球団は、佐々岡監督の来季続投を発表しました。鈴木球団本部長からの続投要請を受諾しました。正式契約はシーズン最終戦終了後を予定しており、単年契約となる見込みです。
今季は開幕から投打の歯車がかみ合わず、外国人選手の不振も重なり、チームは波に乗れず借金生活が続きました。さらに5月下旬にはチーム内での新型コロナのクラスターにより主力選手を含む9選手が離脱してしまい、その状態で突入した交流戦は3勝12敗3分と大きく負け越すなど、投打ともチームの形が整わず8月中旬までは低迷が続きました。
しかし8月下旬からは、エース大瀬良と主砲鈴木誠らの復調をきっかけに投打の歯車が噛み合い始め、我慢して起用し続けた坂倉、小園、林らの若手も台頭して6連勝を2度マークするなど、9月と10月は月間勝ち越しを決めて、最終版までCS進出を争うなど、3年連続Bクラスの4位となったものの、来季に向けて投打ともチームの戦う形が出来上がりました。
球団としては、コロナの影響と外国人選手の不振が成績低迷の大きな要因であり、終盤の好成績を評価して佐々岡監督に来季も託すことを決めたと思われますが、鈴木本部長によると、この2年間の采配の反省点を伝えているようで、来季向けて采配面での改善を求めたようです。
佐々岡監督の采配については、疑問を感じる部分もあったので、球団の指摘により来季は改善されれば、十分に優勝を狙える戦力が整ったと思うので、来季の佐々岡監督の手腕に期待したいですね。