out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

2023年 締めの山行は仕事仲間と高尾山

2023-12-31 22:59:23 | 山登り in 東京都
2023年12月26日(火)
高尾山山頂より望む富士山
 
  2023年最後の山行は仕事仲間と一緒に高尾山に行ってきた。 今年1月にも仕事仲間を誘って高尾山に行ったので約1年経ってしまったのだなぁ~。当初は、今回2回目なので御岳山にでもと思っていたが、たまたま前回行った人が行けなくなったので、再び高尾山。 高尾山はアクセスや登山の強弱を考えやすく、そういう点でも人が集まりやすいのだろうなぁ、と改めて思う。
 
  集まったメンバーが「あまり脚に自信がない。」という事もあり今回は上り下りともケーブルカー利用。 お喋り多めでなるべく楽しく一日を過ごす予定。
 
高尾山駅に到着後一応コース説明。
因みにこの時指している4号路は新年 1/5~3月末日(予定)まで工事のため通行止め。
 
薬王院の展望所から。 光って見えるのは相模湾。
江の島も見える。
 
男坂の階段は辞めて女坂を行こうか、と提案したが
みんな階段を登り切っての到着。
 
海の方は霞んでいるが、横浜のビル群も見える。
 
薬王院からは階段を上らずに富士道で山頂に行こうと思っていたが、
こちらも階段で行けるとのこと。 あら、すごい。
 
薬王院本社でお参り。
 
ちゃんと山頂まで来れた~!
 
山頂からは富士山も見え(トップ写真)、なんと南アルプスも見える!
冬で葉が茂っていないこともあるが、これほど見晴らせるのも珍しい。
 
山頂もそれ程混んでいなかったが、みんなが良く歩けるので、
もみじ台まで行ってみた。
陽射しもありちょうど日なたのベンチも空いていたので、
ゆっくりおしゃべりをしながらお昼ご飯休憩。
 
こんな時にも仕事の話が出てしまうのだが、
それ以外にも家族、健康、これからのことなど、屋外なので心置きなく話すことができた。
 
下山は5号路から3号路にも挑戦。
出だしの階段が少し心配だったがゆっくり、慎重に。
その後はほぼ平坦なトラバースルートなので体力的に楽ではあるが、
転んだりつまづいて谷底に落ちないよう気をつけて。
 
下りもケーブルカー利用ではあるものの、無事下山!
みんな「楽しく歩けた! 山楽しかった!」と大好評だった!
 
 下山時刻が 14:00前だったので、初めて「タカオネ」に寄ってみた。 コーヒーとピザを囲んでまたお喋り。 この日はケーブルカーを利用したが、それでも「山を歩けてとても楽しくリフレッシュできた」、「また山を歩いてみたい」、「私くらいでも歩ける山は他にもある?」、などみんなとても楽しそうで、私も大変うれしかった。 友人のひとりはもうすぐ東京から遠いご実家へお引越しだ。 もう一度くらい一緒に歩く機会を作りたい。 そしていつかみんなで訪ねてそちらでも歩けたら、と思う。 今回もみんなで山に行けて本当に良かった。
 
ー ☆ ー ☆ ー ☆ ー
 
 もうすぐ2023年も暮れてゆく。 今年も一年間安全に、楽しく山に登ることができて良かった。 一年はあっという間だったが、色々計画し・・・やれなかったこともあったが、それでも随分頑張って行きたい所に行き、見たい物を見ることができたと思う。 新しい年ももっと身体を鍛え、家族と協力し、あちこちに行ければと思っている。
 ブログを見てくださった皆様、今年一年ありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。
 
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年末 天気が良いので大岳山

2023-12-29 09:28:03 | 山登り in 東京都
2023年12月24日(日)
大岳山山頂から望む御前山、三頭山
背後には小金沢連山~大菩薩嶺
 
 冬休みに入り平日空いている時に山に行きたいと思っていたが、何だかんだ用事が入ってしまった。 最近、混んでいることを懸念して日曜日に山に行くことはなかったのだが、この日しかないので12/24(日)に山に向かった。 天気は全国的に良さそうだったので、どこに行っても良かったのだが、どうもバタバタして計画も立てられず、早起きもできそうになかったので、安心して歩ける近場に行くことにした。12/26(火)は既に高尾山に行くことになっているので、やっぱり大岳山だなぁ~。 富士山が望めることはもちろん、丹沢から奥多摩の山々。小金沢連山、笹尾根、浅間尾根が連なり広がる風景はやっぱり好きだなぁ~、と思う。
 
