out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

姉と冬旅 2日目 奈良井宿 松本城

2025-01-27 13:52:22 | travel
2025年1月19日(日)
中山道 奈良井宿(長野県塩尻市)
 
 姉との旅2日目。 予報ではあまり天気は良くないとのことだったが、6:30過ぎに起き、外を見ると青空。 朝食は 8:00からだったのでひとっ風呂。 こじんまり経営されている旅館はのんびりしていて清算も 8:30以降にお願いしますということだが、清潔で女将さんは温和、料理は美味しく、今回のような旅には最適だった。
 
10:00チェックアウトでOKとのことだったので、
部屋に荷物を置いて温泉街の散歩に出かけた。
もともとは湯治場、現在も国民温泉保養地という名にふさわしく、
きらびやかな物はなく、落ち着いてのんびりできる健康に良さそうな雰囲気。
 
三十三夜塔 温泉祖神
それでも「お土産屋さん」などは数件開いており、塩川さんの温泉饅頭と、
さいとう菓子工房さんのアップルパイをお土産に購入。
大変美味しかった~!
 
鹿教湯温泉を離れ向かうは塩尻の奈良井宿なのだが、山道を走っているととても天気が良く、
松本に近づくにつれ北アルプスの白い山々が見えてきた。 それならば。。。
 
やっぱり寄り道してしまった。 「松本市アルプス公園」
長野自動車道から山の上にこのタワーをよく見ており、どんなところかと思っていた。
タワーは「山と自然博物館」の一部で無料展望室となっている。 今回は申し訳ないが展望室のみの利用で。
 
展望室からは素晴らしい景色! ただし、ガラス張りの展望室からの展望のみ。
蝶ヶ岳~常念岳~横通岳~大天井岳
 
日本海に向け北アルプスがズラリ!
街は、松本~安曇野~大町の方まで見えているってこと!?
 
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~白馬三山~栂池の方まで
いやいや、良い景色を眺められてラッキーだった!
 
ということで、奈良井宿に到着したのは 13:00ごろ。
車中でおやつを頂いたのでお腹はまだ大丈夫。 JR中央西線奈良井宿駅でまずは撮り鉄。
 
松本行きには午前中散策した人々が沢山乗って行かれた。
 
私たちはこれから散策開始。
とても立派な宿場町がまるで江戸時代そのままに残されている。
そもそも江戸時代、中山道木曽路十一宿のなかでこちらは「奈良井千件」と呼ばれる賑わいぶりだったそう。
この趣ある街並みが約1km も続き、今なお多くの観光客でにぎわっているのはすごい!
 
街道のあちこちにこのような水場もある。
(飲料のためには煮沸してという注意書きあり)
 
 
 松本から塩尻に向かうにつれ空は曇り空になったのだが、気温も低いようだし、道には雪が残っている。 そんなに標高の高い所に来た意識が無かったのだが、松本の標高が約600mに対し、こちらは約 940m。 木曽路の中で一番標高の高い宿場町、そしてすぐ南には難所の鳥居峠(1,197m)もある。 山の格好をして歩いている人もいたが、鳥居峠まで登られたのか、隣の藪原駅あたりから中山道を歩き峠越えをしてくる人もいるようだ。 うん、面白そう。
 
昨日の海野宿に比べこちらは開いているお店が多い。
ステキなお店が多いのだが。。。
 
お腹が空いてきたし、ご当地名物を頂きたかったので、
こちらの「越後屋」さんに入店。
入るとすぐに愛想の良い女将さんが出迎えてくれた。
 
外のメニューで目に留まったのが「すんき蕎麦」と「投汁そば(とうじそば)(2人前~)」
どちらも冬にしか頂けないようで、以前から食べてみたかった「投汁そば(とうじそば)」を頂く。
 
