広 島 000 020 013 6
ヤクルト 111 000 000 3
勝:シュルツ3勝3敗1S
セ:永川2勝5敗29S
敗:松岡5勝2敗
本:[広島]栗原20号、石原9号、[ヤクルト]森岡1号
運命のヤクルトとの3連戦が始まりました。初戦は2連勝中の前田健でしたが、初回から雲行きの怪しい展開となりました。
初回に2塁打と野選で1死1,3塁のチャンスを作りながら、栗原とマクレーンが連続三振に倒れ無得点。その裏の守備では、1死から廣瀬と天谷が交錯して3塁打となり、青木に先制適時打を浴びてしまいました。
この悪い流れは2回以降も続き、2回の2死2,3塁、3回の1死2,3塁、4回の無死2塁と尽くチャンスを潰し、投げては前田健が2回に森岡の本塁打、3回はデントナの適時打と失点を重ねてしまいました。
いつもなら、完全に負けパターンとなる試合でしたが、悪い流れを断ち切ったのは、4番栗原の本塁打でした。5回1死1塁から右翼への2ランを放ち、1点差に追い上げると、前田健が粘りの投球で4回から6回は無失点に抑えて追加点を与えず、試合の流れをヤクルトに渡しませんでした。
8回に2死2塁から石井が同点適時打を放つと、9回は2死無走者から四球と内野安打で繋ぎ、1,2塁から途中出場の石原が値千金の決勝3ランを放ち、試合を決めました。
今日のこの1勝は大きな意味があります。序盤は完全に敗色濃厚でしたが、中盤以降は投打とも意地を見せて、試合をひっくり返しました。
先発3本柱の前田健を投入して、初戦にあっさり負けてしまうと、チームの士気が下がり、明日以降に引きずりかねないところでした。
終盤に粘りを見せて追いつき、相手の必勝リレーを打ち崩して勝ち越すという勝ち方は、チームのムードも上がり、明日に繋がると思います。
これで3位ヤクルトとは3.5ゲーム差、4位阪神とは1ゲーム差となりました。残り2試合も勝って、一気にゲーム差を縮めたいところです。
石原が貴重な働きをしました。9回に先頭の小窪が安打で出塁するも、フィリップスが最悪の併殺打で勝ち越しのチャンスを潰したかに思いましたが、栗原が四球で、木村が内野安打でしぶとく繋ぎました。ここで今日初打席の石原が甘い球を見逃さずに、左翼席に決勝本塁打を放ちました。
フィリップスの併殺で、一度はチャンスをを潰し、流れを失ったかと思い、負けを覚悟しました。しかし、石原が一振りでチームを救ってくれました。
最近は倉が先発起用されることが多く、好リードで投手陣を引っ張り、打つ方でも好調をキープしています。これが石原の意地に火をつけたのでしょう。絶対に打つという強い気持ちをバットに込めたと思います。
倉と石原を併用することで、お互いに良い刺激になっていると思います。本来なら正捕手を1人に決めることが良いのでしょうが、倉と石原は併用することで、更にレベルアップできると思うので、これからも併用してほしいですね。
ヤクルト 111 000 000 3
勝:シュルツ3勝3敗1S
セ:永川2勝5敗29S
敗:松岡5勝2敗
本:[広島]栗原20号、石原9号、[ヤクルト]森岡1号
運命のヤクルトとの3連戦が始まりました。初戦は2連勝中の前田健でしたが、初回から雲行きの怪しい展開となりました。
初回に2塁打と野選で1死1,3塁のチャンスを作りながら、栗原とマクレーンが連続三振に倒れ無得点。その裏の守備では、1死から廣瀬と天谷が交錯して3塁打となり、青木に先制適時打を浴びてしまいました。
この悪い流れは2回以降も続き、2回の2死2,3塁、3回の1死2,3塁、4回の無死2塁と尽くチャンスを潰し、投げては前田健が2回に森岡の本塁打、3回はデントナの適時打と失点を重ねてしまいました。
いつもなら、完全に負けパターンとなる試合でしたが、悪い流れを断ち切ったのは、4番栗原の本塁打でした。5回1死1塁から右翼への2ランを放ち、1点差に追い上げると、前田健が粘りの投球で4回から6回は無失点に抑えて追加点を与えず、試合の流れをヤクルトに渡しませんでした。
8回に2死2塁から石井が同点適時打を放つと、9回は2死無走者から四球と内野安打で繋ぎ、1,2塁から途中出場の石原が値千金の決勝3ランを放ち、試合を決めました。
今日のこの1勝は大きな意味があります。序盤は完全に敗色濃厚でしたが、中盤以降は投打とも意地を見せて、試合をひっくり返しました。
先発3本柱の前田健を投入して、初戦にあっさり負けてしまうと、チームの士気が下がり、明日以降に引きずりかねないところでした。
終盤に粘りを見せて追いつき、相手の必勝リレーを打ち崩して勝ち越すという勝ち方は、チームのムードも上がり、明日に繋がると思います。
これで3位ヤクルトとは3.5ゲーム差、4位阪神とは1ゲーム差となりました。残り2試合も勝って、一気にゲーム差を縮めたいところです。
石原が貴重な働きをしました。9回に先頭の小窪が安打で出塁するも、フィリップスが最悪の併殺打で勝ち越しのチャンスを潰したかに思いましたが、栗原が四球で、木村が内野安打でしぶとく繋ぎました。ここで今日初打席の石原が甘い球を見逃さずに、左翼席に決勝本塁打を放ちました。
フィリップスの併殺で、一度はチャンスをを潰し、流れを失ったかと思い、負けを覚悟しました。しかし、石原が一振りでチームを救ってくれました。
最近は倉が先発起用されることが多く、好リードで投手陣を引っ張り、打つ方でも好調をキープしています。これが石原の意地に火をつけたのでしょう。絶対に打つという強い気持ちをバットに込めたと思います。
倉と石原を併用することで、お互いに良い刺激になっていると思います。本来なら正捕手を1人に決めることが良いのでしょうが、倉と石原は併用することで、更にレベルアップできると思うので、これからも併用してほしいですね。