カープな毎日

カープファンのひとりごと。

正念場

2011年07月11日 22時03分37秒 | 試合結果
 先週はまさかの4連敗で借金も10に膨らんでしまいました。最近は3位阪神の調子が上がってきたことから、徐々にAクラスが遠のき始めました。
 今週からは前半戦最後のヤマ場となる9連戦が始まります。ここで負け越すようなことがあると、後半戦への望みが断たれてしまうでしょう。最低でも勝ち越して上位と離されないようにしないといけません。

 東京ドームでは有り得ないようなミスで試合の流れを失い、そのまま失速してしまいました。この悪い流れを引きずらないでほしいです。幸いにも明日からは尾道、広島での3連戦ですから、ここでチームを立て直して、良い流れでその後の名古屋遠征に繋げたいですね。その意味でも明日の先発福井の投球が大きな鍵になります。いまだにマツダスタジアム以外では勝っていないところは気になりますが、尾道も地元のようなものですから、ここで白星を手にして地方球場への苦手意識を払しょくしてほしいです。

 後半戦にCS進出への望みを繋げるためにも、頑張ってもらいたいですね。
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東京ドーム病で3タテ

2011年07月10日 20時28分43秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
巨人 110 000 10X 3
勝利投手:西村1勝
セーブ:久保2勝1敗2S
敗戦投手:バリントン8勝4敗

 前2試合の悪い流れを断ち切るため、バリントンを立てて連敗ストップを託しました。しかし、悪い流れは変わっていませんでした。1死から高橋由に2塁打を打たれると、2死3塁からラミレスの三ゴロは小窪の前で、イレギュラーして適時打となってしまい、先制点を奪われてしまいました。
 2回には大村の左翼への当たりを天谷がグラブに当てるも捕球できず2塁打とすると、1死3塁から藤村の遊ゴロの間に追加点を奪われしまいました。
 直後には西村の飛球をまたも天谷が見失って安打としてしまうミスが出てしまいました。ここはバリントンが抑えたものの、守備に不安を残すプレーが出て、昨日の悪夢を払しょくできませんでした。
 バリントンは尻上がりの調子を上げて、3回から6回までは2安打に抑える好投で追加点は与えませんでした。

 打線は西村に対して安打は出るものの、後が続かずイライラの募る攻撃でした。3回は先頭の石原の安打などで1死2塁とするも東出が三振、木村は四球を選ぶも、丸が三振に倒れ、4回は1死から天谷が2塁打を放つも、小窪が左飛、赤松四球の後、石原が一邪飛に倒れてしまいました。
 拙攻で西村を助けてしまい、5回以降は2塁さえ踏めず、チャンスを作ることもできませんでした。

 7回から2番手青木を送るもいきなり先頭の鶴岡に四球を与え、1死2塁から登板した岸本が代打谷に内野安打を打たれ、坂本の遊ゴロの間にダメ押しとなる3点目を奪われてしまいました。
 何としても勝ちたいという思いから、8回にサファテを投入するも、打線は最後まで繋がらず、巨人の継投に完封されてしまいました。

 今季初の同一カード3連敗を喫して借金は2ケタの10にまで膨らんでしまい、4位巨人とのゲーム差も1.5となってしまいました。今週は横浜、巨人との対戦だったので、連勝して一気に3位を狙えると思っていましたが、逆に連敗して借金が増えてしまいました。
 

 今日は初回の失点から嫌な予感がしました。打ち取ったはずの三ゴロが適時打となってしまっての失点は痛すぎました。しかも、初戦はエースが突如の乱調で逆転負け、2戦目はミスがきっかけで負けと、流れが悪い中でのイレギュラーバウンドですから、流れが巨人に傾いて向いているとしか言いようがありません。
 
 そして昨日に続き、今日も打球を見失うプレーがありました。今日も天谷が打球を見失い安打としてしまいました。見えにくいのは確かですが、これは巨人はもちろん他球団も同じ条件ですから、天谷の打球の追い方に問題があるのかもしれませんね。
 5回には坂本の飛球をバリントンと石原が見失いました。ここは栗原が捕球したので問題ありませんでしたが、打球を見失うプレーが他の野手にも伝染して、東京ドームでのデーゲームで変に意識をしてしまうことがあってはいけません。首脳陣を含めて、東京ドーム対策をしないといけないと思います。


