2017年 社員バス旅行の最初の目的地は、最近SNSで話題の神秘的な滝「濃溝の滝」です。
ここ?
どこ?
これこれ、右の写真
ハート形になっているでしょ。
① 蛇行した河道
② くびれた部分を短絡させる
(切割またはトンネル)
③ 旧河道(古川)を水田にし、川との接点は堤を築いてせき止める。
水田の用水は川から引く。
川や滝がトンネルの中を流れる様子は、あまり見なれない風景でしょう。これは「川廻し(かわまわし)」という工事で生まれた人工的な景観です。川廻しは、上総丘陵や新潟など、限られた地域で集中して行われたようです。
川廻しの目的は何でしょうか?上総丘陵は、豊かな森林資源に恵まれた地域ですが、水田に利用できる平坦な土地は限られていて、耕地を増やすことが望まれていました。そこで川の蛇行を利用して、流れを変える工事を行い、古い川の跡を水田にしたのです。
一般的に、川の上流の標高は高く、下流は低いので、流れを変えた時にできる高さの差によって、滝ができることがあります。
上総丘陵の川では、流れの緩やかさ、蛇行の程度、洪水時の水位、そして工事で削る岩石の硬さなどが川廻しに適していたため、その数が増えていったものと思われます。
あそこ あそこ そこだよ
ここだよ
ここ ここ
下流側だよ~ん
ハート形に見える?
蛙がいるよ~ん