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鈴木誠の満塁本塁打で連勝

2021年10月07日 23時02分01秒 | 試合結果

広島 000 040 010 5
中日 000 010 010 2
勝利投手:玉村3勝7敗
敗戦投手:大野雄7勝11敗
セーブ:栗林1敗30S
本塁打:[広島]鈴木誠33号、林8号

 鈴木誠が4番に復帰した打線は、初回に2安打で1死1,2塁とするも、鈴木誠が三振、坂倉が中飛に倒れて無得点に終わると、3回にも3安打で1死満塁の大チャンスを作りましたが、鈴木誠が一飛、坂倉が三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回に2安打1四球で再び1死満塁として、鈴木誠が満塁本塁打を放ってようやく先制点を挙げました。

 先発の玉村は、初回に2安打で1死1,3塁のピンチを招くも、福田を中飛に打ち取って無失点で切り抜けると、3回にも安打と四球で2死1,2塁としてビシエドを迎えましたが、二飛に抑えてピンチを凌ぎました。

 味方が先制した直後の5回に四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に岡林に適時2塁を浴びて1点を失いましたが、続く大島を三直に抑えて最少失点で凌ぎました。

 打線は8回に林が本塁打を放って待望の追加点を挙げましたが、玉村が8回に連打で無死1,2塁のピンチを迎えたところで降板となり、代わった菊地保がビシエドに適時打を浴びて1点を失うも、続く福田を左飛に打ち取り、続く高橋周と堂上をバードが凡打に打ち取って追加点を与えず、玉村は7回0/3を投げて6安打3四球2失点でした。

 9回は栗林が三者凡退に抑えて、中日との今季最終戦に競り勝ち4位に浮上し、玉村は後半戦初勝利を挙げ、栗林は30セーブとなりました。また、中日との対戦成績は14勝9敗2分で終えました。

 

 玉村が粘り強い投球で味方の援護を呼び込み、カード勝ち越しに導きました。打線は、初回と3回の先制機を作るも、ともに鈴木誠と坂倉のクリーンアップが凡退して逃してしまい、いつ試合の流れが中日に傾いてもおかしくない状況でしたが、玉村がピンチを迎えても、落ち着いて後続を断ち得点を与えなかったことで、打線を奮起させて5回の鈴木誠の満塁本塁打を呼び込みました。

 先制した直後に1点を失いましたが、ここでも踏ん張って最少失点で切り抜けて、中日に流れを渡さず、6回と7回は無安打に抑えて、8回の林の追加点に繋がったと思います。

 ここまで好投しても、あとひと踏ん張りができず、失点して白星を掴めない投球が続いていましたが、今日は一皮むけて成長した投球ができたと思います。今季も残り少ないですが、次戦以降も今日のような投球を続けて、来季に繋げてほしいですね。

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