朝から曇り空の中、水深50メートルのポイントに、船を走らせる。
今日のお客様は私の親戚の細田慎二さん、いつも「慎二」と呼んでいるので、此処でも「慎二」と呼ぶ。
「陽が照らんと、寒みいね」
朝の冷え込みの中、鯛ラバを引いていた慎二にアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/71/00ec49377c8085779c07dfe6a2bf16bf.jpg)
「おっ来た」
強い引きで、竿が海面に突っ込んだ。
しかし、直ぐに様子が変わった。
「あれ?全然引かん…」
直ぐに、針外れになったみたいだ。
ここから、暫くアタリが遠退く。
色々とポイントを変えても、当たってくるのはサバと小型のソーダカツオ。
その内、西風が強くなってきた。
「風が強くなって、波が立ってきたね。時化男の慎二の力発揮だね」
「そうですね。やっぱり時化男やな」
二人で冗談を交わしながら、風が弱まるのを期待するが、強くなる一方だ。
午後からは、船仲間のY君も出てきたが、風と波にポイント移動を繰り返している。
他のポイントに行っていた、船先輩のKさんからも連絡があり
「風が強くなってきたから先に帰るね。今日はメジナが30枚くらい釣れたよ」
との羨ましい連絡が来た。
「慎二、向こうは風が相当強くなってきたらしいよ」
「でも、俺たちはもう少し頑張ろう」
大島北側のポイントに、移動する。
この移動が、釣果に繋がった。
魚探で海底の様子を確認すると、うっすらながら海底の窪みに反応が確認できる。
「慎二、鯛ラバで攻めてみて」
鯛ラバで攻めようと、その1投目。
「来た!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fa/d4bc6f378e355623dd42aae790eda71d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ef/78b93cb168495576f314e2ceb1a8d235.jpg)
午前中以来の強い引き味で、竿が大きく曲がっている。
型の良いオオモンハタが上がってきた。
続けて、これも良型のアカハタが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b0/405915a90f2d82931ce4f4df0fbae811.jpg)
釣りの調子が出てくると、後は風も波も気にならなくなる。
「慎二、潟に寄せて、風に船を押させて、流していこうか」
流し初めて、暫くすると又しても、慎二にアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9a/2ab388ecda550f4dd504c80f250eab22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/dd/73990219de47c52e69969755f1908c1a.jpg)
ドラッグ音が鳴り響き、気持ちよい魚とのやり取りだ。
何度も何度も、突っ込みを交わして上がってきたのは、大きなオオモンハタ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d1/61b900e68c97a05dac4a58f22de6bd30.jpg)
「今の走りは、真鯛かと思ったね」
「てっきり真鯛と思っていた」
真鯛ではなかったが、嬉しい美味しい魚だ。
その数分後、再びアタリが来た。
今度は、竿を強く叩く、鯛独特の引きを見せている。
「ドラッグを、少し緩く調整した方が良いぞ」
ドラッグを少しゆるめると、ラインが引き出されていく。
やり取りを楽しんで、海面に浮いてきたのは2キロクラスの真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b1/19f7747cf39002a184513d01f78307d7.jpg)
「やった。やっと真鯛が来た」
「結構引いたね。気持ちよかったね」
今日初めての、笑顔になった。
この勢いで、次も来ないかなと鯛ラバを落としていくと、直ぐにアタリが来た。
今度も、鯛独特の竿を叩くアタリだ。
しかも、先ほどの鯛より、大きそうな感じだ。
慎重に、ゆっくりとラインを巻き上げながら、やり取りを楽しむ。
上がってきたのは、2.5キロクラスの真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/56/c7affe37dd7e699e22417b901b9fecc2.jpg)
「やったね。慎二鯛が連発だね」
午後からの、釣果アップに笑顔が一杯だ。
ちなみに、私も鯛を釣りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6b/a1bededc7ada6bd133b8d5c0ee4ae520.jpg)
型は1キロクラスだが、嬉しい1枚になった。
「今日は、全然釣れないまま終わるのか、と思っていた」
「そうやね。でも、直感的移動が上手く当たって良かったね」
