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打線が九里を援護できず連勝止まる

2021年10月18日 22時54分41秒 | 試合結果

広島 000 000 010 1
阪神 001 000 10X 2
勝利投手:伊藤将9勝7敗
敗戦投手:九里12勝8敗
セーブ:スアレス1勝1敗42S

 先発の九里は、2回まで三者凡退に抑えていましたが、3回に佐藤輝の2塁打に鈴木誠の失策が絡んで無死3塁のピンチを迎えると、坂本に犠飛を打たれて1点を失いました。続く4回にも連続短長打で無死2,3塁のピンチを招きましたが、大山を三振、四球を挟んでロハス・ジュニアと佐藤輝を連続三振に斬って無失点で凌ぎました。

 5回と6回も三者凡退に抑えるも、7回に3安打で1死満塁のピンチを招き、代打糸井の犠飛で1点を失ったところで降板となってしまいました。2死1,2塁で登板した高橋樹は、近本を二ゴロに打ち取って追加点を与えず、九里は6回2/3を投げて6安打11奪三振2失点でした。

 打線は、伊藤将に4回までパーフェクトに抑えられると、5回1死後に連打で1,2塁の同点機を作るも、堂林が中飛、林は三振に倒れて得点を奪えませんでした。7回には西川の安打で無死1塁としながら、鈴木誠が併殺に倒れて好機拡大できませんでした。

 8回に堂林の2塁打で無死2塁として、代打長野の適時打で1点を返し、なおも1死1塁でしたが、代打會澤の左飛が好捕されて、代走大盛が戻れず併殺になってしまいました。

 8回はコルニエルがマウンドに上がり、四球などで1死2塁のピンチを招くと大山を三振に斬ったところでバードに交代し、中野を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、9回は小園、西川、鈴木誠が三者凡退に抑えられて阪神に競り負けて、今季の負け越しが決まりました。

 

 九里が7回途中まで2失点の力投も、打線が伊藤将を攻略できず、リーグ単独トップの13勝目を挙げることはできませんでした。3回に犠飛で1点を失うも、4回無死2,3塁では後続を三振に斬って追加点を与えず、何とかカープに試合の流れを傾けようと熱のこもった投球を披露しました。

 しかし、肝心の打線が5回にチーム初安打を放って1,2塁の好機を作るも、堂林と林が倒れてしまい、7回無死1塁では鈴木誠が併殺とポイントで打線が繋がらず流れを引き寄せることができませんでした。

 また、8回に1点を返した後、會澤の左翼への当たりは微妙な判定でアウトになってしまい、結果的に1塁走者の大盛も戻れず併殺になり、ここでも試合の流れを掴みきれませんでした。

 それでも8回に1点差に追い上げて意地を見せたことは、次戦に繋がると思います。3位浮上は数字上は厳しいですが、まだ何が起こるか分からないので、最後まで諦めずに戦ってほしいですね。

 

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