out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

高尾 セブンサミッツ & ハートルート

2022-01-29 19:31:54 | 山登り in 東京都
 
2022年1月24日(月)
高尾山山頂
 
 真っ白な雪の山を歩きたいなぁ、と思っていたのだが、山に行くこと自体もためらわれるほどの感染者数。 だが、2週間歩いていないし、平日の山ならそれ程人と接触することもないだろう。 県跨ぎは控え、いつもの高尾山に向かった。 以前から冬のトレーニングにと考えていたヤマスタの「南高尾セブンサミッツ」「高尾山ハートルート」を歩いてみる。
 
ヤマスタ両コースは上地図の通り。
「南高尾セブンサミッツ」が青表示、「高尾山ハートルート」が青表示+緑表示。
軌道がハート形に見えるハートルートを歩くと両コースを踏破できる。
全行程約 16km、私は約8時間かかった。
もっと時間がかかると思っていたので、一応日の入りが 17:00を越えるまで待っていた。
 
出発は表参道入口、甲州街道を渡ったあたりから。(7:30)
上は高尾山口駅近く、甲州街道沿いにオープンした、京王電鉄プリゼンツ「タカオネ」
何かと楽しそうなホテルであるが、こちらのカフェも良さげ。
高尾山周辺、既存、新規合わせあちこち寄ってみたいお店があるが、
山で天狗焼きを食べてしまうとなかなか寄れないでいる。
 
甲州街道から民家の脇を入り登ってゆくと四辻。(7:42)
ここから尾根を南下して草戸山に向かう。
TV放送を思い出し「編集長もここを歩かれたんだな~。」とニヤけてしまう。
 
低山あるあるのひとつ、アップダウンが結構あるが、ここは激しいひとつ。
この日は良いコンディションだったが、
もっと葉が積もっていたり、ぬかるんでいると大変だろう。
 
草戸峠到着。(8:51)
南高尾にはあちこちベンチがあるので助かる。
 
時折右手に高尾山の山並みを望みながら、草戸山に到着。(9:03)
山之神 大山祇神に手を合わせ、ようやく開けた風景を眺める。
が、期待していた城山湖は木々であまり見えない。
 
町田市最高峰の草戸山は東京都八王子市、町田市、神奈川県相模原市の境界線上に位置する。
中央奥にうっすら筑波山なのだが。。。
 
コウヤボウキ、桃色の綿毛。
 
草戸山山頂から少し先に進むと「ふれあい休憩所」という東屋があり、
そこからは城山湖や街並みが望めた。
こちらも見にくいが右奥の高層ビル群の中にスカイツリーが見えた。
 
その後アップダウンや分岐の多いトレイルを気を付けて進み、榎窪山、三沢峠を通過。
 
泰光寺山手前でよく見るフクロウのチェーンソーアート。
こんにちは。
更に西山峠を越えて入沢山へ。 西山峠からは先は以前2回歩いている。
 
入沢山山頂へ至るトレイルからの展望。(入沢山への登り口には道標が無いので注意。)
チラチラ見えていた富士山がようやくしっかり拝めた。
お昼ごろから晴れてくるという予報だったが雲が多かったので、見えて良かった。
手前麓には津久井湖。
 
そして入沢山山頂先の天空レストラン。(10:47)
奥に見えるのが小仏城山から高尾山の山並み。
 
更に、ここからは南アルプスも拝める。
展望の良いベンチには先客1名あり、時間も早かったので写真を撮って先に進む。
 
トレイル上の展望所から。 ベンチあり。
ここからは富士山、丹沢山塊がバッチリ。
蛭ヶ岳付近は白くなっている。
 
中沢山山頂に到着。(11:19)
 
お腹もすいたし、ベンチも空いていたのでここでお昼ご飯にする。 これは幅が狭いがテーブル。
南高尾はあちこちテーブル付きの雰囲気の良い休憩所があるので本当にお昼ご飯やおやつが楽しみ。
 