 今季初の東京ドームでとても嫌な形での3連敗を喫してしまいました。まだ残り試合が多いので、東京ドームの悪い印象を引きずらないようにしてほしいですね。

 

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天谷痛恨のミス

2011年07月09日 22時12分27秒 | 試合結果
広島 000 000 001 1
巨人 000 003 00X 3
勝利投手:沢村5勝6敗
敗戦投手:ソリアーノ1敗
本塁打:[巨人]阿部6号

 先発のソリアーノは球に力があり、良い具合に荒れ球となったことで、巨人打線が的を絞りづらかったのでしょう。5回まで内野安打1本に抑える好投で、外野にすらほとんど打球が飛びませんでした。
 
 打線は2度目の対戦となった沢村に対して的を絞れない状態で、2回に小窪が安打を放っただけで、全く得点を奪える雰囲気がありませんでした。

 ソリアーノと沢村の投手戦となった試合は、6回に大きく動きました。先頭の坂本が左翼へ飛球を放ち、左飛かと思われましたが、天谷が打球を見失い、2塁打としてしまいました。
 これでソリアーノが動揺したのか、高橋由に四球を与えて無死1,2塁とすると、長野の右飛で1,3塁となったところで、マウンドを今村に譲りました。
 今村はラミレスに中堅への犠飛を打たれて1点を先制されると、続く阿部に3-0からストライクを取りに行った甘い球を本塁打されてしまい、この回痛恨の3点を失ってしまいました。
 7回は岸本、9回は豊田がパーフェクトに抑えて味方の反撃を待ちましたが、8回まで1安打に抑えられて、完封負けが頭をよぎり始めました。
 しかし、9回に代打石井の安打と東出の2塁打で無死2,3塁として、代打前田智を送りましたが、浅い左飛に倒れてしまい、丸の犠飛で1点を返して完封負けを逃れるのが精一杯でした。

 これでまさかの3連敗となり、借金は今季最多の9で、巨人と入れ替わり5位に転落となってしまいました。


 今日のような投手戦はミスか本塁打が決め手になることが多いのですが、その2つ共が6回に出てしまっては、勝てるはずがありません。
 坂本の打球は完全に打ち取っており、誰もが1アウトと思ったことでしょう、しかし天谷が動かなくなっていたので、おかしいと思ったら、その前に打球が落ちてしまいました。
 東京ドームのデーゲームは、唯でさえ飛球が見づらいのに、節電のため照明を減らしており、その影響があったのかもしれません。カープにとっては今季初の東京ドームでのデーゲームあり、今日のような悪条件には不慣れな部分もあったと思いますが、それを言い訳にはできないでしょう。
 明日もデーゲームで試合があります。今日のようなプレーは絶対にしないようにしてほしいですね。

 ソリアーノは6回に崩れてしまいましたが、5回まで巨人打線を1安打無失点に抑えたことは、先発の駒不足のチームには明るい材料でした。
 球に力があって、適度な荒れ球というタイプの投手はカープにはいないタイプですから、先発のバリエーションが増えて良いと思います。
 ソリアーノが先発陣の救世主になってほしいですね。 
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前田健粘れず

2011年07月08日 22時15分44秒 | 試合結果
広島 002 010 000 3
巨人 000 004 00X 4
勝利投手:金刃2勝4敗
セーブ:久保2勝1敗1S
敗戦投手:前田健3勝6敗

 5位巨人との直接対決初戦は前田健が先発のマウンドに上がりました。初回は安打と四死球で2死満塁のピンチを作るも、高橋由を三振に仕留めて無失点に抑えて、これで調子に乗れるかと思われましたが、高橋由の2塁打で1死2塁とされ、2死後に藤村に中前安打を打たれてしまいました。しかし、ここで丸が本塁への好返球で走者を本塁で刺して失点を防ぎました。

 打線は3回に石原の四球と東出の安打などで1死1,3塁とすると、木村の一ゴロの間に石原が生還して先制点を挙げると、丸が内野安打で続いて再び1,3塁として、栗原が適時打を放ち、更に1点を追加しました。
 攻守で失点を防いだ直後の5回には、東出の安打と丸の四球などで1死1,2塁として、栗原が2打席連続の適時打を放ち1点を追加して、東野をこの回でマウンドから引きずり降ろしました。