始発 7:30発のケーブルカーに遅れ、7:54に乗って御岳平へ。
薄雲が張った様な空だったがなんと日光連山が今までで一番スッキリ見えた。
 
雲が多めの海方向も、都心のビル群が良く見えている。
 
筑波山と麓の町。
 
鳥居から御師集落。(8:25)
 
御師集落内で氷華が見られた。
植物は多分カメバヒキオコシ。
 
 
 
 
 
神社の階段を上がってゆくと冬桜。
 
武蔵御嶽神社 (9:00)
今年一年、健康、安全に山に登れたことにお礼をし、
来年もまた同じように山に登れるようがんばります、と報告させていただいた。
 
天狗の腰掛杉
大岳山に向かう。 まずは芥場峠へ。
 
水場の水は少ないながら出ていた。
氷のオブジェは秋を閉じ込めている。
 
芥場峠 (9:59)
 
木々があり見晴らしは悪いが遠くに光るのは相模湾。
先日の鎌倉アルプスからは奥多摩の山々が見えた。 あの辺なのかなぁ。
 
あの先のピークが大岳山山頂。
すぐ近くに見えるのだが、この先岩場などもありここからが大変。
 
大岳神社 (10:36)
こちらでも参拝。
 
山頂直下の岩登り。
 
大岳山山頂と~ちゃくっ! (10:53)
朝の車からはすっきりした富士山が見えたが、随分雲が出てきてしまった。
前夜の天気予報では海沿いに雲がかかり、内陸は晴れると言っていたが、当たったようだ。
丹沢の山々はピークがほぼ見えなかった。
 
けれど奥多摩の山々は良く晴れている。
三頭山の背後に小金沢連山~大菩薩嶺。 御前山右背後には北奥千丈岳、飛龍山。
 
左奥に北奥千丈岳、飛龍山、木の奥に雲取山、鷹ノ巣山
 
良い景色を堪能したらコーヒーをいれてお昼休憩。
常に5~6組の人がいたが、それ程混んではいなかった。
 
大岳神社鳥居 (11:40)
下山は奥の院にもご挨拶してゆく。
 
芥場峠近くの分岐から鍋割山方面へ。
ずっと木々がかかって見晴らしは悪いが、途中、鷹ノ巣山。(中央)
 
鍋割山を越えいったん下ってから上り返し、奥の院直下。
大きな松の木が何本も立っている。
ここから岩登りを経て
 
奥の院到着。 (12:49)
奥に大岳山。
ここでは少し休憩して下山する。
 
途中見晴らしの良い岩場から都心方面。
手前には長尾平、日の出山も見える。
 
その後天狗の腰掛杉まで下山した後、この日は御嶽神社の北側を周る「神苑の森」を歩いてみた。
YAMAPの地図にはこのトレイルが記されていないのでどこに出るかと思ったが。。。
 
ここに出た。
御嶽神社の鳥居、女坂との分岐にあるトイレ脇に「神苑の森」の道標があった。
知らなかったなぁ~。 この後駐車場まで歩いて下山した。
 
 雲がありながらも遠望が得られ、氷華も見ることができ、御嶽神社、大岳神社に年末のお参りすることができて良かった。
 
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今、鎌倉?

2023-12-23 20:44:41 | 山登り in 神奈川県
2023年12月18日(月)
鎌倉大仏
 
 紅葉の鎌倉を訪れてみたい気持ちは随分以前からあったのだが、今まで機を逸していた。 電車で行くのが最適であろうことから足が遠のいていた、人がごった返す観光地鎌倉に足を踏み入れる覚悟が着かない、などが本当のところ。 今回そろそろ紅葉狩りの人は減っているだろうという事と、なぜか急に「今年こそ行こう!」という気持ちになり、冷めないうちに行ってきた。 紅葉は全く見られないかもしれない。 「今、鎌倉?」という時期だが、行ってみる価値はあるだろう。
 
鎌倉ハイキングモデルコース → 鎌倉観光公式ガイド
 
降り立つ駅は北鎌倉。(7:53)
せっかく鎌倉まで来たので山ばかりでなく、歴史的な寺社も拝見したかった。
明月院建長寺などを拝観させていただいてから、そのまま建長寺の奥からハイキングコースに入ろうと思っていた。
ところが、早朝から開いていると思っていたお寺は 8:30~ 9:00 くらいに拝観開始。
どのくらいで歩けるかもわからないので、すぐにハイキングコースに向かった。
 
