ヤクルト 100 004 000 5
広 島 201 001 002 6
勝:永川3勝6敗33S
敗:林昌勇5勝4敗25S
本:[広島]フィリップス14号
先発は大竹が今季初の中4日で登板しました。調子が良いとは言えない状態でしたが、初回に1点を失って以降は、粘りながらヤクルト打線を抑えました。
打線も初回にフィリップスの2ランで直ぐに逆転すると、3回もフィリップスの適時2塁打で1点を加えて、カープペースの展開でした。
しかし、6回に小窪の失策をきっかけに大竹が崩れ、この回5安打を浴びて5点を失って逆転されて降板してしまいました。その後の1死1,2塁のピンチは篠田、横山を投入して、追加点を許しませんでした。
この必死の投手継投が、反撃意欲を切らさず、直後に石井の適時3塁打で1点を返して、ヤクルトにプレッシャーをかけると、9回にドラマが待っていました。
ヤクルトのマウンドには守護神・林昌勇が上がり逃げ切りを図りましたが、2死1,3塁から赤松が同点適時内野安打を放つと、フィリップスが右前に適時打を放ってサヨナラ勝ちを収めました。
同率4位のヤクルトを破って単独4位となり、3位阪神が敗れたため、ゲーム差は再び0.5に縮まりました。明日のヤクルト戦にも勝って、ヤクルトを3位争いから後退させたいですね。
投打とも今日の試合にかける執念が感じられました。6回の小窪の失策が逆転のきっかけになりましたが、それまでに小窪の好守でピンチを脱して、大竹を盛り立てていました。他にも東出やマクレーンにも好守が出るなど、締まった守備を連発しました。
逆転された後、6回にもかかわらず横山を投入して、余分な追加点を与えないと、8回にはシュルツ、9回には永川を投入して、ヤクルトに得点を与えませんでした。
打線は序盤こそ2併殺の拙攻で石川をKOできませんでしたが、逆転されてからの攻撃は見事でした。
6回は2死無走者から天谷が安打で出塁すると、代打石井の適時3塁打で1点を返しました。そして9回は先頭の石井が四球で出塁すると、石原がきっちりとバントを決めました。代打喜田剛の安打で1,3塁として、2死後に赤松が執念の二塁内野安打を放ちました。これで球場のボルテージが一気に上昇すると、今日大当たりのフィリップスが右前に運び勝負を決めました。
ポイントは6回に1点返したことでしょう。1点差に詰め寄ったことで、ヤクルトにプレッシャーをかけたことがサヨナラ勝ちに繋がったと思います。ヤクルトは最近のカープ戦では、終盤に追いつかれて逆転される試合が続いていましたので、この1点で不安が増幅したはずです。
そして、9回の石井が四球で出塁したことで、ヤクルトには悪夢が蘇り、気持ちで押されたのではないでしょうか。それが相川の赤松の邪飛落球に繋がったと思います。
この1勝はとても大きな意味がある勝利だと思います。これでチームがCSに向けて一つになったことでしょう。この勢いで一気にヤクルトを突き放したいですね。
広 島 201 001 002 6
勝:永川3勝6敗33S
敗:林昌勇5勝4敗25S
本:[広島]フィリップス14号
先発は大竹が今季初の中4日で登板しました。調子が良いとは言えない状態でしたが、初回に1点を失って以降は、粘りながらヤクルト打線を抑えました。
打線も初回にフィリップスの2ランで直ぐに逆転すると、3回もフィリップスの適時2塁打で1点を加えて、カープペースの展開でした。
しかし、6回に小窪の失策をきっかけに大竹が崩れ、この回5安打を浴びて5点を失って逆転されて降板してしまいました。その後の1死1,2塁のピンチは篠田、横山を投入して、追加点を許しませんでした。
この必死の投手継投が、反撃意欲を切らさず、直後に石井の適時3塁打で1点を返して、ヤクルトにプレッシャーをかけると、9回にドラマが待っていました。
ヤクルトのマウンドには守護神・林昌勇が上がり逃げ切りを図りましたが、2死1,3塁から赤松が同点適時内野安打を放つと、フィリップスが右前に適時打を放ってサヨナラ勝ちを収めました。
同率4位のヤクルトを破って単独4位となり、3位阪神が敗れたため、ゲーム差は再び0.5に縮まりました。明日のヤクルト戦にも勝って、ヤクルトを3位争いから後退させたいですね。
投打とも今日の試合にかける執念が感じられました。6回の小窪の失策が逆転のきっかけになりましたが、それまでに小窪の好守でピンチを脱して、大竹を盛り立てていました。他にも東出やマクレーンにも好守が出るなど、締まった守備を連発しました。
逆転された後、6回にもかかわらず横山を投入して、余分な追加点を与えないと、8回にはシュルツ、9回には永川を投入して、ヤクルトに得点を与えませんでした。
打線は序盤こそ2併殺の拙攻で石川をKOできませんでしたが、逆転されてからの攻撃は見事でした。
6回は2死無走者から天谷が安打で出塁すると、代打石井の適時3塁打で1点を返しました。そして9回は先頭の石井が四球で出塁すると、石原がきっちりとバントを決めました。代打喜田剛の安打で1,3塁として、2死後に赤松が執念の二塁内野安打を放ちました。これで球場のボルテージが一気に上昇すると、今日大当たりのフィリップスが右前に運び勝負を決めました。
ポイントは6回に1点返したことでしょう。1点差に詰め寄ったことで、ヤクルトにプレッシャーをかけたことがサヨナラ勝ちに繋がったと思います。ヤクルトは最近のカープ戦では、終盤に追いつかれて逆転される試合が続いていましたので、この1点で不安が増幅したはずです。
そして、9回の石井が四球で出塁したことで、ヤクルトには悪夢が蘇り、気持ちで押されたのではないでしょうか。それが相川の赤松の邪飛落球に繋がったと思います。
この1勝はとても大きな意味がある勝利だと思います。これでチームがCSに向けて一つになったことでしょう。この勢いで一気にヤクルトを突き放したいですね。