 しかし、6回に試合展開が一変しました。前田健が長野とラミレスの連打を浴びて無死1,2塁とされると、阿部に適時2塁打を打たれ1点を返されると、高橋由と小笠原にも連続適時打を浴びて、同点に追いつかれてしまいました。
 尚も無死1,3塁のピンチでしたが、藤村と代打大村を抑えて、2死までこぎつけたものの、坂本に適時打を打たれて逆転を許してしまい、前田健はこの回でマウンドを降りてしまいました。
 7回は今村を、8回は青木と岸本を投入して巨人に追加点を与えませんでしたが、打線が金刃、山口、久保の継投の前に、6回以降完璧の抑えられて、走者を出すことさえできず、巨人に逃げ切られてしまいました。

 直接対決で敗れたため、巨人とのゲーム差は0,5となり、3位阪神とは2ゲームに開いてしまいました。


 前田健が6回に突如乱れてしまい、痛恨の逆転負けを喫してしまいました。立ち上がりはヒヤヒヤの投球でしたが、2回以降は徐々に調子を上げてきたかに思えましたが、6回に捕まってしまいました。
 5連続長短打で3点を失ってリードを吐き出してしまいました。ここで意地を見せて2死を取るも、最後は坂本に痛恨の左前安打を打たれてしまいました。
 5回終了時点で74球ですから、6回は疲れが出ただけとは考えられないです。何か勝負を急いでいたように感じたので、省エネ投球をしようという思いが強くなって、投げ急いだのかもしれません。

 5回までは栗原の適時打2本などで3点を挙げて、守備でも丸が攻守で前田健を盛りたてて無失点に抑えて、カープペースの良い試合展開でした。それだけにこの逆転負けは痛いですね。
 明日に引きずらないことを願いたいものです。3連敗は絶対に避けなければいけませんね。


 
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一進一退

2011年07月07日 22時17分02秒 | 日記
 リーグ戦が再開して10試合が終わり、5勝5敗と5分の星となっています。しかもきれいに白黒の順番です。
 良い勝ち方をしたと思えば、翌日は完敗といった感じで、なかなか連勝できません。その最大の要因は先発投手が不安定だからだと思います。5勝中3勝はバリントンで、残りの2試合は岸本となっています。前田健は味方の援護が無かったため、勝敗が付かない試合もありましたが、それ以外の福井、篠田、中村恭が役割を果たせていません。
 連勝するためには、先発投手の安定が必須だと思います。
 篠田は中継ぎに配置換えとなっているので、代わりにソリアーノが先発に回るのではないかと思われます。中村恭は前回登板で1回0/3でKOされており、次回登板がローテ生き残りをかけた登板になるでしょう。福井は四球から崩れる課題が克服できていません。
 今の状態では、しばらくは先発の安定が期待できない状況です。大型連勝で一気に借金完済は難しいと思われますが、何とか打線が投手をカバーして、少しでも借金を減らしていってもらいたいですね。
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福井課題克服できず

2011年07月06日 22時15分44秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
横浜 000 103 00X 4
勝利投手:高崎2勝6敗
敗戦投手:福井3勝5敗

 先発福井は制球に苦しみながらも、横浜打線を3回まで無安打無得点に抑えていましたが、4回に1死から森本に2塁打を打たれると、金城の一ゴロを栗原が悪送球してしまい、2塁走者が本塁に帰り先制点を献上してしまいました。更に暴投で1死2塁とするも、村田とスレッジを凡打に打ち取り最少失点で留めました。
 5回と6回も三者凡退に抑えて味方の反撃を待ちましたが、7回に先頭の投手の高崎にストレートの四球を与えてしまうと、犠打と内野安打で1死1,3塁とされて、金城とスレッジに適時打を打たれて、この回痛い3点を奪われてしまいました。
 
 打線は高崎に3回まで無得点に抑えられていましたが、4回に東出が安打で出塁すると、暴投と犠打で3塁に進み、先制機を作りましたが、丸が三邪飛に、栗原が中飛に打ち取られて得点を挙げられませんでした。
 4点差となった7回には、木村の内野安打と丸の四球で無死1,2塁と絶好のチャンスを作りましたが、栗原が遊ゴロ併殺打に打ち取られ、チャンスを潰してしまいました。