 
 「投汁そば」を頂くので話だけ、と思い「すんき蕎麦」の事を女将さんに伺っていたら、お漬物と一緒にすんき(左)を持ってきてくれた。こういう心遣いが本当にうれしい。 すんき(すぐき)とは「木曽のかぶ菜を乳酸菌で発酵させた、酸味のある無塩の漬物」 無塩というのには驚いた! とても身体に良さそう。 お店に売っているかと思ったのだが、開田高原の方から取り寄せているらしい。 そうかぁ~、御嶽山だなぁ~。
 
 
 「投汁そば」を頂く前に、まずは女将さんが作った説明書を拝見し、更に女将さんが実演講習してくれる。 他にもいろいろなお話をしてくれて本当に楽しかった。 お蕎麦は、鉄鍋で鴨肉や野菜の入った汁をグラグラ煮立て、その中に写真のような竹ざるのひしゃくでそばをひと玉ずつ温めてお椀へ投入。汁や具も入れて一緒にいただく。 これは楽しくて美味しい! 機会があればまた食べに伺いたい!
 
「越後屋」さん辺りでまだ奈良井宿の 1/3程度しか歩いていないことにビックリ!
お腹もいっぱいになったので、まだまだ歩く。
 
こちらの「マリヤ地蔵」を拝見したかったが、
「落雪の恐れあり」で拝観中止となっていた。 残念。
 
奈良井宿南端の「鎮神社」までやって来た。 この日はここまで。
お参りをしてお礼を述べた。
 
神社から宿場町。
 
帰りも同じ道を滑らないように。
 
駐車場近くの「木曽の大橋」
日曜日だったが、午後でもスムーズに無料駐車場に入れられて良かった。
新緑・紅葉、お祭りの時などは混むのだろうなぁ。。。良い所だったので機会があればまた訪ねてみたい。
奈良井宿の散策を16:30ごろ終了し、更にもうひとつ見るものがある。
 
「歴史的に貴重な建造物にこんなことしてどうなの?」という気持ちが無いわけではなかったが、
見たら感動したっ!!w
 
時間があれば日中に松本城見学もしたかったのだが、まぁ今回は仕方がない。
「どうする家康」で石川数正(松本城初代城主)が豊臣方に着いた時、とてもジ~ンとしてしまった。
その石川数正のお城をいつかはきちんと見てみようと思っている。
 
「どうなの?」と思っていたプロジェクションマッピングは4回くらい見てしまった。w
 
 こうして2日間めいっぱい姉との冬旅を楽しみ帰宅した。 やはり「のんびり」とはいかなかったが、普段の仕事、家事に追われる日常から考えれば贅沢な楽しみの時間だった。 こんな時間がとても必要。w 次は桜が咲く頃かな?
 
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姉と冬旅 1日目 #2 鹿教湯温泉

2025-01-24 11:08:06 | travel
2025年1月18日(土)
鹿教湯温泉 現世と神の世界を結ぶ五台橋
 
海野宿での散策を終え、鹿教湯温泉の宿に到着したのが 16:00ごろ。
宿でゆっくりお茶でも飲んでから氷灯ろうを観に行こうと思っていたが、そうゆっくりはできなかった。
姉とは「ゆっくりしようね。」と言って出かけるのに、いつもゆっくりにはならない。w
 
16:30にこの五台橋隣にある文殊の湯前に集まると灯ろうの点灯体験ができると聞いていたので参加したかったが、
16:50頃に到着したためほぼすべて点灯済みだった。
 
氷灯ろうのある範囲はあまり広くないが、ろうそくの灯りをともす灯ろうは今時珍しく、美しい。
 
文殊堂
長野県県宝 日本三大文殊のひとつ
こちらの文殊菩薩様が鹿に姿を変え猟師に温泉があることを教えたので「鹿教湯温泉」となった。
 
温泉薬師堂
 
 
 
 
 
五台橋
国内では珍しい屋根付きの木橋
 
 雪が積もっていればもう少し風情があったろうが、こちら石の急な階段も多く、安全に廻れたのは良かった。 五台橋や文殊堂などの建物が氷灯ろうの灯りと共に美しく、良いものが見られた。
 この後宿に戻り美味しい夕食を頂き、ゆっくりと温泉に浸かった。 温泉は無色透明、くせのない弱アルカリ性単純温泉。 神経痛・関節痛・リュウマチ等の痛みを和らげ、本来持っている回復力を高め身体の疲れを癒してくれるため「杖要らずの湯」とも呼ばれている。 私にピッタリ~! 実際、環境庁指定の国民保養温泉地であり、古くは江戸時代より湯治場として栄えてきたという歴史がある。 姉が紹介してくれて、ここに来れて良かった!
 
