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楽勝から一転薄氷の勝利

2021年10月16日 15時19分32秒 | 試合結果

広島 403 001 000 8
巨人 000 000 502 7
勝利投手:森下8勝7敗
敗戦投手:髙橋11勝9敗
セーブ:栗林1敗34S
本塁打:[広島]宇草3号、鈴木誠36号、菊池涼16号
    [巨人]ウィーラー14号

 初回に先頭の宇草が本塁打を放つと、1死後に連打などで2死1,2塁として菊池涼の適時2塁打と林の2点適時打で3点を追加して4点を先制し、3回は鈴木誠が本塁打を放つと、さらに無死1塁から菊池涼が2点本塁打を放ちました。

 6回には安打と犠打で1死2塁として、2死後に小園の適時打で1点を追加してリードを8点に広げました。

 先発の森下は、初回に安打に菊池涼の悪送球で無死2塁のピンチを迎えるも、坂本勇を中飛、丸を右飛、岡本和を三振抑えて無失点で凌ぐと、3回にも連打で無死1,2塁のピンチで松原を三振、坂本勇を右飛、丸を遊飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 7回先頭のウィーラーに本塁打を浴びて1点を失い、さらに連打と四球で無死満塁のピンチを招き、代打中島の遊ゴロの間と松原の適時打で2点を失いました。続く坂本勇に死球を与えて1死満塁となったところで交代となり、代わった森浦が丸を中飛に抑えるも、岡本和に2点適時打を浴びて、この回5点を失ってしまい、森下は6回1/3を投げて9安打2四死球5失点でした。

 8回は島内が無安打1四球無失点に抑えると、9回1死後に連続長短打で1死1,3塁のチャンスを作りながら、大盛の打席でスクイズを仕掛けて三振併殺になってしまい得点を奪えませんでした。

 9回は栗林が登板して2死後に連続四球を与えて1,2塁としてしまい、ウィーラーに2点適時2塁打を浴びて1点差に追い上げられてしまうも、続く中田を三振に斬って辛くも逃げ切って、巨人との今季最終戦を白星で飾って、今季の対戦成績を12勝12敗1分で終えました。

 

 中盤までは、打線が先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃で得点を重ねて、先発も森下も6回まで毎回のように走者を背負いながら粘って5安打無失点に抑える好投と完璧な試合内容でした。

 しかし、7回裏に森下がウィーラーに本塁打を浴びたところから突如乱れてしまい、この回だけで5安打で5点を失って試合の流れが変わり始めると、9回表には2ストライク後にスクイズ仕掛けるも外されて三振併殺の最悪の結果となりました。

 この悪い流れの中、9回に栗林が登板して、左肩に違和感が出たこともあってか、24試合ぶりに失点してしまいましたが、何とか1点のリードを守り切りました。

 辛くも逃げ切ったものの、この展開になった最大の要因は、7回の森下の交代が遅れたことだと思います。球に力はあったものの、明らかに制球が乱れ始めており、疲れが出ていたことは明らかだったので、もっと早く交代するべきだったと思います。

 同じような展開が、13日のDeNA戦でもあり、先発の床田を引っ張り過ぎたことで7点を失っていたことを考えれば、同じ失敗をしないように早めに継投に切り替えてほしかったです。特に奇跡の逆転CS進出を狙うのであれば、絶対に落とせない試合であり、勝ちに拘った采配をしてほしいです。

 とりあえず、今日の試合を勝ったことで、奇跡のCSへの道は残されました。残り試合は全部勝つくらいの意気込みで戦ってほしいですね。

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