明月院の脇を抜け、民家の間の坂道を上がってゆくと徐々に傾斜が急になってゆく。
 
道路がトレイルに変わり、すぐに街を囲む山の稜線にたどり着く。
民家が立ち並ぶ街中にも岩の崖が多いのだが、トレイルには露岩やトレイル自体が踏まれてすり減った岩という場所が多い。
「凝灰質砂岩(ぎょうかいしつさがん)」や「凝灰質泥岩(でいがん)」という種類で、
凝灰質砂岩はほどよく軟らかく、加工しやすい性質もあわせもち、
古くから「鎌倉石」として切り出され、石段や石塀、敷石などに使われてきたそう。
 
その様なトレイルを20分程進むと建長寺からの合流点、勝上山に到着。
 
ここでようやく展望が開けた。(8:42)
南には相模湾。 海には左奥に大島、右奥に見えるのは伊豆半島。
街中央を海に向かって真っすぐに伸びる道は鶴岡八幡宮からの若宮大路だそう。
鎌倉が相模湾、他三方を低山で囲まれている天然の要塞都市であることが良くわかる。
 
西には相模湾越しに箱根の山々。 中央に駒ケ岳、神山。
そこから少し右に目を移すと
 
少し雲がかかった富士山。
富士山左裾の辺りに小さく尖っているのは金時山。
木々越しに丹沢の山々や奥多摩の山々が見える場所もある。
 
岩のトレイルはこのような感じだったり、中央が窪みチューブ状になっていたり。
上の岩には仏様が彫り込まれていた。
「鎌倉十王岩」という場所。(8:58)
 
小刻みなアップダウンを越え、
時々住宅街から上がって来たであろう標識の無い分岐に迷わされながら歩いてゆくと
 
大平山に到着。(9:42)
鎌倉市最高峰。 ここも岩が飛び出したような場所。
柵の向こう側はゴルフ場、遠くに住宅街。
時間も早いしそれ程疲れていないので先に進む。
 
天園到着。(10:00)
これをまっすぐ行くと「横浜市方面」と書いてある。
この辺りの山は横浜市と鎌倉市の境なんだ。
ここを「瑞泉寺」方向に下り、その先小さな表示「獅子舞」方面に進む。
 
下るとすぐに富士山が見えた。
この日はこれが見納め。
 
「獅子舞」と呼ばれる谷に入ってゆくと「獅子岩」
獅子舞に似ている?
 
獅子舞は紅葉の名所として有名。
終盤ではあるのだが、まだ美しい。
 
 
 
コースもわかったし、これなら紅葉最盛期にも来てみたい、と思った。
 
紅葉の谷を抜けるとこのような崖の間を流れる沢沿いを進んでゆく。
たくさんの家が並ぶ住宅街まではほんの10分くらい。
獅子舞の谷も盛夏なら歩きにくいだろうと思われるほど野生が残っている。
 
住宅街を抜け永福寺跡を拝見し、ここは鎌倉宮。(11:14)
 
手水鉢にはお守りの「獅子頭守」が置かれていた。
 
おやつも食べずに歩いていたので大変お腹が空いた。
ガッツリ食べたくなり偶然見つけた「鎌倉 雪ノ茶屋」さんで昼食。
大変美味しかった~!
ケーキもとても魅力的だったが、この後お団子とか食べるかもしれない、と思い辞めておいた。w
 
昼食後は「鶴岡八幡宮」へ。
写真は静御前が義経を慕い、心をこめて舞った舞殿。
 
本宮へ続く大石段の隣にはまだ若々しい御神木の銀杏。
もともとあった御神木の大銀杏は2010年3月10日の強風により倒伏。
今でもひこばえが命をつないでいる。
 
鶴岡八幡宮拝観の後、歩いて長谷の方へ回ろうと思ったが、
時間もなさそうなので江ノ電で長谷駅へ。
人は多かったが、すぐに乗れた。
 
 
立派な十一面観音菩薩様、阿弥陀如来様、を参拝させていただいた後は、
境内から相模湾の絶景を。 奥は三浦半島。
 
可愛らしいお地蔵さまがいらした。
 
長谷寺の後は「鎌倉大仏高徳院」へ。
やはり大仏様を見ずしては帰れない。
こうして間近に拝見すると威厳に圧倒される。
 
角度を変えれば慈悲深い。
もともとは堂宇に収められていたそうだが、台風や地震などで倒壊し、
このように露座となった、とのこと。
汚れや傷みなどの修復は大変だろうが、青空のもとで見られる大仏様は何だか尊い。
 
