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鈴木誠の2本塁打で阪神に競り勝つ

2021年10月17日 23時08分27秒 | 試合結果

広島 002 100 010 4
阪神 000 000 200 2
勝利投手:玉村4勝7敗
敗戦投手:秋山10勝7敗
セーブ:栗林1敗35S
本塁打:[広島]林9号、宇草4号、鈴木誠37号、鈴木誠38号
    [阪神]ロハス・ジュニア8号

 打線は、3回1死後に林が本塁打を放って先制すると、2死後には宇草も本塁打を放って2点を先制すると、3回には1死後に鈴木誠も本塁打を放ってリードを3点に広げました。

 6回に安打と野選に犠打で1死2,3塁とするも、鈴木誠の敬遠で満塁とされ、坂倉が中飛、菊池涼は左飛に倒れてしまい、7回にも安打と犠打で2死2塁としながら、宇草は遊ゴロに抑えられて、追加点を奪えませんでした。

 先発の玉村は、先制した直後の3回に2安打と犠打で1死1,3塁のピンチを招くも、中野を一ゴロ、マルテを三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、4回にも2安打で2死1,2塁とされながら、坂本を三振に斬ってピンチを脱して、6回まで6安打されながらも無失点に抑えました。

 しかし、7回に無死1塁からロハス・ジュニアに2点本塁打を浴びてしまい、続く坂本を右飛に打ち取ったところでマウンドを降り、6回1/3を投げて8安打2失点の好投でした。

 代わった森浦は、安打と盗塁で1死2塁の一打同点のピンチを招きましたが、近本を二ゴロ、中野を右飛に抑えて無失点で切り抜けると、8回2死後に鈴木誠が本塁打を放って、待望の追加点を挙げました。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は栗林が登板して四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、代打佐藤輝を三振、近本を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、阪神に競り勝ってチームは3連勝となり、3位巨人とのゲーム差は2.5になりました。

 

 鈴木誠が1試合2本塁打を放って、チームを3連勝に導きました。3回に林と宇草の本塁打で先制し、玉村が3回裏の1死1,3塁のピンチを無失点で切り抜けたことで、カープに試合の流れが傾いた直後の4回に、鈴木誠が本塁打を放って、試合の主導権を握る追加点を挙げました。

 しかし、6回に打線が1死満塁の得点機を逸すると、7回のチャンスも無得点に終わったことで、試合の流れが変わり始めて、7回裏に玉村が2点を失ってしまいました。その後のピンチは森浦が踏ん張ってリードを守ったものの、雲行きが怪しくなり始めましたが、直後の8回の鈴木誠の本塁打が阪神に傾きかけた流れを止めたと思います。もしこの本塁打が無かったら、逆転負けを喫していたかもしれないので、本当に勝敗を分けた価値ある本塁打であり、これこそ4番の働きだったと思います。

 今のチーム状態が良いからこそ生まれた本塁打だと思うので、もしかすると本当にミラクルが起きるかもしれないですね。

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