もののあわれ・・・日本人の感性の本質・・・か。

真夜中に咲き誇った一夜花、朝にはうなだれ哀れな姿に、世阿弥は嘯く、花の萎れたるかせ美しい・・・と。凡人の伊豆ボケ老人には深い真相など読み取れないが、小野小町ももののあわれをを歌う。花の色は移りにけりないたずらに、わが身世にふる眺めせしまに。・・・人生は短い。

忠義もの・・・だ。

あっぱれ・あっぱれ・・・。お客様の食事中に見事に開花を開始、喝采を戴いた。忠義もの・・・だ。

一夜花の、もののあわれ・・・。

今夜・・・か、明日・・・か。十個の花芽の内に六個の花芽か残った。六個が一同に開花したらどんな花香を放つの・・・か。一夜花の、もののあわれ・・・の顛末は如何に。

秋らしく・・・なった。

やっと覗いた・・・秋空。

昨晩も雨が降った。台風の影響・・・か、天気が定まらず、やっと秋の空が・・・と思ったら。また、お日様は雲の中に・・・。