釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月12日 ゆっくりスタート

2015年08月12日 | 日記
朝の天気予報で、波が2.5メートルと言っていた。

「チョット、様子を見てからにするか」

この考えが、まずかった。

湾岸道路から見た時、波もウネリもそんなに感じない。

船着き場に来て、仲間の船が出ているのを見て、直ぐに電話する。

「波はどうね?」

「ベタ凪ですよ」

直ぐに準備をして、船を出す。

ゆっくりしたスタートになってしまった。

行き先をどうしよう。

鵜戸方面か、水島方面か、水色のいい方に行こう。

鵜戸方面は、チョット緑掛かった下り潮が最近多い。

水島方面は、沖からの上り潮が入ってくることが多く青味が良い。

そうと決まれば、大島を通って水島方面に船を走らせる。

途中の大島東側の水深60メートルアタリで、魚探に写るベイトが気になった。

船を止め、鯛ラバを落としてみると1投目からアタリ。

上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

次に上がってきたのは、オオモンハタ。



小型の獲物ではあるが、幸先良い釣果だ。

でも、9時30分を過ぎた頃から南西の風が徐々に強くなってきた。



時折、船が大きく揺られるウネリが来る。

その南西の風に押されるように船を流していると、小型だが鯛が当たり出した。





チダイクラスの真鯛だ。

時折、リールのハンドルから思わず手が外れるようなアタリが来るが、乗ってこない。

段々と南西の風が強くなっているので、良型の鯛が欲しいところだ。

周りを見回すと、船の姿が私と2人の船仲間の3隻だけになっている。

帰ろうかなと思っているところに、アタリが来た。

竿先を叩くような鯛独特のアタリ。

ゆっくりと巻き上げ、うっすらと海中に姿が見えてきた。

もう少し、と思ったところで痛恨の針外れ。

仲間も、針外れがあったみたいで「途中で外れる」と悔やんでいる。

「最近、途中での針外れが多いですよ」

残念だけれど、南西の風も強風になってきたこともあり、仲間と帰港した。