
2023年8月28日(月)
御岳山 七代の滝
下の娘の用事も終わり、自分の住処に帰る前に一緒に山に行きたいと言ってきた。 できれば地方の山のきれいな所を見せたかったが、どうも天気が不安定、行っても曇り空のようで。。。雷が鳴って慌てて下山もイヤだし。 予報を調べると結局一番天気が良さそうだったのが東京。 えー。。。(◎_◎;)
まぁ、御岳山ならまだレンゲショウマが咲いているし、娘はロックガーデンには行ったことがなさそうなので、暑くても水辺を歩くならいいか、と出かけてきた。

「早起きは無理。」と言うので 8:40発のケーブルカーでまずは富士峰園地のレンゲショウマから。 まだ咲いてはいるが数が減っており、花が終わった茎も目立つ。

カシワバハグマなどが咲き始めた。

モミジガサ

ヤマジノホトトギス

ツルリンドウ

センニンソウ

キレンゲショウマ
武蔵御嶽神社の鳥居前通りに来ると、駒鳥売店さんの前にキレンゲショウマの写真が。
脚を止めて見ていると「奥に咲いているのよ、見て行って!」と声を掛けてくださった。
植栽だろうが、ここで見られるとは。
花は斜面に咲いており、窓から見るので近寄れないが、まだたくさんのツボミをつけていた。

10:00
武蔵御嶽神社へ参拝
その後、大口真神様にお参りし、奥の院を遙拝。
けれど、この日は余裕があれば奥の院へ向かう予定。
まずは長尾平に下り、そこから七代の滝を目指してグングン下る。

沢沿いの一番低い所までやってきた。
水は少ない。

木橋から少し土のトレイルを歩くと、じきに岩のトレイルになる。

湿った滑りやすい岩の上を恐る恐る歩く。この右奥が七代の滝。
この辺りの岩は本当にいつも湿っており、コケが生えたりして滑りやすい。
しかも、この流れの左はねじれたように激しく下ってゆく滝になっているので、
ここで落ちたら一巻の終わり。

七代の滝 (10:41)

七代の滝からロックガーデンへは急な鉄階段と根っこの斜面をよじ登ってゆく。

ロックガーデンに入ると特別に急な上り下りはないので歩きやすい。
沢沿いのトレイル、木々の影の中を気持ちよく歩いてゆく。
が、花はほとんどない。

途中のベンチで一度おやつ休憩。

綾広の滝 (11:49)
この後は大岳山に向かうトレイルの合流までやや急な上り。
合流した後も芥場峠~鍋割山~奥の院、と上りが続く。

芥場峠を過ぎ、大岳山方面へ。

鍋割山への分岐を上がってゆく。(12:22)

分岐から先は比較的なだらかな稜線歩き。
左は奥多摩の山並みが見えるのだが、木々で見晴らしは良くない。

タマゴタケかな

タマゴタケファミリー

鍋割山 (12:51)
ここでいったんグッと下る。

お花のようなキノコ?
奥の院直下は岩登り。

奥の院峰と~ちゃく!(13:08)

ここに至るまでにミヤマウズラも見つけた。
前回つぼみで見つけたミヤマウズラは既に探してもわからず(花が終わり倒れてしまった?)、
今回は花が茶色くなってしまっている。

かろうじて一番上の花が形を保っている。
奥の院峰で少し休憩をしたら下山する。

下山途中唯一の展望。
中央奥に西武ドーム、ドーム両脇に狭山湖、多摩湖。
手前中央の山が日の出山だが、どこも山の斜面に茶色い木々が見える。
御岳山内には「ナラ枯れしているので落枝に注意」の様な看板をあちこちに見た。
ナラ枯れは虫の被害の様だが、この暑さも関係しているだろうか。

奥の院からの下りトレイル後半は杉の参道。

途中で見たキノコ。 これはチタケ?

天狗の腰掛杉まで来れば御岳山⇔大岳山のトレイルと合流。(13:51)

朝、キレンゲショウマを見せていただいた駒鳥売店さんでお蕎麦を食べてしゅ~りょ~!
駐車場への下山もケーブルカーで。
娘は昨日羽田に前泊し、本日海外へ戻って行った。 久しぶりに温泉宿にでも泊まって山に登れればと思っていたが、それはまた次回にできるといいな。 実質的な夏休みは8月中旬で終了しているが、なんとなくこれでようやく夏休みの仕上げが終わったような気分だ。