今日の潮の流れは、速かった。
最初に入ったポイントは、上り潮が3ノット近くで流れ、次に移動したポイントは潮が渦巻いていた。
「どうやって、船を操船しよう」
ラインが着底しやすい様に、潮の流れに船が安定する様に。
今日は、ずっとこの対応に、悩み続けた。
澄み切った潮に湧昇流の中では、水深30メートルの海底が見えるほどだった。
今日のお客様方も、この透明度にはビックリされていた。
「今、海底の岩が見えたやろ」
「ああ、透明度が有りすぎるね」
その中で、アタリを捉える事が、どれだけ難しいことか。
丁寧にポイントを攻め続け、アタリを捉える。
「来た、でも何か違う」
今日は本命の青物以外は、写真を撮らないと決めている。
最近は、青物のベイトになるサバの群れが、上り潮と共に凄く入っている。
青物の魚信が欲しいと思っている、気持ちの表れでもある。
2度目のアタリも“外道”となる魚だった。
「ポイントを変えましょうか」
鵜戸方面に船を走らせる。
この頃になると海面は鏡の様になり、まるで湖を走っているみたいだった。
移動したポイントも、ベイトの影は映し出されている。
近くにいる船仲間に、連絡してみた。
「どんな具合ですか」
「メジナは朝から入れ食い状態だよ。既に40枚以上は釣ったかな」
上物は好調の様だ。
しかし、深場を攻める釣りには、悪条件が待っていた。
「底潮が動いていない」
要するに、上滑りの2枚潮になってきた。
最近は、この2枚潮になることが多い。
「ジグが軽い」
再度のポイント移動。
これまで、1度だけ攻めてみた鯛が本命となる、80メートルのポイントへ走る。
直ぐに魚探を確認するが、ベイトが海底に僅かしか映っていない。
「ベイトの反応がないですね」
それでも、一度はジグを入れてみたが、やはり反応がない。
夕方近くまで粘ってみたが、本命のアタリは来なかった。
最初に入ったポイントは、上り潮が3ノット近くで流れ、次に移動したポイントは潮が渦巻いていた。
「どうやって、船を操船しよう」
ラインが着底しやすい様に、潮の流れに船が安定する様に。
今日は、ずっとこの対応に、悩み続けた。
澄み切った潮に湧昇流の中では、水深30メートルの海底が見えるほどだった。
今日のお客様方も、この透明度にはビックリされていた。
「今、海底の岩が見えたやろ」
「ああ、透明度が有りすぎるね」
その中で、アタリを捉える事が、どれだけ難しいことか。
丁寧にポイントを攻め続け、アタリを捉える。
「来た、でも何か違う」
今日は本命の青物以外は、写真を撮らないと決めている。
最近は、青物のベイトになるサバの群れが、上り潮と共に凄く入っている。
青物の魚信が欲しいと思っている、気持ちの表れでもある。
2度目のアタリも“外道”となる魚だった。
「ポイントを変えましょうか」
鵜戸方面に船を走らせる。
この頃になると海面は鏡の様になり、まるで湖を走っているみたいだった。
移動したポイントも、ベイトの影は映し出されている。
近くにいる船仲間に、連絡してみた。
「どんな具合ですか」
「メジナは朝から入れ食い状態だよ。既に40枚以上は釣ったかな」
上物は好調の様だ。
しかし、深場を攻める釣りには、悪条件が待っていた。
「底潮が動いていない」
要するに、上滑りの2枚潮になってきた。
最近は、この2枚潮になることが多い。
「ジグが軽い」
再度のポイント移動。
これまで、1度だけ攻めてみた鯛が本命となる、80メートルのポイントへ走る。
直ぐに魚探を確認するが、ベイトが海底に僅かしか映っていない。
「ベイトの反応がないですね」
それでも、一度はジグを入れてみたが、やはり反応がない。
夕方近くまで粘ってみたが、本命のアタリは来なかった。