ヤクルト 000 002 030 5
広島 100 000 300 4
勝利投手:今野6勝
敗戦投手:ケムナ2勝2敗
セーブ:マクガフ2勝2敗24S
打線は、初回に敵失と安打で無死1,3塁のチャンスを貰うと、西川の犠飛で先制点を挙げました。
先発の大瀬良は、初回と2回は先頭打者を安打で出塁させましたが、後続を断って無失点に抑えると、3回から5回までは三者凡退に抑えて、5回まで2安打無失点の快投でした。しかし、6回に2安打と死球で2死満塁のピンチを招くと、オスナに適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
7回には1死1塁から原の犠打を失敗させ、続く塩見を三振に斬って無失点に抑えて、7回を投げて6安打10奪三振2失点の好投でした。
打線は、2回から6回まで原に完璧に抑えられて一人の走者も出すことができませんでしたが、7回に3連打で無死満塁の大チャンスを作り、菊池涼は遊ゴロ、代打松山は三振に倒れて2死となるも、會澤と代打長野の連続適時打で3点を挙げて逆転に成功しました。
しかし、8回に登板したケムナが、安打と四球に暴投で無死2,3塁のピンチを招き、村上の遊ゴロの間に1点を失い、さらにオスナ適時3塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。なおも1死3塁のピンチで代わった島内が中村に適時打を浴びて逆転を許してしまいました。
9回は菊池保が三者凡退に抑えるも、打線は8回裏に安打と四球で1死1,2塁のチャンスを作りながら、坂倉が併殺に倒れてしまい、9回も三者凡退に抑えられて、ヤクルトに逆転負けを喫して7連勝を逃しました。
打線が奮起して7回に3点を奪って逆転に成功し、9回には栗林が控えていることを考えれば、あとは8回の1イニングを抑えれば勝利がぐっと近づくところまできましたが、アウト3つを簡単に取ることができませんでした。
8回を任せるのは島内かケムナという状況で、島内は登板過多になっていたことを考えれば、ケムナの登板はやむを得ないと思いますが、状態が悪かったことを考えれば、もっと早く交代させてほしかったです。
交代のタイミングとしては無死1,2塁となったところで、左の村上に対して塹江を起用し、続くオスナには島内か右打者の被打率が低い森浦をぶつけて、一人一殺くらいの継投をしても良かったと思います。
ケムナを引っ張り過ぎたことで傷口が広がり、逆転されただけにもったいない試合となりましたね。