 7回からは中継ぎに回った篠田が三者凡退に抑え、8回は上野が1安打無失点に抑えましたが、打線も高崎を攻略できず、8回まで4安打に抑えられてしまいました。9回は代わった牛田から木村が今日3本目となる安打を放って出塁するも、丸と栗原が倒れて、横浜の継投の前に完封負けを喫してしまいました。

 5位巨人も敗れ、3位阪神も敗れたため、ゲーム差はそれぞれ1のまま変わりませんでした。


 福井は降雨で57分間中断するという最悪のコンディションでしたが、球威で横浜打線を抑えました。4回の1失点は失策が原因なので仕方ありません。1点を失った後でも崩れなかったのも良かったですが、四球が失点につながるという課題は今日も出てしまいました。
 6回の先頭打者高崎にストレートの四球を与えてはいけません。無死で走者を出すだけでなくチャンスを上位打線に回してしまうので、失点の確率が上がってしまいます。
 そして、更に1死1,2塁で村田の投ゴロをアウトカウントを間違えて1塁に送球してしまい、併殺を逃してしまい、スレッジの適時打で余分な2点を与えてしまいました。
 アウトカウントを間違えたということは、失点したことで集中力が切れてしまっていたのでしょうね。福井にはこの苦い経験を糧にして、同じミスを繰り返さないようにしてほしいですね。
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松山爆発3安打2打点

2011年07月05日 21時46分20秒 | 試合結果
広島 021 010 002 6
横浜 000 000 300 3
勝利投手:バリントン8勝3敗
セーブ:サファテ1勝1敗18S
敗戦投手:小林太1勝1敗
本塁打:[広島]岩本3号

 先発バリントンは制球に苦しみましたが、粘り強い投球要所を締めました。2回に先頭の村田に2塁打を打たれてピンチを迎えましたが、スレッジとハーパーを連続三振に仕留めて無得点に抑えると、5回には1安打2四球で2死満塁としてしまうも、代打下園を二飛に打ち取り得点を与えませんでした。
 6回には、またも村田に2塁打を打たれて1死2塁とされましたが、ここでもスレッジとハーパーを抑て、6回まで3安打無失点に抑えました。

 打線は2回に松山と天谷の安打で2死1,2塁とすると、石原の適時2塁打で2点を先制しました。続く3回には敵失と丸の安打で1死1,3塁とすると、2死後に松山が適時打を放って追加点を挙げました。
 5回は丸が四球を選び出塁すると、盗塁を決めて2死2塁のチャンスを作ると、松山が2打席連続の適時打を放ち4点目を奪って、横浜先発の小林太をKOしました。
 6回からは横浜の細かな継投にかわされて追加点を奪えませんでした。

 バリントンは好投を続けていましたが、疲れが見え始めた7回に捕まってしまいました。森本、稲田、中村に3連打を浴びて無死満塁とされると、渡辺の二ゴロを東出が失策して1点を与え、尚も無死満塁が続いてしまいました。しかし、バリントンが踏ん張り石川と金城を打ち取り2死まで取りましたが、今日2安打の村田に2点適時打を打たれて1点差に詰め寄られてしまい、マウンドを青木に譲りました。
 青木はスレッジを右飛に打ち取り、何とかリードを死守しました。8回は青木が先頭のハーパーに四球を与えると、今村に交代して横浜の反撃を断ちました。

 9回に代打岩本がソロ本塁打を放って待望の追加点を挙げると、東出の安打などで2死2塁とすると栗原が適時打を放って、横浜にダメ押しをしました。
 その裏をサファテが三者凡退に抑えて、36年ぶりの沖縄での試合を白星で飾りました。
 4位の巨人が敗れたため4位に浮上し、3位阪神とのゲーム差も1に縮まりました。


