釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月29日 雨の中

2015年08月29日 | 日記
港を出る前から雨の中というのは、苦手だ。

パラパラと降ってはいるが、それ程激しいわけではないのが救いだ。

裸バエを過ぎながら波が気になるが、天気予報の1.5メートルよりも低そうだ。

先ずは、鵜戸沖の水深60メートルを目指す。

ポイントの海域に着く頃から、雨足が強くなり始めた。



しかし、波やウネリは殆ど無く、釣りは出来そうだ。

魚探を確認すると、海底から少し浮いた状態でベイトが映っている。

鯖や鰺の群だろうか。

潮の色は、昨日よりも一段と青味が入り、透明度も良い。

流れも、ゆっくりと下りながら、沖に出ている。

流し始めて、20分くらい経過したとき、最初のアタリが来た。

何かが針に飛びついてくる様な、激しいアタリだ。

ラインが引き出される様な感じはないが、重々しい引きだ。

ゆっくりと巻き上げていると、反転して走り出した。

同時に、針が外れた。

1発目から、針外れでバラシてしまった。

気を取り直して、鯛ラバを再投入。

船の周りで、魚が飛び跳ねているなと思ったら、竿引きの強烈なアタリ。

20メートル位一気に走られ、竿を立てると同時に、またしても針外れ。

海面にジャンプするわけでもないので、シーラではないのかな。

針外れが続くと、嫌な物だ。

雨も徐々に激しくなってきた。

休憩を取り、沖合に目をやると海上自衛隊の護衛艦の姿が見える。



明日の防災訓練の為に、来ているのだろう。

船を移動させながら、護衛艦を見ていると後方からホバークラフト艇が出てきた。



凄いスピードで、風田の浜を目掛けて走っていく。

雨が強く降り視界が悪い中、流石慣れた様子でホバークラフト艇2隻が明日の訓練地点を確認する為なのか、水しぶきを上げながら走っている。



インターネットで雨を確認していると、西方向が白い壁みたいになって雨が降っている。

今日は、此で帰ろうと港を目指して走っていると、その雨と風に船がまともに入ってしまった。

周囲が何も見えず、航海灯をつけて暫く停止する。

10分くらいで、小降りになったところで港に帰った。