コンピラ山山頂直下。 北の空は青空が見える。
その後大洞山を経てセブンサミッツ踏破。
 
大垂水峠到着。(12:28) ここもスタンプポイント。
 
一丁平を目指して登る。 石に囲まれた石仏。
途中分岐があるので注意。
一丁平でも富士山を眺め、少し休憩してから高尾山山頂に向かう。
 
大垂水峠から一丁平への登りも辛いが、何しろもみじ台への登りは堪える。
 
もみじ台に到着。(13:53)
13時を過ぎても雲が多かった。
そして最後の階段上りを経て、
 
高尾山山頂と~ちゃく! (14:06)
水分補給だけして下山。
脳内は天狗焼き、団子、とろろそば、カフェケーキ、どれにするかグルグル。
 
薬王院さん奥の院、御本社をお参りして下ってくると、御本堂前でお坊さんのほら貝の音が。
 
この日のオブジェ。
そしてたこ杉もスタンプポイント。
 
ケーブルカー山頂駅近くも人はまばらで、街を見下ろすベンチも空いていたので、
結局いつもの天狗焼きを頂いて休憩。
 
奥多摩はすっかり雲が取れたようだ。
 
1号路を下り、最後のヤマスタポイント金毘羅台からの眺め。
丁度中央辺りに葉を落とした茶色のイチョウ並木(甲州街道)
 
ヤマスタも揃った。(*^^*)
 
 15:30くらいに終了でき、思っていたよりも早めに終えられたのは良かった。 高尾は花が咲く時期だとあちこち寄りたくなるので、この時期にハートルートを歩いたのは最適だった。 南高尾の景色と雰囲気の良いベンチでまたゆっくりおやつ休憩やランチ休憩をしたいので、ニリンソウが咲く時期に、部分的にでもまた訪ねようと思う。
 
コメント (2)
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海が見たくて 丹沢表尾根 バックデイト更新

2022-01-15 23:59:14 | 日記
 
 
「海が見たくて 丹沢表尾根」を 2021年1月31日付で
バックデイト更新しました。
よろしければご覧ください。
 
 
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雪景色の山々を眺めに雪頭ヶ岳へ

2022-01-10 23:09:33 | 山登り in 山梨県
2022年1月7日(金)
雪頭ヶ岳山頂周辺から富士山を望む
 
 冬休み、平日に出かけられるラストチャンス。 先日娘と行く予定だった鬼ヶ岳に向かうことにした。 鬼ヶ岳~王岳と周回する気持ちではあったが、前日は関東で雪。 ライブカメラなどを見ていると、富士五湖周辺も雪は降っていたようだ。 が、今回の雪は太平洋岸沿いの方が激しく降った印象で、実際私の自宅(多摩)の方より都内の方が降った模様。 雪がどの程度積もっているか、また鬼ヶ岳~王岳は岩場の足場が危ういトラバースもあるので、凍っているとイヤな感じ。 周回よりは安全重視、撮影を最優先にして、と緩い気持ちで出発。
 
前回同様、河口湖南岸を通らず、北岸の大石公園で朝の撮影。
富士山が紅くいい色だったのは河口湖ICを下りるころだったかな。
 
8:17 出発。
いやしの里の登山者用駐車場に着き準備をして歩き始めると、
足元の草に着いた雪の綿帽子。
 
奥に見える雪の積もった茅葺屋根と山の斜面が美しい。
ちょっと寄り道。 もうここで時間を使ってしまう。
 
園内に入るには有料だが、外側からでも良い風景。
王岳の山頂付近は真っ白だったが、鬼ヶ岳はどうだろう。
 
前回は王岳の方から周回したが、今回はなるべく早く周囲の山々を拝めるように、
雪頭ヶ岳を経て鬼ヶ岳へ先に登る予定。
展望のない植林帯、樹林帯の急登をガッと2時間ほど登るが、
その先は展望が開けるのだ。 それを目指して頑張る。
 
雪は薄いが登りが急なのでチェインパイクを装着。
そろそろか、と思ってもなかなか到着しない。
更に北側に周ると強く冷たい風。
暑くなったり寒くなったり。
 
ようやく到着した雪頭ヶ岳山頂近くの展望所。( 10:56 )
幸い着雪も残り、この日一番見たかった西湖越しのこの景色!
 まずは富士山堪能!!
 