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姉と冬旅 1日目 #1 小諸~海野宿

2025-01-22 23:43:16 | travel
2025年1月18日(土)
小諸高原美術館より浅間山方面を望む
(左奥)水ノ塔山、(手前)高峯山、黒斑山、浅間山
 
 前週は一時帰国した娘と山に登った。 この週は姉と冬の風物詩を廻る1泊2日の旅に出た。 山には登らない。 メインは長野県上田市にある鹿教湯温泉(かけゆおんせん)で、ゆっくりと温泉を楽しみながらこの時期行なわれている「氷灯ろう夢祈願」のイベントを観て撮影すること。 氷灯ろうのイベントはもちろん暗くなる夕方からなので、昼間はあちこち観光。
 
 
 小諸に到着し、朝一で「布引観音」に行こうとしていたのだが、浅間山~高峰高原がそこに山が無い程雲の中だったので、曇天のもと見えている八ヶ岳、北アルプスなどを眺めに「市立小諸高原美術館」に向かった。 写真は美ヶ原高原方面。 左の白い山は三峰山、中央辺りが美ヶ原高原、右の方に白く見えるピークが武石峰だそう。 八ヶ岳や北アルプスも見えてはいたが、空が灰色で重々しいので写真は無し。
 
 
 小諸高原美術館に隣接し、「富士見城跡」がある。 展望も良くこちらから是非山の撮影をしたかったし、歴史的にも興味があった。 予報に反して天気が悪く、期待していた展望は拝めないが、山城散策ができたのは良かった。
 
説明板を見るとこのような立地。
 
 「富士見城」の名の通り、奥秩父方面の山々と共に富士山を眺めることができる。 そして八ヶ岳、美ヶ原高原方面、北アルプス、高峰高原、浅間山方面と360度の大展望を得られる。 富士見城は武田氏滅亡後、真田氏と対陣するために徳川氏の家臣柴田康忠が在陣していたとのこと。
 
 富士見城とそこからの展望を楽しんだが、空はどんより曇ったまま。 浅間山は見えないが、建築が素晴らしいので「布引観音」に行ってみようということになった。
 
 
 布引観音釈尊寺は「牛に引かれて善光寺参り」の伝説の舞台。  観音堂を拝見するのは2回目だが、本当にすごい造りだ。 お寺自体は奈良時代、観音堂に祀られている観音堂宮殿(かんのんどうくうでん)は鎌倉時代のものらしいが、観音堂についてはあまりよくわからない。 また、この観音堂にはあちこちに「武田菱」が見られる。 小諸が武田氏の配下にあった時代はあるようだが、なぜここに武田菱があるのかは、調べてもあまりよくわからない。 「こもろ観光局」のブログにも「観音堂の武田菱との関係は。。。」と言う事になっている。
 
釈尊寺をお参りし、観音堂に向かう参道には岩のトンネルがある。
手掘りの物だと読んだ。
 
誰もいない境内を歩いてゆくとネコさんがいてビックリ!
 
観音堂内部。
 
手すりの向こうは断崖絶壁。 あまり身を乗り出さないでよ~。
 
布引観音釈尊寺を拝観していると 11:30頃になったのでお昼ご飯を食べに「雷電くるみの里」に向かう。
 
 
 雷電くるみの里は湯ノ丸山などに登ると帰りに寄ることもあるのだが、夕方では大抵お蕎麦が品切れで今まで頂いたことが無かった。 この日は名物のくるみだれの手打ちそばを初めていただき満足! さらに名物のくるみおはぎまで頂く。w 山に登らないからせいぜい歩かないと。
 お昼ご飯を終え外に出ると、何と午前中にかかっていた雲がすっかり晴れ、快晴になっている! 浅間山方面も丸見えだ!
 