 今日は松山の打撃がチームに白星を導きました。2回の第1打席で中前安打を放って先制点のきっかけを作ると、3回と5回は2打席連続の適時打を放ち、追加点を叩き出しました。
 3回の適時打は1死1,3塁で栗原が遊飛に倒れた後だったので、とても価値ある一打だったと思います。もしここで無得点で終わっていたら、試合の流れを失いかねないところだったと思います。
 5回は四球と盗塁で作ったチャンスで、松山の安打1本で追加点を挙げることができたので、横浜に与えるダメージも大きかったと思います。
 この松山の活躍が9回の代打岩本の本塁打にも繋がっていると思います。岩本も同じ左の長距離砲として、松山に負けられないという危機感があったのではないでしょうか。

 2軍から昇格した選手が活躍して1軍の選手を刺激することで、チームのレベルが上がるはずです。これからの打線は期待できそうです。交流戦での不振を取り返してもらわないといけませんね。
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オールスター監督推薦で4選手選出

2011年07月04日 22時00分23秒 | 日記
 オールスターゲームの監督推薦による出場選手が発表され、カープからは栗原、石原、バリントン、サファテの4選手が選出されました。
 今年は個人成績を見ると、バリントンとサファテの両外国人投手以外に目立った選手がおらず、バリントンとサファテも外国人枠の制約で厳しいだろうと思っていました。
 しかし外国人枠が5人に拡大されたことにより、余裕が生まれたため選出されました。バリントンは7勝3敗で防御率2.25、サファテは1勝1敗17S、防御率1.76と文句ない成績です。
 栗原は打率.290、打点29とまずまずの成績ですが、本塁打が1本は少し寂しい数字ですが、カープの打線の顔であることは間違いありません。一方の石原は打率.208と低迷しており、スタメンマスクを倉に譲る試合もたびたびあります。その中で選出されたということは、リードなど守りでの評価が高かったということでしょうか。
 今年は3戦目がKスタ宮城での開催となり、栗原も石原も東北に縁のある選手ですから、東北の人を勇気づける活躍をしてほしいですね。


 永川が登録抹消となりました。復帰直後は好投が続いていましたが、最近は安定感を欠いており、ここ3試合は失点が続いています。一昨日のヤクルト戦では連続四球で1死も取れず降板していることから、2軍での再調整となったようです。
 今の永川では競った展開で登板させられないので、この降格はしかたありませんね。
 代わって豊田が昇格するようです。先日のウエスタンで投球を見ましたが、制球が良く球も走っていたと思うので、1軍でも十分活躍できると思います。
 サファテに繋ぐセットアッパーとして期待したいですね。



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中村恭大乱調で初黒星

2011年07月03日 20時36分28秒 | 試合結果
ヤクルト 140 000 002 7
広島 200 100 000 3
勝利投手:増渕4勝4敗
敗戦投手:中村恭1敗

 プロ初勝利を目指す中村恭でしたが、初回に先頭の青木に3塁打を打たれると、田中の遊ゴロの間に先制点を奪われてしまいました。
 味方が逆転した直後の2回には、先頭の宮本に四球を与えると、川端と相川に連打されて無死満塁のピンチを迎えてしまいました。ここで投手の増渕に対してストレートの四球を与えて同点に追いつかれると、青木には適時内野安打を打たれて逆転を許してしまい、ここでマウンドをソリアーノに譲りました。
 急遽登板したソリアーノも田中に押し出し四球を与えてしまいましたが、その後は畠山の内野ゴロに間の1失点で切り抜け、試合を壊しませんでした。
 ソリアーノは3回を投げて無安打無失点に、3番手岸本も2回を無安打無失点に抑えて、
ヤクルトに追加点を与えず、昨日の逆転劇の再現を期待させてくれました。
 
 その打線は初回に東出と丸の安打で1死1,2塁とすると、2死後に5番に入った松山が2点適時2塁打を放って逆転に成功しましたが、ヤクルトに逆転されてからは拙攻の連続でした。
 2回は天谷と倉の連続短長打で1死2,3塁とするも、ソリアーノと東出が連続三振に倒れてしまいました。4回は小窪と倉の安打で作った1,2塁のチャンスで、東出が適時打を放って1点を返しましたが、7回無死1塁は三振と盗塁死で併殺、8回無死1塁も松山が併殺と打線が繋がりませんでした。
 
 踏ん張っていた中継ぎ陣でしたが、拙攻に耐えきれず、9回に今村が2点を失ってダメ押し点を奪われてしまいました。その裏に林昌勇を攻めて、2四球と安打で2死満塁としましたが、最後は丸が一ゴロに倒れてしまい、ヤクルトを上回る11安打を放ちながら3得点で敗れてしまいました。


