてみたいと思った。
 
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晴天残雪の編笠山

2020-03-21 22:56:09 | 山登り in 長野県
2020年3月9日(月)
編笠山山頂から八ヶ岳主峰赤岳方面を望む
 
 先日高尾山でお花を見ながら割と長距離歩けたのは良かったのだが、登る筋肉と体力がすぐに衰える年齢なので高い所にも登りに行かねば、と雪の残る編笠山に登ることにした。 何より、花粉に汚染された下界から逃げ出したかったのが本音だ。 違うウイルスにも要注意だが、この日も平日月曜日なのでそうそう人に会うことはないだろう。 実際この日会った人は駐車場で1組のご夫婦。 その方たちは西岳に向かって行き、編笠山に登っていたのはわたしひとり? 誰にも会うことはなかった。
 
 前日8日はあちこちで雨だった。 高い山では雪が降っただろう。 自宅を出てからしばらくは雲が多かったが八ヶ岳の天気は「快晴」の予報。 中央高速笹子トンネルを抜け勝沼に下り始める場所からは素晴らしい白峰三山他の山並み。 釈迦堂PAに入って写真を撮ろうかと思ったが、早く到着したい気持ちで休憩は八ヶ岳PAに決め走り続けた。 すると、なんと釈迦堂PA付近から前方がモヤモヤ。 釈迦堂PA出口付近では一気に前方が見えにくい程に真っ白になった。 霧? 曇り? そのうちにフロントガラスにポツポツと雨粒まで見えてきた。 「これは完全に予報が外れた?」 しかし更に走っているうちにまた急にモヤモヤが晴れ。。。
 
八ケ岳PAではこの青空!\(^o^)/
なんと甲府盆地一帯が非常に濃い霧の海に沈みこんでいたようだ。
海の上はこの青空、という現象。 本当にこういう事があるんだよねぇ。
 
鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳もこの通り。
中央付近にチョコンと真っ白な頭を出しているのは北岳だろう。
 
出発 7:50くらい。
前回編笠岳に登った時は11月、観音平からだったが、冬季観音平までの林道は閉鎖。
なので今回は富士見高原リゾートからの出発。
ゴルフ場入り口わきの道路を進んでゆくと道標などわかりやすく立っている。
 
土面のトレイルに入るとすぐに雪が見られた。
 
      
あまり深くない雪面のためか、様々な動物の足跡がくっきり。
左からキツネ、テン、リス? 確信は全くなし。
 
「白久保岩小屋」と書いてある。(9:10) 
中には石仏の様な、ただの岩の様な、ものが立っていた。
 
この辺からコメツガ?などの常緑針葉樹が多く、まだ雪が残っていてきれい。
けれどその分展望は望めない。
 
陽も高くなってきて雪がポタポタ、バサッと落ちてくる。
徐々にきつくなってきた傾斜が、この辺では随分急登になり、
ヒィフゥ言いながら九十九折り。
 
もうしんどい、と思ったころに大きな岩出現。
そろそろ山頂に近い?、と思わせぶりだがまだまだ。
 
身体も足も重くてピンクテープごとに止まるくらい。
振り返るとようやく南アルプスが拝めた。
 
ようやく樹林帯を抜けた!
今度こそ本当にもうすぐだ!、と思ったのだが。。。
 
気を良くしてようやく現れた絶景に何度もシャッターを切る。
中央アルプス~御嶽山~乗鞍岳
 
こちらは富士山~鳳凰三山~北岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ケ岳
朝霧に包まれていた甲府盆地は未だ少し白っぽい。
そして少し進み見上げると。。。
 
まだまだじゃないかーっ!
観音平から登った時は、樹林帯を越えたら山頂まで案外直ぐだったような印象だったので、
これにはかなりガックリ。 もう本当に疲れてしまっていて。
こう見ると雪面より岩の方が多いと思い、アイゼンを外した。
足元ガタガタで登りにくいなか、なんとかゆっくり一歩一歩進んで、
 
ようやく山頂に着いた~!(12:37)
遅くとも12:00には着くと思ったが、予定よりだいぶ上回ってしまった。
けど青空で、本当に良い眺め!
 