と言う事でふたたび市営小諸高原美術館に戻った。w
山並みも素晴らしいのだが、手前の棚田がまた良い雰囲気。 良い所だなぁ~!
春には美術館~富士見城跡辺りまでサクラが咲くようだし、棚田のグリーンシーズンも良いだろう。
 
黒斑山も水ノ登山も真っ白で、登っている人は素晴らしい景色の中を歩いているだろうなぁ、
と思わないでもなかったが、まぁ、たまには観光もいい。
 
美しい景色を堪能したら次へ向かう。
 
 
 訪ねたのは東御市の海野宿(うんのじゅく)。 写真は海野宿東端にある白鳥神社。 こちらの近くにある第1駐車場に駐車して散策開始。 まず上写真の白鳥神社、境内の中目を奪われるのは樹齢700年を越えるケヤキの木々。 ケヤキってこんなに大きくなるんだ~。 
 
海野宿の産土神(うぶすなかみ)としてずっとここで歴史を見てきたのだろう。
 
海野宿は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されたそう。
中山道と北陸道を結ぶ重要な街道。佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、
江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くあった。
 
江戸時代から続く手の込んだ美しい建築、家並みが見られるのは本当にすごい!
「うだつ」「格子」など説明を聞きながら見て回るのも楽しいだろう。
 
冬の間は冬季休業が多く残念だったが、その分人通りが少なく、静かに存分に拝見できた。
 
 鹿教湯温泉の宿でゆっくりしてから氷灯ろうに向かうつもりだったが、時間はギリギリになってしまった。 あちこちウロウロしたので仕方なく、これもいつもの事だ。 つづく。
 
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鍬ノ峰前泊 白馬周辺花巡り(4/27)

2024-05-01 23:18:04 | travel
2024年4月27日(土)
中綱湖のオオヤマザクラ
 
 昨年 4/23~24に白馬周辺を訪れ、イワウチワが見られる大町市常盤仏崎からの鍬ノ峰に登った。 周辺の観光も含め鍬ノ峰が気に入ったので今年も是非と訪ねてきた。 昨年は4/24で鍬ノ峰のイワウチワは少し遅かったが標高の高い所ではきれいなものが見られた。 4/23の観光、大町から白馬周辺の桜も再終盤。 なので不通に考えれば今年は 4/23より早目に訪れるのが良いのだろうが、今年の桜、その他のお花は1週間~10日ほど遅く咲き始めているような状態だったので、4/27の週に行こうと決めていた。
 ところが、白馬村公式観光サイトFBでは 4/19に大出公園や貞麟寺の枝垂れ桜の見ごろの写真が。 それでもまだ他の桜は大丈夫だろうしサクラが主体なわけでもない、なにより鍬ノ峰のイワウチワがまだの様な気がするし。。。とその時は思っていた。 今年は(と言うかここ数年)本当に花の予想がつけにくい。
 
とりあえず、まずは 4/27(土)の白馬周辺観光から。
 
最初に訪れたのは中綱湖近くにある居谷里湿原。
特に何を見たいというわけではなかったが、初めて訪れてみた。
 
小さな木が生え乾燥気味の湿原ではあるが、湿った所にはザゼンソウ?らしきものも見られた。
ミズバショウ、リュウキンカも咲いたようだった。
ハナノキという木が珍しいそうで、長野県天然記念物の湿原となっている。
 