 今日は中村恭の乱調が痛かったですね。初回に青木に3塁打を打たれた時は、ヤバいと思いましたが、その後は内野ゴロに1失点で抑えたので、これなら大丈夫と思ったのですが、2回にまさかの大乱調でした。味方が逆転したことで、返って抑えなければいけないという思いが強くなりすぎて、力みが出たのかもしれませんね。
 特に投手の増渕に対して、ストレートの四球はいけません。粘られての四球なら仕方ありませんが、全くストライクが入りませんでした。次の青木に対してもカウントを悪くして、苦し紛れに投げた球を打たれています。
 味方の逆転が逆に中村恭のプレッシャーになったのかもしれませんね。中村恭には今日の試合を教訓にして、一回り大きく成長してほしいですね。
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必死の継投実る逆転勝ち

2011年07月02日 21時35分04秒 | 試合結果
ヤクルト 004 000 100 5
広島 000 222 00X 6
勝利投手:岸本2勝
セーブ:サファテ1勝1敗17S
敗戦投手:久古4勝1敗

 先発は5月18日以来の篠田でした。2回までは無失点に抑えましたが、3回に突如乱れました。先頭の川端に四球を与え、続く相川に2塁打を打たれて無死2,3塁のピンチを迎えると、投手の山本斉、青木、田中と3連続短長打を打たれて4点を失ってマウンドを降りました。
 この無死2塁のピンチでマウンドに上がった今村は、ホワイトセル、畠山、バレンティンを打ち取り追加点を与えず、4回も三者凡退に抑える好リリーフでした。

 打線は3回に山本と丸の連打で1死1,2塁とするも栗原が併殺に倒れるなど、山本斉に対して毎回走者を出すものの、繋がりを欠いて得点を挙げられず拙攻ムードが漂い始めましたが、4回に小窪と天谷の連打と代打石井の四球で2死満塁とすると、東出が2点適時打を放って、山本斉をKOしました。
 続く5回には松岡から栗原と小窪の安打で2死1,2塁のチャンスを作り、天谷が2点適時3塁打を放って、同点に追い付くと、6回は東出の2塁打と敵失が絡んで1死3塁として、木村の遊ゴロの間に勝ち越し点を、更に丸の2塁打と栗原の適時打で追加点を挙げて、2点のリードを奪いました。

 5回から登板した岸本が2回を無安打無失点に抑え、7回からは満を持して永川勝を投入するも、2四球で無死1,2塁のピンチを作ってしまい、青木に交代しました。青木は田中に適時打を打たれるも、このピンチを1失点で凌ぎました。
 8回からは守護神サファテを投入して逃げ切りを図りました。8回は2死から連続四球を与えてしまうも、相川を三振に仕留めると、9回は三者凡退に抑えてリーグトップの17セーブ目を挙げました。


 序盤での4点差を跳ね返しての逆転勝利でした。3回に篠田が乱調で4点を失い、直後の攻撃で栗原が併殺に倒れた時は、正直勝てないと思いました。完全にヤクルトペースの試合でしたが、この流れを断ち切ったのは今村でしょう。
 3回に篠田が4点を失って、更に無死2塁で主軸を迎える大ピンチでしたが、ホワイトセルを三振に仕留め、畠山とバレンティンを凡打に打ち取り、5点目を与えなかったことは大きかったと思います。そして4回も三者凡退に抑えて、カープに流れを導きました。
 今村は先発よりもリリーフで登板した時の方が良いですね。今日も白星は付きませんでしたが、先発が早々に降板した試合で、しっかりと後を継いで抑えています。
 先発が早く降板した試合は、2番手投手が流れを止められるかが、勝敗に大きく影響しますので、今村の存在はとても心強いですね。


 打線も活発になってきました。不振だった小窪が4安打、天谷も2安打と調子が上向いてきました。下位打線が元気が無かったので、2人の復調は嬉しいですね。そして、4点差を繋ぎの野球で跳ね返したことで、チームの雰囲気も良くなるはずです。開幕時の調子を取り戻して、早く借金を返済したいですね。
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