前田健投打に大活躍

広島 002 002 000 4
中日 000 000 210 3
勝：前田健7勝12敗
セ：永川2勝5敗27S
敗：川井11勝4敗

　先発前田健は序盤から快調な投球で中日打線を抑えると、3回には先頭打者で打席に立つと2塁打を放ち、栗原、マクレーンの連続適時打を呼び込みました。
　そして6回には廣瀬の2塁打をきっかけに、小窪と前田健の適時打で貴重な追加点を挙げました。
　前田健は、中日打線を6回までほぼ完璧に抑えていましたが、7回に和田、李炳圭、谷繁に3連打を浴びて1点を失うと、更に代打立浪にも適時打を浴びて2点を失い、この回で降板となりました。
　8回は横山が1点を失い1点差に追い上げられましたが、9回は永川が2四球を与えながらも、最後は平田を併殺打に打ち取り、何とか逃げ切りに成功しました。

　13連敗した中日戦で予想外？の3連勝と健闘しています。3位ヤクルトも敗れてゲーム差はついに5となり、射程圏内に捕らえました。
　明日は大竹又はルイスの先発が予想され、エース級を投入することから、絶対に勝ちたいですね。

　前田健は6回まで中日打線を散発3安打に抑えて、3塁を踏ませない好投でした。投球数も64と少なく、2試合連続完投、そして完封の期待が膨らみましたが、7回1死から3連打を浴びるなど、この回5安打を浴びて2点を失ってしまいました。
　6回まではストライク先行でテンポの良い投球でしたが、7回はボールが先行したものの、打たれた球は決して甘い球ではなかったと思うので、球威が落ちてしまったのでしょうか。
　それでも、2死満塁のピンチは平田を三振に仕留めて、2点で止めたことは大きかったですね。
　また打っては2安打1打点の活躍で、3回と6回の得点に貢献しました。前田健が投打に活躍することで、野手にも良い刺激になっているのでしょうね。
　前田健は2連勝となり、これで乗っていけそうです。本当に残りの登板で全部白星を挙げるかもしれませんね。