逆転勝利でCS争いに残った

阪神 000 200 000 2
広島 000 220 01X 5
勝：齊藤9勝8敗
敗：福原3勝9敗
セ：永川2勝5敗28S
本：[広島]栗原19号

　CS争いに残るためには、絶対に負けられない一戦で先発した齊藤は、4回に新井に先制適時打を浴びて2点を失い、なおも1死2塁のピンチでしたが、関本、浅井を打ち取って追加点を許しませんでした。
　すると、打線がその裏に栗原の2ランで同点に追いつき、5回には東出の適時内野安打などで2点を奪い勝ち越しに成功。
　齊藤は6回を2失点に抑え、7回は林、8回をシュルツが抑えて、最後は永川が3人で片付けて、現役投手では単独2位となる通算155S目を挙げました。
　そして齊藤がチームトップとなる9勝目を挙げました。久々の左腕10勝が目前に迫りました。待望の左腕エースの誕生も近いですね。


　勝てて良かったです。今日負けていたら、CS争いから脱落しかねない状況になっていました。阪神とは1ゲーム差、ヤクルトとは4.5ゲーム差に縮まりました。今日勝ったからといって、まだ安心していてはいけませんね。まだ明日も負けられない試合が続きます。明日も勝って阪神に並び、来週からのヤクルト戦に弾みを付けたいですね。

　3回まで福原の前に1安打に抑えられ、今日も打てないのではと思いかけた4回に栗原が左翼席へ同点2ランを放ちました。これで打線が目覚めたのか、続く5回には1死2,3塁で東出が適時打内野安打を放ち勝ち越しに成功。8回には1死1,3塁で廣瀬が貴重な追加点を挙げました。
　昨日は能見－藤川の継投にシャットアウト負けしており、今日は序盤3回まで福原に1安打に抑えられて、齊藤が先制を許す苦しい状況でしたが、栗原の同点2ランが試合の流れを変えました。高めの失投をしっかり捉えた栗原はさすがですが、小窪の安打も大きかったと思います。2－0と追い込まれながら、ファールで粘り10球目を中前にはじき返しました。この粘りが試合の流れを変えるきっかけになり、栗原の本塁打で、流れをカープに引き寄せたと思います。
　梵の状態が上がらず2軍落ちして、代りに小窪が昇格しましたが、このチャンスを見事掴み取りました。小窪がいなかったら今のように打線が繋がらなかったと思います。本当に小窪には救われたと思いますね。