能見は打てず連勝止まる

阪神 200 000 000 2
広島 000 000 000 0
勝：能見9勝8敗
セ：藤川4勝3敗18S
敗：ルイス8勝7敗

　3位ヤクルトへの挑戦権を賭けた大事な阪神3連戦の初戦は、エースのルイスが先発しました。初回に2死満塁からブラゼルに先制適時打を浴びて2点を失いましたが、その後は6回まで散発3安打に抑えて、味方の援護を待ちました。
　しかし、阪神先発能見で出来が素晴らしく、7回まで3安打に抑えられて、チャンスらしいチャンスを作ることができませんでした。8回にようやく石原、東出の安打で1死1,2塁のチャンスを作りましたが、後続を藤川断たれて、得点を挙げることができず、阪神の継投の前に無得点に抑えられてしまいました。

　絶対に負け越しは許されない3連戦の初戦、しかもエースルイスの先発した試合を落としてしまいました。打線は苦手左腕のチェンと川井を打ち崩して、良い流れできていたので、この波に乗って苦手の能見も攻略できると思いましたが、そんな簡単にはいきませんでしたね。
　7回まで3安打では手の打ちようがありません。8回に1死1,2塁として、ようやく能見をマウンドから引きずり降ろしましたが、ちょっと遅かったです。藤川が投入できるイニングになる前に、攻略してほしかったですね。
　今日は能見が素晴らしかったので、この敗戦は仕方ないと割り切って、気持ちを入れ替え、残り2試合を絶対に取ってほしいですね。幸い、ヤクルトは引き分けだったので、ゲーム差は0.5しか広がりませんでした。
　
　ルイスは立ち上がりの制球が悪かったですね。全体的に球が上ずっていたように思います。2死1塁から金本に粘られて、四球を与えたことが痛かったですね。2ストライクまで追い込みながら、ファールで粘られていたことから、球にキレが無かったということでしょうか。それでもブラゼルに対しては良くなっていたように思いますが、上手く打たれてしまいましたね。
　2回以降は修正して、いつものルイスに戻っていただけに、初回の投球が悔やまれますね。　
　雨によるグラウンド整備で試合開始が30分遅れたことが影響したのか、マウンドの状態が悪かった可能性もありますね。
　相手投手との兼ね合いもありますが、ルイスが3試合連続で勝てていません。次戦こそは打線が援護してあげて欲しいですね。