もう立っているのが嫌で座ったまま撮った。 東側奥は金峰山など奥秩父方面。
手前に足元の岩が入るのも案外いいかも。
 
金峰山をアップにしたら手前の瑞牆山の岩々がすごかった。
 
そして南東方向富士山。 左手前に茅ヶ岳。
 
富士山~南アルプス
 
南から少し西寄りに南アルプス~中央アルプス
右端に見えるスキー場は入笠山の富士見パノラマリゾート。
 
鳳凰三山~北岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ケ岳
 
西方向、御嶽山~乗鞍岳 中央奥に見えるのは白山?
 
中央に諏訪湖を置いたこの風景がなんとも好きだ。
諏訪湖右には穂高連峰、槍ヶ岳。
 
北側に八ヶ岳。 阿弥陀岳、横岳、赤岳
 
ギボシ、権現岳
 
阿弥陀岳の奥には北八ヶ岳の山々も望める。
 
右奥の双耳峰が天狗岳、左奥に蓼科山、北横岳など。
蓼科山背後には北アルプスも。
 
北西方向、西岳の向こうには車山、美ヶ原、そして最後列に北アルプスの山々。
 
車山、美ヶ原、後ろ立山の山々。
 
 
穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳、燕岳なども見えているのでしょう。
 
お昼ご飯を食べ、充分座ったら、
自撮りするほど回復。
 
もう一度富士山を眺め。
 
鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳を眺めたら下山する。
 
下山時には随分雪も解け、朝あまり見えなかったコケが。
そして足元はツルッツル。
 
雪が積もっていたこの辺もすっかり雪が溶けていた。
本当に半日で溶けちゃうんだな。
 
 今回のこのコース、観音平からと比べると距離は1キロちょっと長く、上り標高差も200m以上高いことが分かった。 それでも山頂からさらに西岳に回る周回コースで行く人も多い。 私も今回登ってみて余裕があれば西岳に回りたい気持ちもあったが、とてもそれどころではなかった。 もちろん、雪が無くても権現岳に向かうのはやはり無理だろうなぁ、やっぱり一泊だなぁ、と確信したわけだ。(;´・ω・)
 それでも編笠山は八ヶ岳の中でもアクセスしやすく、景色も良く、おそらくお花もたくさん咲くだろう。 また行ってみよう。
 
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春爛漫高尾

2020-03-11 23:42:16 | 山登り in 東京都
2020年3月5日(木)
 
 首相の突然の発表で春休みが一足早くやってきた。 原因が原因だけに呑気に休んでもいられないのだが、とりあえずまとめる所をまとめたら、やりたいこともやらないと、この春は学年末から新年度へ区切りなく一直線だ。
 濃厚接触を避けるべく、ゴンドラや温泉は無しにして、車で一人で山に行く分には良いだろう。 ハナネコノメも咲きだしたと聞いたので、ひとまず身近な高尾山で歩いてきた。
 
 
 この日は6号路から。(8:23) 昨年は裏高尾の日影沢のお花を見てから旧20号沿いの梅を楽しみ、小仏峠~小仏城山~高尾山、のルートだったが、台風19号の影響で日影沢のハナネコが見られたあたりは壊滅的らしい。 キャンプ場までは入れるようになり、いろはの森を通って高尾山には登れるようになったそうだが、依然日影沢林道で小仏城山に向かうことはできない。
 そんなことから今年は初見の6号路のハナネコノメの様子を見に行ってみた。
 
前夜は雨。 晴れる予報だが雲が多く沢沿いを歩く6号路は一層瑞々しい。
 
ユリワサビ
 
昨年の台風19号のあと、この沢沿いの6号路もずいぶん遅くまで通行止めが続いていた。
登山道全体的に崩落などが起きていたのかと思ったが。。。
 
部分的にひどい所はあったようだが、ハナネコノメは随分大きな群落がみられた。
 
 
 
ニリンソウもあちこちで見られる。
 
 
 
たくさんの写真を撮って満足したが、
細いトレイル沿いなので、土、日曜日では厳しいかもしれない。
 
沢の中にオブジェ発見。 精巧な造りだ。
 
ヨゴレネコノメ。
 
山頂に近づくこの辺りは岩の多い沢の中を歩くようなトレイルだったが、
ずいぶんと土砂が流入したようだ。
 
ヤマルリソウ
 
 
 