あとはまたハイキングコースで山を歩きながら北鎌倉に戻る。
もう登る気が失せてきているが右の階段を山へ。
 
登りきってしまえば大きなアップダウンはない。
この日一日このようなトレイルを歩いていると木々の方からガサガサ、バサッ!、
そしてギッギッギッギッギッ!というような音と言うか声と言うか、が聞こえる。
始めは何か大きめの鳥かと思っていたのだが、
それはうわさのタイワンリスだった。
一度わかるとあちらにもこちらにも、リスが走り回っているのが見えた。
 
このあと源氏山公園で源頼朝像を見て北鎌倉に下りようと思っていたのだが、
「銭洗弁財天」の表示が見えた。 
 
時間もあるので寄り道。
本当は「銭洗弁財天宇賀福神社」というのだな。
以前も来たことがあるのに、入り口がこのような洞窟だとはすっかり忘れていた。
 
200円を納めて、お線香、ろうそく、笊を頂き、お金を洗わせていただく。
 
その後源氏山公園という道標をたどって行ったはずだが、源頼朝像には出会わず、
葛原岡神社に到着した。 茶店の前のベンチが沢山ある所を通ると
 
リスが何頭も走り回っていた。
リスさんたちに罪はないのだけどねぇ。。。
 
イチョウがきれいだったみたい。
こちらの右側の方からハイキングコースに入る。
グングン下ってゆくと
 
境内で拝観させていただかず申し訳なかったのですが、趣のあるステキなお寺。
 
この石段は鎌倉石だろうか。
 
これで撮影は終了。(15:41)
この後北鎌倉から電車に乗り無事帰宅。 湘南新宿ラインができて本当に楽になった。
 
 電車で鎌倉、はザックを担いで新宿、恵比寿、横浜などを越えていかなければならないので、荷物を少な目に小さなザックにまとめたり、出てゆくまでは気苦労も多かったが、行ったら本当に楽しかった。 もっと山を歩きたい気持ちもあったが、お寺や神社を見るのも楽しく、時間が全く足りない。 今回はお土産屋さんや、カフェや茶店でおやつ、も行っていないのでまだまだ未消化な感じ。 今度はお天気悪そうな梅雨時期、あじさいでも見に行ってみようかな、という気持ちが湧いてきた。
 
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バックデイト更新 盛秋の高尾山

2023-12-12 21:17:02 | 日記
 
「盛秋の高尾山」を 12/5付でバックデイト更新しました。
よろしければどうぞ。
 
 
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3年毎の大山詣り

2023-12-08 14:57:53 | 山登り in 神奈川県
2023年12月4日(月)
大山登山道 富士見台からの富士山と手前に二ノ塔、三ノ塔
 
 大山詣りに行ってきた。 大山には2017年、2020年、今回2023年と行っている。 3年経つと行きたくなる?w ただ前2回は春の時期でミツマタの花などを見に訪れた。 初冬に訪ねるのは今回が初めて。 初冬と言っても 11/26までは大山寺阿夫利神社下社で紅葉ライトアップを行っていた。 紅葉には遅いのだが、まだ少しは見られるかもしれない。 天気が良さそうなので美しい富士山や相模湾が見られるかも。
 平日なので駐車場は余裕だろうが、久しぶりに 1,000m越えの上り、東名高速付近の渋滞を考慮して早目出発。 現地には 6:30頃到着。 駐車場はガラガラだが一番下の伊勢原市営第一駐車場に駐車。 ¥600/d で付近最安値、のはず。
 
駐車場を出てこま参道に向かい歩き始めると、鈴川沿いにまだ紅葉が見られた。
赤い橋を渡った先は良辨滝(ろうべんだき)。
大山寺を開山した良弁僧正が、最初に水行をした滝で、浮世絵や歌舞伎にも登場するのだそう。
 
こま参道入口までは緩やかな上りを10分弱、そこから階段を15分ほど上り八意思兼神社に到着。
大山寺に向かうため、女坂に向かう。
男坂よりなだらかではあるが、阿夫利神社下社まで石の不規則な階段上りが続く。
 
ミツマタは既につぼみ準備中。
 
やっぱり脚や身体が重いなぁ~、と思いつつ大山寺付近に到着。(7:35)
縮れた葉が多いものの、まだきれいな紅葉も見られる。
ただ、この時間ほとんどの場所がまだ日影の中だった。
 
