朝7時、事務所に本日のお客様の、久家さん達4人が到着した。
「もうすぐ、雨が上がる予報になってますよ」
「ここで着替えて、準備します」
取り敢えず、雨合羽を着て雨に備える。
今日は、船釣りが始めての新森さんも参加。
「多分、船酔いはしないと思っています」
笑顔が爽やかな、好青年だ。
準備が整ったところで出発。
先ずは、鵜戸方面の水深40メートルの海域を目指す。
昨夜の雨の影響で、海が濁っていなければいいのだが。
ポイントの海域に到着すると、魚探にはベイトが映り、水色も青味があって釣果に繋がりそうだ。
新森さんに鯛ラバの要領を教えていた、渡辺さんにアタリ。
「小さいです」
上がってきたのはアラカブ。

続けて、山下さんにもアタリが来て、上がってきたのは型の良いアラカブ。

久家さんにもアタリ。
上がってきたのは、アラカブでアラカブの3連発。

出足としては、チョット物足りないがこれからだろう。
すると、新森さんが大きく竿を曲げた。

「引きが強そうですね」
「はい、結構引いてますね」
鯛なら良型のような引きを見せ、上がってきたのはカンパチ。

みんなから「ネリゴサイズだけど、美味しい魚が釣れて良かったね」と祝福を受ける。
初の船釣りで、カンパチは嬉しい魚だ。
「引きが強いから、緊張したでしょう」と話しかけたとき、新森さんがまたしてもアタリを捉えた。

今度も、結構な引きを見せている。
竿を持つ手に、力が入っているのが分かる。
笑顔の中に、楽しい緊張感。
ゴンゴンと鯛独特の引きで、竿が大きく曲がる。

出だし好調の新森さん、初の真鯛に笑顔が弾ける。
船上は、初船釣りの新森さんを祝い、大賑わい。
気が付くと雨もすっかり上がり、西の空には青空も見える。
それまで着ていた雨合羽を脱いで、涼しい格好で竿を出す。
天候回復を祝うかの様に、船のコースを変えて、流す度にアタリが出る。
こんな時が、私には一番嬉しい時間だ。
船の舳先で竿を出している久家さんにも、アタリが来た。


強い引きに、慎重にラインを巻き取る。
ゆっくりと、魚とのやり取りを楽しむ様に巻き上げ、海面に姿を見せたのは優に1キロは超している良型のオオモンハタ。

このオオモンハタに刺激された様に、強いアタリを捉えたのが山下さん。
竿先が海面に突き刺さる様に、大きく曲がっている。
竿を叩く様なアタリから、針掛かりしているのは良型の鯛の様だ。
海面にピンク色の真鯛が、姿を見せた。


釣行の度に、大物を釣り上げる山下さん。
綺麗なピン色した真鯛に、嬉しそうだ。
「美味しそうな鯛だね」
みんなからの祝福で、満面の笑みだ。
今日は、山下さんにとって特別の日でもあるので、鯛が釣れて海からの贈り物だろう。


その後、山下さんがイトヨリ鯛を追加したところで、いつもよりチョット早いが帰港した。
「もうすぐ、雨が上がる予報になってますよ」
「ここで着替えて、準備します」
取り敢えず、雨合羽を着て雨に備える。
今日は、船釣りが始めての新森さんも参加。
「多分、船酔いはしないと思っています」
笑顔が爽やかな、好青年だ。
準備が整ったところで出発。
先ずは、鵜戸方面の水深40メートルの海域を目指す。
昨夜の雨の影響で、海が濁っていなければいいのだが。
ポイントの海域に到着すると、魚探にはベイトが映り、水色も青味があって釣果に繋がりそうだ。
新森さんに鯛ラバの要領を教えていた、渡辺さんにアタリ。
「小さいです」
上がってきたのはアラカブ。

続けて、山下さんにもアタリが来て、上がってきたのは型の良いアラカブ。

久家さんにもアタリ。
上がってきたのは、アラカブでアラカブの3連発。

出足としては、チョット物足りないがこれからだろう。
すると、新森さんが大きく竿を曲げた。

「引きが強そうですね」
「はい、結構引いてますね」
鯛なら良型のような引きを見せ、上がってきたのはカンパチ。

みんなから「ネリゴサイズだけど、美味しい魚が釣れて良かったね」と祝福を受ける。
初の船釣りで、カンパチは嬉しい魚だ。
「引きが強いから、緊張したでしょう」と話しかけたとき、新森さんがまたしてもアタリを捉えた。

今度も、結構な引きを見せている。
竿を持つ手に、力が入っているのが分かる。
笑顔の中に、楽しい緊張感。
ゴンゴンと鯛独特の引きで、竿が大きく曲がる。

出だし好調の新森さん、初の真鯛に笑顔が弾ける。
船上は、初船釣りの新森さんを祝い、大賑わい。
気が付くと雨もすっかり上がり、西の空には青空も見える。
それまで着ていた雨合羽を脱いで、涼しい格好で竿を出す。
天候回復を祝うかの様に、船のコースを変えて、流す度にアタリが出る。
こんな時が、私には一番嬉しい時間だ。
船の舳先で竿を出している久家さんにも、アタリが来た。


強い引きに、慎重にラインを巻き取る。
ゆっくりと、魚とのやり取りを楽しむ様に巻き上げ、海面に姿を見せたのは優に1キロは超している良型のオオモンハタ。

このオオモンハタに刺激された様に、強いアタリを捉えたのが山下さん。
竿先が海面に突き刺さる様に、大きく曲がっている。
竿を叩く様なアタリから、針掛かりしているのは良型の鯛の様だ。
海面にピンク色の真鯛が、姿を見せた。


釣行の度に、大物を釣り上げる山下さん。
綺麗なピン色した真鯛に、嬉しそうだ。
「美味しそうな鯛だね」
みんなからの祝福で、満面の笑みだ。
今日は、山下さんにとって特別の日でもあるので、鯛が釣れて海からの贈り物だろう。


その後、山下さんがイトヨリ鯛を追加したところで、いつもよりチョット早いが帰港した。