2018年9月23日(日)
男体山山頂から太郎山方面を望む
「今年はいつ行こうか。 いつでも行けるときに。」と思っていると好機を逃すのです。
せっかく出られそうな23日、ようやく快晴マークがついたのでこの日に行かないと 10月25日までの開山期に間に合わなくなりそうなので行ってきました。 とは言え、最近のお天気の悪さからほぼ運動不足、高い山にも登っておらず、高低差1,000mを越える登山には自信がなかったのです。 また、世の中は2週連続で3連休。 前週は箱根に行きましたがその時も東名高速がガッツリと混みました。 また今週もそれはなぁ。。。 などいろいろあったのですが、やっぱりせっかくの晴れ予報を見たら出かけないわけにはいかなかったのです。w
駐車場も混むでしょうから6時を目指して二荒山神社中宮祠へ。
6時でも空いてないかも、と思いましたが第一駐車場最後の2台で滑り込みセーフ!
日光市街地から見た山には雲が掛かり、全体的に曇り空。
男体山の予報は夜中から午前12時ごろまで「快晴」マークがついていたのにやっぱり山頂は雲の中。
それでも中宮祠まで来たらこの青空ですから、山頂が白くても登れればいいよ、くらいの気持ちで。
登拝門出発は 7:00ごろ。
運動不足に早起きが重なり、身体は軽くはないですが、体調悪くもないのが幸い。
ゆっくり歩き3合目も休まず、4合目を目指す。
この辺に来ると木々が黄色っぽい、と感じる。
8:03 4合目。 あら、なんだか急に秋っぽい!
翌日はお月見の日でしたから、ススキもいいね。
中禅寺湖には半月。 むじな窪あたりの水面がきれいだった。
景色を眺めながらゆっくり水分&おやつ休憩。
ナナカマドの赤い実があちらこちらに。
ヤマハハコ。
六合目を越えるとカンバが一層黄色くなってきました。
雲が多いながら中禅寺の町も見える。
時折雲が押し寄せますが、ずっと白く包まれることはなく7合目上。
やっぱり岩場に来るときつくなって登っては休み、写真を撮り、とさらにゆっくりペース。
7合目では座っておやつ休憩もしました。
ようやく鉄の鳥居を越え滝ノ尾神社。
ここまでくればもう少しで岩場はなくなる。
決してその先も楽ではないのだけど「あと少し」とがんばる。
土嚢が並ぶ斜面も非常にきついけど、焦らず行こう、とゆっくり進む。
黄葉がきれいなのだけど、茶色くなっている葉も多かった。
周囲の景色が見えないほど真っ白で、山頂も見えなかったのですが、ここまでくればラストスパート。
でもここからも充分きついことはわかっているので気長に歩く。 ダラダラ歩いているうちに頂上に着けばいいな、と。
11:10 ダラダラ歩いて、着きました~! 良かった、良かった~!
奥宮で手を合わせた後、周囲は何も見えないので神剣の方に行って写真を撮ったりしました。
時折風が吹き、汗もあって寒い感じがしたので神剣奥の岩場に行き、身を寄せて座り込みお昼ご飯にしました。
何も見えないからすぐに下山かな、と思っていたら近くの人が「わぁ~、見えた!」と一声。
それ程強い風は感じませんでしたが、雲の流れは速く、時折素晴らしい景色が広がります!
紅葉は期待していませんでしたが、既に黄葉が始まった斜面が美しかった~!
食べている合間に雲が晴れると写真を撮ったりしていましたが、
段々と晴れ間が安定してきました。
食べ終わってあちこち撮り歩きます。
奥白根や湯ノ湖も見えてきた。
爆裂火口内もきれい。
中禅寺湖の方にも行ってみようか、と神剣の方へ行くと青くなった空のもと記念撮影の列ができていました。
わたしも青空バックの神剣を撮っているとパタッと人がいなくなったので、
撮ってもらいました~。
いやぁ~、青空になって良かったなぁ~!!
この辺の斜面も随分黄色いですね。
改めまして、昨年撮り忘れた山頂名板。w
二荒山大神様の向こうには奥白根の山々も見え、これでもう満足です。
ありがとうございました。
下山し始めると太郎山神社下の斜面も美しく、戦場ヶ原も望むことができました。
中禅寺湖もチラリと見えて。
青空バックの山頂を振り返りながらの下山です。
この木が黄色いのも何年ぶりかな。
この日は男体山登山者も、奥日光に訪れた観光客も相当多かったように思います。 下山してきた15:20ごろには中禅寺湖沿いの国道は車が連なっていました。 東北道は相当な渋滞になると思われましたので、行ける所まで行って高速を降り街中の日帰り入浴施設に入りゆっくりお風呂に入って、夕飯をいただき、仮眠室でグッスリ眠って、夜10時ごろ渋滞解消した東北道に乗って家路に着きました。 その時間東名、中央高速はまだ渋滞表示でしたので、やっぱり連休中に出かけるのって大変ね~、と思った次第ですが、最近の日帰り温泉施設は仮眠室が充実しているなぁ~、ということも新たな発見です。 こういう所増えてほしい~!w