大山寺のライトアップで有名な階段。
こちらも日影が多く、葉が縮れ、色もあせ始めている木が多い。
 
大山寺
参拝をして、また帰りも女坂を通り午後の様子を見てみよう、と出発。
 
大山寺を出るとすぐにシカに遭遇。
大山寺から先は階段の斜度が増してくる上、石が不規則で歩きにくい所もあるので注意。
 
身体が慣れてきたのか、割と余裕のあるうちに阿夫利神社下社付近に到着。(8:15)
こちらも色あせた木が多いのだが、まだきれいな木もたくさん見える。
 
青空で陽が当たっていることが幸いだ。
 
大山阿夫利神社下社
 
紅葉越しに相模湾が一望だ。
江の島が見える。 その先に三浦半島、一番奥は房総半島だ。
 
充分景色を眺めたら「頂上登山口」である門から出発。
まずは急で長い石段。
 
その後も整備された登山道ではあるが、大きな石や岩も多いので注意。
 
途中で見られた黄葉。
登るほど疲れることが常だが、何だかこの日は調子よくなってきた。
 
蓑毛からの登山道と合流する場所にはベンチがあり、小腹が空いたのでおやつ休憩。(9:15)
前の森の中に踏み跡があるので行ってみると上写真、富士山を拝むことができた。
この辺りから眺めるとちょうど宝永山が出っ張って見える。
 
そこからさらに15分ほど登ると「富士見台」
 
富士見台からの富士山。 左に愛鷹山、右には二ノ塔、三ノ塔が間近に見える。 (9:42)
 
阿夫利神社本社(下の鳥居)に到着。(10:11)
以前来た時はヤビツ峠からの登山道合流以前で随分疲れた覚えがあるが、
今回はなんだか楽々来れて良かった。 気温が低く体力消耗しなかったのかもしれない。
 
本社前のご神木「雨降木」
大山は雨乞い信仰の山でもある。
 
山頂をアンテナの方に周ってゆく。
途中都心方面にはスカイツリーが見え、筑波山も見えた。
 
アンテナの方からの富士山と愛鷹山。
途中で見た時より雲が多くなってきた。
 
富士山と丹沢の山々。 ここから蛭ヶ岳は見えないらしい。
 
鍋割山(?)の左には赤石岳、聖岳
こちら側は日影が多く、景色を眺めていたら寒くなってしまった。
登りで汗をかかないように、とは思ってもやっぱり汗をかいてしまう。
 
山頂側に戻り、暖かい日なたに座ってお昼ご飯を食べた。
その後もう一度相模湾を撮影。
海には大島、利島、なんとなく新島?
半島は手前が真鶴半島、奥が伊豆半島。初島も見える。
 
景色を眺めたら下山。(11:14)
下りは見晴台を周って下社に向かう。
 
真鶴半島から内陸の方、高い所に二つ並んでいるのは
箱根の駒ケ岳、神山。
 
見晴台まで下ってきた。 奥には大山山頂。(12:13)
見晴台のベンチに山岳救助隊?の方たちがいらした。
おそらく訓練中だと思うが、腰回りにびっしりと様々な用具。
これで捜索などするのは本当に大変だろうなぁ。
 
見晴台まで来ればあまり急な下りはない。
けれど救助隊のお世話にならないよう、慎重に下ってゆかねば。
 
阿夫利神社下社に戻ってきた。(12:47)
このまま下って大山寺辺りで再び撮影し、こま参道で何かおやつ、
と思っていたのだが、何年も行ってみたい所があった。
阿夫利神社下社の「茶寮 石尊」
ステキなテラス席がそれ程並ばずに座れそうならコーヒーブレイクしてゆこうかな。
 
ステキなテラス席ゲット。
私は山頂から下りてきたので全く寒くなかったのだが、
一般の人たちには既に外席は寒く、人気薄だったもよう。
 
ご神水で淹れたコーヒーと升ティラミス。
大変美味しかった!
 
大変満足して下山。
 
下山も女道を歩き大山寺の午後の様子を見に行ったが、
午後この時間は既に全体的に日影の中。(13:50)
 
少し写真を撮って下る。
 
女坂を下っているとケーブルカー通過。
 
ケーブルカー駅近くに冬桜が見られた。
 
 3年ぶり、秋の色が残る大山詣りができて良かった。 紅葉も思った以上に楽しめ、天気も一日中もってくれたので良い景色を堪能することができた。 江戸庶民に絶大な人気を誇っていた大山詣りは今の時代でも、きっとこれからも、多くの人を魅了するのだろうなぁ、と改めて思った。 
 
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