釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月4日 無風、ベタ凪の海

2015年08月04日 | 日記


午前7時、大島灯台沖水深70メートルの海域。

無風、ベタ凪の海はやっぱり暑い。

ポイント海域に到着と同時に、冷えたポカリを飲み釣り開始。

しかし、昨日から入り始めている緩い上り潮の水色は、透明度のある青色で、いかにも釣れそうな感じだ。

鯛ラバの重りを75グラムにして、海底まで落としてみる。

少し斜めになる程度で、仕掛けが流されることもなく着底。

海底から10メートルの範囲を攻めるように、鯛ラバを引く。

釣り始めてから、30分が経過した頃。

ホール中に、何かがさわっている感覚があった。

着底して、直ぐに仕掛けを巻き上げ始めたときに、瀬掛かりしたような重々しいアタリ。

一発目に、10メートル以上の走りを見せた。

「おっ、またしても青物か」

期待に胸踊らせながら、仕掛けを巻き上げる。

重く、何度も見せる反転走り。

海面に姿を見せた、良型の鯛。



帰って港で計ったら、4.2キロあった。



気分は、いっぺんに涼やかになる。

船を流すたびに、少しずつ水深の深い方に移動していく。

この夏の時期、深場の方が大物の鯛が潜んでいるような気がしているからだ。

私の、釣りに対する勘だけを頼りの移動だ。

移動しながら魚探を常に確認しているが、目立つようなベイトの魚影は映らない。

それでも、海底の変化のあるところでは、僅かだがベイトが確認できる。

海底にへばり付くように写るベイト、海底から少し浮いたところでボール状に写るベイト、形が定まらず乱れた感じで写るベイト。

様々な形だが、「おおっー!」と声になるようなベイトではない。

しかし、そんな場所に来ると、アタリが出る。

小さく、1キロはないだろう真鯛。



ガンゾウヒラメも来た。

船から離れたところでは、海面で跳ねる魚の姿が確認できるが、正体までは分からない。

シーラなら、ルアーを遠投して遊んでみたいが、シーラではないようだ。

おっ、何か当たったぞ。

上がってきたのは、ホウボウ。



このホウボウを最後に、帰港。

午前11時、少し東風が吹いてきて涼しく感じるが、明日に備えてやっぱり帰ろう。