釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月5日 台風の余波か

2015年08月05日 | 日記
遙か彼方を通る台風13号だが、今日アタリからウネリが入って来る様な事を、天気予報で入っていた。

朝6時に出港するときは西風。

ウネリも全然出ていない。

大島東側の水深60メートルから80メートルのアタリを、ベイトを探してゆっくりと走ってみる。

水島南側で、大きなベイトの魚影が映った。

直ぐに、鯛ラバを落としてみる。

着底して、巻き上げた瞬間、何かが当たった。

重々しく、なかなか浮き上がらない引きは、オオモンハタだろう。



1.5キロ程度は有るだろうか。

いつもそうだか、その日の1匹目が上がるとホッとする。

周りを見渡すと、イサキか鰺狙いの船が2隻ほど居るだけ。

であれば、慣れない釣りではあるけどスロージギングをやってみたい。

船を最初の位置に戻し、魚探に大きなベイトの影があることを確認する。

水深が80メートルなので、200グラムのジグをセットする。

白い横線の入っているジグだ。

着底して、3メートルほど巻き上げ、ゆっくりとしゃくりを繰り返す。

グッ、ゴッと小さく何かが当たる。

何だろう。

ジグは、ベイトの中にあるはずと思ってしゃくりを続ける。

突然、何かに引っ張られた。

ググッギューンと走りを感じたその後、ブツッと言う音が海底付近から聞こえた気がした。

竿が軽くなり、初卸しの新品ジグを持って行かれた。

「何だ。今の引きは…ちっとは遊ばせてよ…」

暫し、ボーゼンとする。

その後は、再び鯛ラバに変えるがアタリが来ない。

10時頃になると、潮も沖からの突っかけになり、オジサンが当たってきた。

「オジサンが釣れるときは、良い潮行きではないな。」

独り言をつぶやきながら、周りを見渡すと少しウネリが入り始めている。

風も、東風に変わっている。

そんな時、水島一瀬の表側が、ウネリをかぶり始めた。



高場以外は、はい上がってきたウネリで見えなくなっていたが、シャッターを押したときはウネリは引いていた。

台風の余波かな。

11時前、帰港した。