米国への『辺野古への米軍新基地反対』の沖縄県知事の訴え行動が終わりました。その結果、米反戦団体「退役軍人平和会」から連帯の手紙が届いたそうです。
その中身は、「われわれは、沖縄県内の米軍新基地建設を深く憂慮し、反対する。われわれは、平和と尊厳と人権、そして環境保全の沖縄の長いたたかいにおいて、沖縄の人々と全面的に連帯する立場を取る」と。また「(沖縄の)心からの要求を、日本と米国の政府は依然として無視しているように見える」「世界中の軍国主義を米国が主導しているので、米国にいるわれわれは、米政府の行為に抗議する特別な責任がある」「沖縄の人々の叫びは米国全体に大きく鳴り響かなければならない。そして、われわれは、沖縄の人々の声を届ける立場にいる」と書いてあるそうです。
また、招待があれば代表団を沖縄に送るなどの支援の用意があると表明しているそうです。
この声が「9条を抱きしめて」(DVD)、~元米海兵隊員 アレン・ネルソンが語る戦争と平和~のように、全米軍兵士の中に受け入れられてもらえるようにと願っています。 『戦争立法も、辺野古の米軍基地も要らない』の声を大きくしましょう。
4日の衆議院憲法調査会で3人の参考人(審議会幹事会で各党が協議して決めた)全員が、戦争法案について『憲法に違反する』と表明したそうです。
早大の長谷部教授は「集団的自衛権が許されるという点で憲法違反だ」と。慶応大小林名誉教授は「憲法9条2項で軍隊と交戦権は与えられていない」と。早大笹田教授も、従来の政府の憲法解釈は「ガラス細工だが、ぎりぎりの所で保ってきている。今の定義では(それを)踏み越えてしまったので意見だ」と述べたそうです。
また、日本共産党の大平議員が『集団的自衛権行使容認の閣議決定、戦争法案の国会提出を強行した安倍内閣の政治姿勢』についてただしたところ、長谷部教授は「立憲しゅぎにもとる」と。大平教授は「戦争法案によって自衛隊の後方支援活動が武力行使と一体化する危険」を。長谷部教授は「武力行使との一体化が生じる恐れが極めて高くなる」と。小林教授は「一体化そのものだ」と表明したそうです。
与党も含めて合意した参考人全員が憲法違反の判断示しました。これでも、安倍首相と自民・公明党は遮二無二法案成立に進むのでしょうか。
しかも、世論調査でも「廃案にすべきだ」「今の国会にこだわらず時間を掛けて審議すべきだ」と言う意見を合わせると82%に上がっている(朝日)との結果が出ているとのことです。
私も、「廃案にすべきだ」と思いますが一歩下がっても「今国会では審議のみに留めてもらいたい」と思っています。
『戦争立法』反対・阻止の声を!