帰りの船中は、ホッとした気持ちで、会話も楽しく帰港した。
今日のお客様は私の親戚の細田慎二さん、いつも「慎二」と呼んでいるので、此処でも「慎二」と呼ぶ。
「陽が照らんと、寒みいね」
朝の冷え込みの中、鯛ラバを引いていた慎二にアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/71/00ec49377c8085779c07dfe6a2bf16bf.jpg)
「おっ来た」
強い引きで、竿が海面に突っ込んだ。
しかし、直ぐに様子が変わった。
「あれ?全然引かん…」
直ぐに、針外れになったみたいだ。
ここから、暫くアタリが遠退く。
色々とポイントを変えても、当たってくるのはサバと小型のソーダカツオ。
その内、西風が強くなってきた。
「風が強くなって、波が立ってきたね。時化男の慎二の力発揮だね」
「そうですね。やっぱり時化男やな」
二人で冗談を交わしながら、風が弱まるのを期待するが、強くなる一方だ。
午後からは、船仲間のY君も出てきたが、風と波にポイント移動を繰り返している。
他のポイントに行っていた、船先輩のKさんからも連絡があり
「風が強くなってきたから先に帰るね。今日はメジナが30枚くらい釣れたよ」
との羨ましい連絡が来た。
「慎二、向こうは風が相当強くなってきたらしいよ」
「でも、俺たちはもう少し頑張ろう」
大島北側のポイントに、移動する。
この移動が、釣果に繋がった。
魚探で海底の様子を確認すると、うっすらながら海底の窪みに反応が確認できる。
「慎二、鯛ラバで攻めてみて」
鯛ラバで攻めようと、その1投目。
「来た!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fa/d4bc6f378e355623dd42aae790eda71d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ef/78b93cb168495576f314e2ceb1a8d235.jpg)
午前中以来の強い引き味で、竿が大きく曲がっている。
型の良いオオモンハタが上がってきた。
続けて、これも良型のアカハタが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b0/405915a90f2d82931ce4f4df0fbae811.jpg)
釣りの調子が出てくると、後は風も波も気にならなくなる。
「慎二、潟に寄せて、風に船を押させて、流していこうか」
流し初めて、暫くすると又しても、慎二にアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9a/2ab388ecda550f4dd504c80f250eab22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/dd/73990219de47c52e69969755f1908c1a.jpg)
ドラッグ音が鳴り響き、気持ちよい魚とのやり取りだ。
何度も何度も、突っ込みを交わして上がってきたのは、大きなオオモンハタ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d1/61b900e68c97a05dac4a58f22de6bd30.jpg)
「今の走りは、真鯛かと思ったね」
「てっきり真鯛と思っていた」
真鯛ではなかったが、嬉しい美味しい魚だ。
その数分後、再びアタリが来た。
今度は、竿を強く叩く、鯛独特の引きを見せている。
「ドラッグを、少し緩く調整した方が良いぞ」
ドラッグを少しゆるめると、ラインが引き出されていく。
やり取りを楽しんで、海面に浮いてきたのは2キロクラスの真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b1/19f7747cf39002a184513d01f78307d7.jpg)
「やった。やっと真鯛が来た」
「結構引いたね。気持ちよかったね」
今日初めての、笑顔になった。
この勢いで、次も来ないかなと鯛ラバを落としていくと、直ぐにアタリが来た。
今度も、鯛独特の竿を叩くアタリだ。
しかも、先ほどの鯛より、大きそうな感じだ。
慎重に、ゆっくりとラインを巻き上げながら、やり取りを楽しむ。
上がってきたのは、2.5キロクラスの真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/56/c7affe37dd7e699e22417b901b9fecc2.jpg)
「やったね。慎二鯛が連発だね」
午後からの、釣果アップに笑顔が一杯だ。
ちなみに、私も鯛を釣りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6b/a1bededc7ada6bd133b8d5c0ee4ae520.jpg)
型は1キロクラスだが、嬉しい1枚になった。
「今日は、全然釣れないまま終わるのか、と思っていた」
「そうやね。でも、直感的移動が上手く当たって良かったね」
帰りの船中は、ホッとした気持ちで、会話も楽しく帰港した。