白花だが、アオイスミレのようだ。
 
タチツボスミレ
 
山頂直下。 やはり雲が多い。
 
高尾山上空は青空なのだが。 なんと人が少ない。(11:06)
けれど子供連れのお父さんや、子供グループと付き添いの大人、
という感じのパーティーもあちこちで見かけた。
 
朝、車から富士山は見えたのだが、もう雲の中だ。
 
丹沢の山々は良く見える。 稜線にはまだ白いものが見られる。
 
お花も随分見られ、この先は景信山を回って旧20号線沿いの梅を見たかったので、
極力一生懸命歩く。
 
小仏城山到着。(12:02)
都心の方はグレーと言うか茶色と言うか。。。
 
ちょうどお昼時なので、テーブルをお借りしてお昼ご飯。
 
小仏峠到着。(12:55)
ここから小仏バス停には下山できないと思っていたのだが、2/18に通行止め解除になっていた。
が、景信山まで歩く気満々だったので、登ってゆく。
 
高尾山標高が 599m。 景信山が 727m なので、
やはり最後に一番高い所は堪えるわけだ。
登りながら振り向くと蛭ヶ岳山頂が光り輝いていた。
写真ではそうでもないが、本当にピカーッと良く光っていて、
こう見るとやっぱり蛭ヶ岳山荘の屋根なのだろう、と思う。 面白い。
 
ようやく上ってお茶屋さんのテラスから。
先ほどより富士山が見えてきた。
 
ミツマタがひとつ。
 
景信山山頂。(13:43)
少しは見晴らしが良くなった?
ぼんやりと群馬、栃木、茨城の山が見えている。
さて、梅を撮るのに日影になっては困るので、早く下山!
 
今度は紫色のアオイスミレ。
 
旧20号まで下りてきた。 梅は良く咲いている。
雲が多かった空が急に青空になってきた。
 
木下沢梅林。(15:17)
木下沢林道もまだ通行止め。
そしてウィルスのおかげで梅まつりも中止。
 
昨年はまだあまり咲いていない頃に来てしまったが、
今年は良い時期に来れた。
 
中に人が歩いていないのも貴重と言えば貴重だ。
 
とてもきれいなのだが、フェンスが高くて一苦労。
ひとしきり撮り、満足して帰路につく。
 
個人宅のミツマタ。 もう満開。
 
旧20号線沿いのあちこちの梅を眺めながら駐車場までの道を歩いた。
途中、日影沢も少し見てみたが、タカオスミレが咲いていた斜面はおそらく大丈夫。
川沿いのニリンソウ群生地までは見に行かなかった。 どうなっているかな。
キャンプ場より上の城山までの林道沿いもいろいろ楽しいのだが、どこがどの程度崩落したのか。。。
 
もう少しで車道の20号線に出る所。
梅は良く咲いていたが、すっかり日影になってしまった。
 
 今年は梅がきれいな時期に来られて良かった。 久しぶりに長い距離を歩けたことにも満足だった。 が、一日中たっぷりの杉花粉を浴びたようで、午後からはマスクをしていたのだが家に帰ってから翌日までひどいくしゃみ、鼻水、目のかゆみにさいなまれた。 これからの季節はこれがあるから。。。せっかくお花が咲いてきたが、たまには高い山に避難しないといけないな。
 
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snowshoe で reunion! in たんばら

2020-03-07 23:01:24 | 山登り in 群馬県
2020年3月1日
鹿俣山山頂から眺める上州武尊
 
 2014年ごろからなんとなく不定期に続いている同窓会山ツアー。 グリーンシーズンの時もあったのだが、今年は再びスノーシューで。 昨年Oちゃん夫妻がお世話になった水上のペンションレインボーさん宿泊の翌日、レインボーご主人の亘理健二さんによる鹿俣山スノーシューツアーに参加してきた。 亘理さんはNHKにっぽん百名山で上州武尊のガイドをされた。 ペンションは今年3月いっぱいでクローズし、ガイド業に専念されるそうだ。 そういう訳でか、宿泊客はツアーに参加する人のみ。 今回昨今のウィルス騒ぎで参加を辞めようかとも思ったのだが、大人数と濃厚接触する様子ではないし、山を歩くのは悪いことではないだろうと思い行ってきた。
 
 
 水上のペンションから車で小1時間、たんばらスキーパークへ。 リフトを2本乗り継ぎ、ほぼ山頂へ。 実際のところ登ったのは100mにも満たなかったかも。w ちょっと登ってあとは山下り、という感じのツアーだ。
 
