カープは、西日本工大の隅田投手を1位指名するも、4球団競合となり抽選を外し、続いて指名した法大の山下投手もヤクルトと競合で外した結果、関西学院大の黒原投手を1位指名ました。
黒原は、最速151kmの直球を誇り、カットボール、スライダー、チェンジアップ、スプリットと変化球も多彩な左腕で、今年の春季リーグでは5勝を挙げて、防御率0.88の好成績で最優秀選手、最優秀投手、ベストナインに輝いており、球団は即戦力として期待しています。
2位では同じく即戦力左腕として期待される三菱重工Westの森投手を指名しました。最速150kmの直球にカットボール、カーブ、チェンジアップを操り、社会人No.1ともいわれています。
また、5位指名ではホンダ鈴鹿の151km右腕・松本投手を指名して、即戦力投手3人の交渉権を獲得しました。
即戦力投手とともに、もう一つの課題である右打者については、3位指名でトヨタ自動車の中村外野手、6位指名で大阪ガスの末包外野手と2人の社会人野手を指名しました。
高校生では、4位指名で田村内野手、7位指名で高木捕手とともに打力の高い選手を指名ました。
事前情報では、高校生投手の指名を匂わせていましたが、今のチーム状態を考えると即戦力投手が必要であり、佐々岡監督も希望していたと思われたので、即戦力投手を指名すると思っていました。予想通り即戦力の隅田を指名しましたが、4球団が競合したこともあり、外してしまいました。
隅田を外したことは、攻めた結果なので仕方ありませんが、2回目の指名で山下が競合して外したのは痛かったです。
とは言え、関西大学No.1の黒原と社会人No.1の森、右の大砲候補である中村と末包を指名できたことで、補強ポイントに合った合致した指名ができたことは間違いありません。
最近は即戦力として期待して獲得した選手が活躍しているので、期待できるかもしれませんね。
1位 黒原拓未投手(関学大)
2位 森翔平投手(三菱ウエスト)
3位 中村健人外野手(トヨタ自動車)
4位 田村俊介外野手(愛工大名電高)
5位 松本竜也投手(Honda鈴鹿)
6位 末包昇大外野手(大阪ガス)
7位 高木翔斗捕手(県岐阜商)
育成1位 新家颯投手(田辺)
育成2位 前川誠太内野手(敦賀気比)
育成3位 中村来生投手(高岡第一)
育成4位 坂田怜投手(中部学院大)