居谷里神社があったのでお参りする。
湿原をグルッと回れるようだが他に二人連れの方が見えただけで寂しい感じだったので、
様子だけ見て次に向かう。
 
中綱湖にやってきた。
昨年よりサクラが良く咲いているように感じるが、中央の桜は既に葉桜。
一見してなかなか遅い早いとは言い難い。
 
大きな雲に覆われてしまったので足元のヤマエンゴサクなどを撮る。
 
湖東側に良く咲いているサクラがあったので行ってみるとJR大糸線の電車が通過。
 
東側から西湖岸を見ると割と良い感じに映っていた。
 
青木湖まで行くと一本桜はもう咲き残り、かと思ったがその日の夜「信濃大町なび」を見ると 4/26で8分咲きだと。
あれ。これから咲くのだった? とりあえず上の写真は一本桜となりの桜。
 
この時辛うじて山々が見えていたので、行く予定ではなかった「野平の桜」をやっぱり見に行きたくなった。
予定では南から順に北の方へ上がっていく予定だったが、ここで一気に白馬駅も通り越して一番北へ30分程走る。
野平は標高が高いのでまだ咲いているかも、という期待を持って行ったのだが。。。やはり昨年同様惨敗だった。
 
野平から下りてきてちょうどお昼時間。
ググったら美味しそうなお店が出てきたので寄ってみると駐車場に入れた。
土曜日の昼時に運が良かった。 通常は大変混みあうらしい。(特に夜)
上はオムバーグ定食。 おいしぃ~!! 
ご飯はこれで小盛。(小盛・並盛・大盛あり) 普通の一膳より確実に多い。
 
昼食後、再び少し南に下って「貞麟寺」さんへ。
やはりこちらも樹齢300年のシダレザクラは終わっていた。
 
けれど昨年よりずっと多くのカタクリが咲いていた。
キクザキイチゲもこんなに咲くのかと言う程。
 
ニリンソウも見られた。
 
エンレイソウ
 
 
 
貞麟寺さんのあとは姫川源流自然探勝園へ。
 
前回行かなかった親海湿原(およみしつげん)から周ってみる。
こちらもあまり花は見られなかったが。。。
 
こちらにはミツガシワの花芽が沢山出ており、既に咲いている物も数株見られた。
5月中旬ごろには湿原いっぱいに咲き誇るようなのだが、一度その景色を見てみたい。
 
姫川源流に来てみると、昨年4/9に来た時とはさすがに大違い、
ニリンソウとワサビ?がモリモリに生い茂っていた。
 
ワサビの花
 
キクザキイチゲもまだ咲いていた
 
ポツポツとシラネアオイが咲いていた
 
姫川源流
 
ニリンソウもかなり広範囲で茂っている。
花はこれからが盛りになりそう。
 
15:30近くまで姫川源流にいて「あっ!」と思い出した。
今回は菊池哲男さんのギャラリーに行きたかったのだ。
一応電話で確認すると、4月はこの日から開館で 17:00まで観覧できるとのこと。
 
途中翌日のパンを仕入れに行ったお店が素晴らしかった。
ハード系のパンと説明があったが、ガリガリではなく、皮は固め、内側はモッチリで
翌日山で食べても大変美味しかった。
 
ギャラリーは「和田野の森教会」の中にあり、この門を入ってすぐ右の受付棟?で観覧料を支払った。
冬期は休館で4月はこの日から開館したと話されていたのでラッキーだった。
 
その後、宿に向かう途中、白馬岩岳近くの「伝行山の徹然桜(てつぜんざくら)」
こちらも盛りの時期にはお堂がサクラで囲まれる。
 
徹然桜正面には「塩の道 塩島新田宿」があり、なかなか趣のある通りが続く。(左端ガードレール沿いの道)
この辺りは栂池に行く時に車で通り過ぎてしまうだけだったが、「良い所があるなぁ。」と思った。
 