天気は雲が多いものの青空も見られ、風もそれ程なく過ごしやすい。
数日前に降雪があったそうで、雪もガリガリはしていなく、良いコンディション。
 
少し登って行った先で。。。
 
お昼ご飯後に急斜面を登るので、ここで練習と。
高さはそれ程ないが、ほぼ垂直の様な斜面にスノーシューを蹴り込んで登ってゆく練習。
向かってゆく先にこのような場所があるたびに練習。
これ苦手なので良いトレーニングになった。
 
振り返ると。。。スタート地点はまだそこ。w
 
大きなブナがたくさんあってきれいな森だ。
樹間を通して白い山が見える。
 
玉原は初めて来たが、玉原湿原やラベンダーなど見てみたいとは思っていた。
今回こういう形で来れたのも良かったと思う。
 
赤城山が見えた。
 
雪不足だというのに大きな雪庇が張り出し、良い感じ。
 
青空が広がり気持ちよく歩いてゆく。
 
榛名山や右奥には上部が雲で隠れた浅間山。
 
道標がこれだけ埋まっているので、この辺は結構雪が降ったのだなぁ、と感心する。
 
玉原湖が見えてきた。
左奥に薄く浅間山。 中央右辺りに四阿山かな? 右の方に草津方面の山々。
 
これを登ったらもう山頂かな。
 
と思ったら違いました。w
 
最後に急坂をひと登り。
 
で、鹿俣山山頂と~ちゃ~く!
 
山頂の先には上州武尊のカッコ良い姿が!
 
振り返ると草津辺りの山の雲が取れてきたかな。
少し景色を楽しんだら、往路とは少し違う方向へ下山。
 
バンザイ小僧のオオカメノキ冬芽。
 
下りにはお楽しみも。
 
山頂から下ってきた風の当たらない場所でお昼ご飯。
スパゲティナポリタンをご馳走になった。
 
昼食後、ここが言っていた急登。
写真右の方から回ると少しはなだらか。
 
全員無事登れて、スキーゲレンデ脇の尾根上を歩く。
上州武尊も見納め。
 
ゲレンデ脇の森の中を歩いている。 時折木々が途切れると谷川岳の素晴らし景色が見えた。
中央辺りからスーッと長く伸びる尾根が西黒尾根だ。
 
もう少し歩くと白毛門の方の山も見えてきた。
 
あとは森の中を駐車場に向かって歩いて行った。
ゲレンデから離れないように歩けばよいのだが、ピンクテープなどはあまり見られなかった。
天気が悪く見通しが効かない時には注意が必要だ。
 
リゾートセンターまで戻った。
振り返って、遠く中央辺りに台形に見えるのが登ってきた鹿俣山。
右に白いのが獅子ヶ鼻山。
 
 今回も無事に楽しいツアーが終了。 暖冬、雪不足という中、玉原はたくさん雪があって大満足のスノーシューツアーとなった。 もう少し歩きたいくらいではあったが、お手軽な割には周囲の迫力ある山々の眺めがとても素晴らしい! 次回は個人で来て山頂でゆっくりコーヒーでも飲みながら景色を楽しみたい、という気がした。 それに、上州武尊にも行ってみたいなぁ、とフツフツを思いが湧いてきてしまった。
 
 同窓会山ツアー、次はどうなるかわからないが、何らかの形で続いてゆくといいなと思っている。
 
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セツブンソウと小鹿野町散策

2020-03-03 10:49:05 | 山登り in 埼玉県
2020年2月24日(月・祝)
小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ
 
 22日(土)、23日(日)と学年末試験や都立高校入試に向け対策を行った。 その後、生徒たちにしてみれば緊迫の1週間を終え、終業式、卒業式までは友人たちと残り少ない今年度を楽しく過ごそうと思っていたでしょうに。 一週間で生活は一変せざるを得なくなった。 新型コロナウィルスが早く終息することを祈るしかない。
 
 24日は休みが取れ山に登りたかったが、小鹿野町のセツブンソウが最盛期と聞きそちらに向かった。 2018年に一度訪ねているが、その時はセツブンソウを見た後近くの四阿屋山に登った。 今年は少し離れた山に登ったあとセツブンソウ撮影にしようと思ったが、光の加減が良いであろう午前中のうちに撮影したく、結局そちらの山はヤメにした。
 
