釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月16日 「やった」と「あっ」で五目達成

2015年08月16日 | 日記
朝起きて、雨が降っているをみて「降り続くと、やだね」と思った。

船着き場に行き、出船の準備をしている途中から、気になる程の雨ではなくなった。

吉田さんが到着。

「今日は、水深50メートル位のタナで、鯛を狙いましょう。」

「雨も、もうすぐ止むでしょう。」

と打ち合わせをしながら、船を出す。

凪の海を、滑るように船を走らせる。

最近は、フグが増えている情報が入っているので、ポイント選びに慎重を期する。

大島沖の水深50メートルの海域。

「ここから始めましょうか。」

吉田さんが竿を出して、着底を確認し鯛ラバを引き始める。

「ここは底根が荒いので、根掛かりに気をつけてくださいね。」

その吉田さんに、大きなアタリ。

「おおっ、強烈なアタリだ。」

何度も竿を引き込む走りを見せ、上がった来たのは良型のオオモンハタ。



先ずは、出足好調と行ったところだ。

直ぐに、次のアタリ。



小型だけれど、真鯛。

「良かった。真鯛が釣れた。塩焼きに丁度良いですね。」

嬉しそうな、吉田さんの笑顔が良い。

続けて、イトヨリ鯛を釣り上げて調子が上がってきた。



「今日は、出足良いですね。この調子で五目行きたいですね。」

そう言って、鯛ラバを落としている途中で、ラインが横走りした。

これは、これまで釣り上げた魚とは、チョット違う走りだ。

上がってきたのは、なんとイサキ。



「やった、鯛ラバでイサキも釣れるんですね。」

吉田さんも、これにはビックリと言った表情。

「鯛ラバって本当に良いですね。手軽だし、釣れる魚は高級魚が多いですものね。」

二人で話をしていると、沖合を大きな船が通っていく。

島が動いているような感じの巨大な船「QUANTUM OF THE SEAS」アメリカの豪華客船だ。



あんな船で世界一周すると、費用は幾らくらいなのかな。

そんな会話をしていると、吉田さんにこれまでとは違う強いアタリが来た。



船の流れる速度が、1ノット程度になっている事もあって、ラインがかなり斜めに出ている。

「ゆっくり楽しんでくださいね。」

タモの準備をしようとしたとき、「あっ!外れた!」

あと、10メートル程度まで来て針が外れた。

「あ゛ーっ…」「くっそー…」「外れるなよ…」

逃がした獲物は、大きい。

私にも強いアタリが来たが、やはり針外れで逃がした。

二人で顔を合わせて、大笑い。

また、来るはず。

気合いを入れ直して、仕掛けを投入。

吉田さんに直ぐにアタリ。

型の良いガンゾウヒラメが、上がってきた。



その後、私にも小型のガンゾウヒラメが来たが、徐々に潮が突っ込み潮に変わり、アタリが出なくなった。

「あの豪華客船を近くで見ながら、帰りましょうか」



港に入る前に、巨大な豪華客船の傍まで近づき、船を見上げた。

言葉もなく「凄いな」が感想。

海上からと言う特等席から豪華客船を見上げ、港に入った。