西側、手前は登ってきたトレイル。
奥には本栖湖と竜ヶ岳、雨ヶ岳。
写真左端から延びている広大な樹海もすごい。
 
東側には河口湖、その奥には杓子山、御正体山、丹沢の山々。
 
展望所から少し登って雪頭ヶ岳山頂とうちゃ~く。
さてここから20分ほどで鬼ヶ岳だが。。。
この辺りから冷たい強風、さらにここからはいったん激下り、のち鉄の垂直ハシゴ上り。
この下りが雪の乗った細いトレイルで左が切れ落ちている。 イヤだな~。
鬼ヶ岳の方はきれいに着雪が残っており、行きたい気持ちは山々だが、
ここからでも南アルプスは見えるし、もういいやっ!、とあっさり辞める。
下山後やりたいこともあるから。
 
ということで、南アルプスオールスターズ!
左手前が王岳への尾根。 たぶん一番低い所が鍵掛峠。
鍵掛峠から手前鬼ヶ岳までに着雪が残っている。
同じように日向なのに標高のせいかな?
 
聖岳、赤石岳、悪沢岳
 
間ノ岳、北岳、奥に仙丈ケ岳、手前が鳳凰三山、右端に甲斐駒ヶ岳
 
左、農鳥岳から
 
八ケ岳、手前が茅ヶ岳
 
手前から王岳に続く尾根。 その先に本栖湖、竜ヶ岳、雨ヶ岳。
 
展望所に戻る途中、北東の方の山々。
奥左端が大菩薩嶺。 そこから手前に続くのが小金沢連嶺。
左手前に大きいのが節刀ヶ岳。
 
東方向、右に大きいのが黒岳(御坂)だが、その左わきに大岳山、さらに左に御前山?、三頭山、が見える。
 
上の写真より少し右方向、手前が十二ヶ岳。
左奥に三つ峠山。 右の一番奥には丹沢の山々、一番高いのが蛭ヶ岳だ。
 
丹沢、蛭ヶ岳も白い。
 
同じような写真だが、右奥山中湖まで入れてみた。
 
写真を撮っているとすぐに大変寒くなる。
座って休憩したいが雪が薄く、この時間になると座ったら土まで着いてきそうなので、
立ったままコーヒーとパンでお昼ご飯にした。
まぁ、立ったままでもこの景色を前に贅沢なランチだ。
 
さて、下山。
急なトレイルで雪が緩み始めている。
泥濘にはなっていないが、チェインスパイクは直ぐに厚底靴になってしまう。
雪を落とし、気をつけながら歩いてゆく。
 
下山すると山の斜面も草も、着雪はすっかり落ちていた。
 
周回はおろか、鬼ヶ岳にも行けなかったが、
大変満足した気持ちで、14:30ごろ駐車場に戻った。
この後もやりたいことがあるのだ。
 
せっかく天気の良い日に富士山近くに行くのだから、
是非夕景、星景も撮って帰りたい!
 
日没までまだ時間が合ったので、お隣の精進湖に来た。
富士山の手前は大室山。 いわゆる子抱き富士。
湖面が凍っている。
 
さらに西の本栖湖。 それでも日没時には富士山半分影になってしまいそう。
朝霧高原や田貫湖まで行くべきだったかな。
でもこの日はここで良いでしょう。
 
16:36
あと10分ほどで日没。
もう少し桃色だったがオレンジ色のようになってしまう。
 
日の入りまで見届けて、まだ 16時台なのですっかり暗くなるまで時間つぶし。
お腹もすいたので食事をしたいが、開いている店はない。
なんと、道の駅なるさわの日帰り温泉「富士眺望の湯ゆらり」
が割と遅くまでお風呂もお食事処も開いている。
昼は立ったままの食事だったので、夕飯を食べに行った。
 
西湖に戻って星空。
 
冬休み最後の気ままな山行。
目標の山頂には届かなかったが、やりたいことをほぼやって楽しい一日だった。
 
コメント (4)
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2022年 登り初めは娘と冬のビーチへ

2022-01-03 17:15:38 | 山登り in 山梨県
2022年1月2日(日)
 