 
 山は後にしようと思っていたのだが、7時半前についてしまい、8時半のセツブンソウ園開園を待つのも時間がもったいないので「道の駅 両神温泉薬師の湯」に車を停め先に2018年と同じ四阿屋山に登ることにした。 
 
最短コースで山頂に向かうが、一応ロウバイとフクジュソウはチェックしてゆく。
 
途中梅が既に良い具合。
 
ロウバイは未だ花の色も美しく咲いていた。
良い香りが園中漂っている。
 
 
 
奥の三角は武甲山、左方に横瀬二子山。
 
三峰山、雲取山方面(と思われる)
 
フクジュソウも良く咲いていた。
 
秩父紅も見られるはずだが、見つけられず。
 
両神神社奥社にお参りし、山頂を目指す。
ここからはトレイルの細い岩場、急登が続く。
 
山頂到着。(9:56)
左に両神山、右に小さく二つのとんがりは二子山。
 
小さな山頂には次から次へと登山者がやってくる。
 
両神山アップ。
 
二子山アップ。 サッサと写真を撮って下山。
つつじ新道を下ってみようかという気も起きたが、途中で会った男性に伺うと
「かなりきつかった。 お勧めしない。」という話だったのでヤメにした。
 
ということで、車でセツブンソウ園。(300円)
11時過ぎになってしまったので駐車場はいっぱい。 係員の方が示す方向へ。
山の方向へ徒歩5分ほどの路肩(駐車スペースになっている)に無事駐車。
 
広い敷地にたくさん咲いていた。 まさに見ごろ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
12時半過ぎまで撮影し、道の駅でお蕎麦でも食べ、どこかの梅園に行ってみようかと思っていた。
ところが道の駅は駐車場が満車の賑わい。(四阿屋山下山時もそうだったのだが)
 
ネットで調べると、観音茶屋というお店が目についたので行ってみた。
 
風情のある店構え。
 
店内も良い雰囲気。
 
   
名物らしい鬼ころりのついたお蕎麦のセット。
鬼ころりとは山芋とそば粉を練ってゴマ油で揚げたものだそう。
ワサビ塩かワサビ醤油で食べてね、と。 美味しかったが粉ものでお腹いっぱいになりすぎた。
 
観音茶屋というくらいだから、近くに観音様がいらっしゃるのだろう、
お茶屋さんから10分程牛首峠の方へ上がって行ったところだ。
 
車道はこの仁王門隣の駐車場までで終り、その先牛首峠へは歩いてゆく山道だ。
御本堂に行くにもこの仁王門をくぐってから296段の急な階段を登らなければならない。
秩父34霊場の中で最も険しい難所に立つお寺、と言われる所以だ。
 
仁王門には日本一の石造りの仁王様が立っている。
 
最近岩屋に守られたようなお寺に縁があるようだ。
こちらには奈良時代の僧・行基(668-749年)の作とされる聖観音像がお祀りされている。
手を合わせ境内を拝観。
 
御本堂を中心に、背後の岩屋を形作る山の左側に西奥の院、右側に東奥の院がある。
それぞれの奥の院に至る参道が作られ、参道沿いの岩屋にはたくさんの石仏が見られるようだ。
が、西奥の院に向かう参道は既にがけ崩れなどで立ち入り禁止。
 
東奥の院の方に上ってみた。 少し登ったところで御本堂と西奥の院方向の崖壁面を見る。
崖上部の岩屋に石仏が並んでいるのが見える。
歩いている参道をさらに進むと展望台があるが、そこからも別の岩屋に石仏群が見られた。
切り立った崖に登り、岩屋の中にいくつもの石仏を奉納する作業が修行そのものだったのだろうな。
 
また、先の崖壁面下部には
「摩崖仏 弘法大師爪堀の像 十万八千佛」が見られる。
何だかものすごいパワースポットを訪ねることができた気がした。
 
更に、ジオパークにも指定されている秩父地域。
こんな山間部が遥か昔には海底だったことを明かす地層や岩が見られる。
この摩崖仏が彫られた壁面もその一部だそうだ。 
 
 セツブンソウの様子は小鹿野町観光協会HPで開花状況が見られる。 例年より随分早く開花を迎えたようだが、ロウバイ、フクジュソウも見られ、楽しい一日となった。
 
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