その趣のある通りからほど近い場所がこの日の宿だった。
窓からの景色が最高だった。
翌日の晴天を祈って日没を見守った。
 
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京都御苑と醍醐寺のシダレザクラ

2024-04-07 16:47:20 | travel
2024年4月1日(月)
京都御苑のシダレザクラ
 
 春の旅行二日目は登山がメインのはずだったが、やはりこの時期京都まで来たら古刹にサクラ、のような景色を拝みたい。 が今年は関東から西日本のソメイヨシノの開花が遅れている。 登る予定の大文字山麓には「蹴上インクライン」「哲学の道」とソメイヨシノの名所が連なるが期待できそうもない。 なので早目に咲くシダレザクラはどうかと調べたらドンピシャな所が見つかった。 ひとつは京都御苑、もうひとつ欲張って京都御苑から電車で30分ほどの醍醐寺、を訪れることに決めた。 さらに京都御苑は入場無料、24時間入場可であることがわかり、ならば京都御苑を早朝に観て、その後醍醐寺に移動し 9:00開門と同時に拝観、午後から大文字山に登っても充分に間に合う、という行程。
 
琵琶湖沿いのホテルを 5:20頃出発すると東の空は良い色。
 
反対側。 山はどこらへんなのかまったくわからない。
 
この飛び出し注意の看板「とびだしとび太くん」は滋賀県生まれだそう。
 
JR膳所駅 5:43 - 5:55 JR京都駅 6:11 京都市営烏丸線 - 6:20 今出川駅
 
京都御苑へ今出川御門より入場し、近衛邸跡のシダレザクラ鑑賞。
HPには各種情報・お知らせと共に桜の開花情報や地図も掲載されておりとても便利。
 
6:30頃からの散策・撮影だが、同じように撮影に来ている方、
ウォーキング、犬の散歩、などの人々と会うものの、
まだまだとても空いている状態で、朝の陽射しの中気持ちよく撮影出来た。
ただ、日影の部分が多いのも確か。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
京都御苑の西側を京都御所に沿って南の方にずっと歩く。
 
奥に京都御所建礼門を望む中央の通路から
 
奥に建礼門
とにかく広くて西側半分しか見ていないが、そろそろ醍醐寺に向かう。
 
境町御門  7:44
ここから東へ京阪神宮丸太町駅に向かう。
 
鴨川を越えるとすぐに神宮丸太町駅。
 
神宮丸太町駅 8:05 - 8:07 三条駅 - 徒歩 - 三条京阪駅(京都市営東西線) 8:17  - 8:35 醍醐駅
 
醍醐寺 9:00
醍醐駅近くのコンビニで少し買い物をし、予定通り9時少し前に醍醐寺に到着したが、
こちらは開門と同時に見学できるよう車、大型バスがどんどんと近くの駐車場に入って行った。
 
こちらのお寺は上写真の総門を入ると「三宝院」「霊宝館」「伽藍」の3エリアに分かれており
それぞれの入り口で拝観券を購入することができる。 春季は3エリア拝観券となり 1,500円。
入場と同時に一番手前の三宝院で拝観券を買う長い列に並んだが、違う場所で買えば少しは空いていたようだ。
 
「醍醐寺」と言えば、豊臣秀吉が行った歴史上有名な花見「醍醐の花見」
それにならい、毎年4月の第2日曜日には「豊太閤花見行列」が開催されるそう。
 
三宝院前 太閤しだれ桜
 
三宝院前 太閤しだれ桜
 
三宝院庭園
 
西大門(仁王門)前の桜
 
清澄宮拝殿横のシダレザクラ
 
清澄宮本殿前のシダレザクラ
 
国宝五重塔前
 
国宝金堂
 
金堂から望む五重塔と桜
 
霊宝館のシダレザクラ
 
霊宝館のシダレザクラ
 
霊宝館 深雪桜
 
人が多く落ち着いて撮影するのは難しかったが、
それでも大変見事、美しい桜を存分に拝むことができた。
今回は時間の都合もあり三宝院内部などを拝見することはできなかったが、
いずれまた訪れてみたいと思った。
 
午後の山登りも気になるのでそろそろ次に向かう。 10:40
 
京都中心部に戻るとまた人が多いだろうと思い、醍醐駅のショッピングビル内でお昼ご飯。
まだ空いていて、美味しくて落ち着けた~。
 
醍醐駅からは京都市営東西線一本で蹴上駅まで 14分。
そこから京都一週トレイルへ。 我ながら良いルート取りだ。
 
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