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
 
 2022年登り初めは娘と山梨県の日向山へ。 もともと娘は蓼科山に登りたいと言っていたが、予報は晴天が続いているものの連日20~30mの暴風。 この時期は仕方がないだろう。 それでもなるべく景色の良い所が良かろうと思い、西湖畔の鬼ヶ岳を考えていたが、前夜の予報で山梨県は太平洋側から富士五湖辺りまで雲がかかりそう。 どうやら長野県県境当たりなら晴天が続きそうなので、日向山に行ってきた。
 日向山だと登っている最中はそれ程景色が開けるわけではない。 頂上からは八ヶ岳方面が開け、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山が間近に望める。 が、白峰三山などの南アルプススーパースターズ、北アルプスなどは拝めない。 そのような景色で娘は満足してくれるだろうか、など少し心配はありながらの出発。
 
高速を降りる頃日の出。
鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳あたりに陽が当たり始めたので、
釜無川ポケットパークから撮影。
 
甲斐駒ヶ岳
 
鳳凰三山
 
お正月でどれほど人が来るのか予想がつかず心配していたが、
7:00過ぎの到着で駐車場はまだ余裕。
 
ここから出発。(7:55)
登山口には北杜市役所関係の方?と警察山岳関係の方がいらして、
登山届の確認などされていた。 お正月早朝からご苦労様です。
 
娘と一緒なのでこんな撮影も。w
 
矢立石登山口までは急登。 日影に少し雪が残る程度で、むしろ落ち葉で滑らないよう注意。
矢立石登山口から少し登ると全面雪になった。
山頂までを示す 8/10辺りからチェーンスパイクを付けた。
 
木々の向こうに富士山が見えた。
そう言えば、今までは8月末オオビランジ、秋の紅葉辺りにしか来たことが無かったので、
木々の向こうに山が見える感じがしていなかった。
 
八ケ岳の眺めもかなり期待できそうだ。
 
雪の斜面を登ってゆく。
 
三角点にとうちゃ~く! (10:45)
 
ここでも一緒に撮る~。w
 
ビーチへの最後の登り。 ここは初めて日向山に登る娘を先頭に。
「あっ!」と驚いてくれるかな。
 
おぉ~っ! これには私も感動!
ここから周囲の山々が白く冠雪している姿は始めてみるのだ。
天気も良く、これは素晴らしい!!
 
甲斐駒ヶ岳も随分雪が積もっている様子。
 
娘も満足してくれたようだ。
 
蓼科山にも登りたかったが、甲斐駒ヶ岳を間近に見て、
本年登頂の意欲が一層高まったようだ。
 
雁ヶ原を散策。
砂浜には少し雪が残る所もあるが、ほぼ無し。
ただ砂自体が固く凍っていて、歩きやすかった。
 
撮ってくれた。
 
花崗岩の向こうに八ヶ岳連峰。
左奥は霧ケ峰~美ヶ原。
 
左奥に鳳凰三山。 右に甲斐駒ヶ岳。
 
甲斐駒ヶ岳アップ。
 
砂浜北側の方から望む八ヶ岳連峰。
 
左奥から美ヶ原、霧ケ峰、蓼科山、北八ヶ岳
 
空気は冷たく寒かったが、風もないのでお昼ご飯を食べてから下山した。
 
どんどん下る。
苦労して登ったトレイルも帰りはあっという間。
 
下山後、竹宇甲斐駒ヶ岳神社へ参拝。
 
 下山の締めくくりとして駒ケ岳神社に参拝。 この日のお礼と、今年こそ甲斐駒ヶ岳に登頂できるよう頑張ります、という気持ちを込めて。 お参り後は神主さんの奥様からミカンを頂いた。 ご馳走様でした。
 
 娘は近年私以上に山にはまっているようだ。 随分大きな山にも意欲的に登っているが、コロナもあるし、意欲だけでなく安全面にも充分気を付けて登ってもらいたいと思う。 自分が登る時には大丈夫と思いがちだが、家族が登るとなると自分以上に心配になるものだ。 同じように私自身も気を付けてゆかねばと思う。
 
 本年も(こそ)身体を鍛え、仕事も山も楽しんでゆける一年にしたいと思う。 娘とは機会を伺い、また一緒に山に行ければと思っている。
 
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