朝7時、水深40メートルのポイントに入る。
潮は、ゆっくりとした上り潮が、動いている。
魚探にはベイトも映っていて、期待感が膨らむ。

横山さんが「この鯛ラバやジギングの釣りは初めてです」
と言われていたので、傍で竿を持ってやり方を説明していた。
その一流し目。
少し軽めのジグをしゃくっていた、牛衛さんにアタリが来た。
「来た!」
いきなり竿が大きく曲がり、ドラッグ音が鳴り響く。
「やった、ゆっくりで良いですよ」
と声を掛けたとき、「あっ…外れた…」
竿先から反応が消えていた。
暫くして、今度は横山さんにアタリが来た。
「あっ、何今の…魚のアタリ…」
瞬間的に竿が曲がり、ラインが切れている。
何をする暇もない。
なにか大きな魚がいると思い、その後、少しずつコースを替えて流すが、アタリが無くなりポイントを移動することにした。
大島灯台沖のポイントに、移動する。
その一流し目、又しても牛衛さんに最初のアタリ。
「なんか小さい、けど良く引く」
上がってきたのは、サバ。


鯛ラバの針を飲み込んでいる。
いつの間にか、魚探にサバの反応が一杯出ている。
横山さんが、インチクサビキの仕掛けを落としてみると、サバが鈴なりで上がってくる。


二人でサバのアタリに大笑いしながら、釣り上げていく。

インチクサビキに5匹連なって上がってきたときには、船上は笑い声で盛り上がっていた。
「青物だけど…サバだもんね」
この頃から北西風が段々と強くなってきたこともあり、大島の島陰に入って暫く風を避けることにした。
此処でも、最初にアタリを捉えたのは牛衛さん。


アカハタが、上がってきた。
「サバ以外の魚だね」
今日は移動する度に最初のアタリを捉える牛衛さんだが、針外れやリーダーを切られたりと、納得の釣りではない。
それだけに、一投一投に気合いが入っているのが、伝わってくる。
暫くして、横山さんの鯛ラバにアタリが来た。


スジアラが上がってきた。
初鯛ラバで釣れたスジアラに嬉しそうだ。
「そろそろラストにしましょうか」
と声を掛けたときに、牛衛さんのジグにアタリが来た。


上がってきたのは、狙いの青物ではなかったが、良型の鰺。
最後まで動かない潮や、強い北西の風に悩まされ続けた。
水島の南では、風に押されても0.3ノット位でしか流れない。

潮が動いていないのが分かる。
悪条件だけが揃った釣りだったが、牛衛さんと横山さんの楽しい笑顔が、暖かい1日だった。
潮は、ゆっくりとした上り潮が、動いている。
魚探にはベイトも映っていて、期待感が膨らむ。

横山さんが「この鯛ラバやジギングの釣りは初めてです」
と言われていたので、傍で竿を持ってやり方を説明していた。
その一流し目。
少し軽めのジグをしゃくっていた、牛衛さんにアタリが来た。
「来た!」
いきなり竿が大きく曲がり、ドラッグ音が鳴り響く。
「やった、ゆっくりで良いですよ」
と声を掛けたとき、「あっ…外れた…」
竿先から反応が消えていた。
暫くして、今度は横山さんにアタリが来た。
「あっ、何今の…魚のアタリ…」
瞬間的に竿が曲がり、ラインが切れている。
何をする暇もない。
なにか大きな魚がいると思い、その後、少しずつコースを替えて流すが、アタリが無くなりポイントを移動することにした。
大島灯台沖のポイントに、移動する。
その一流し目、又しても牛衛さんに最初のアタリ。
「なんか小さい、けど良く引く」
上がってきたのは、サバ。


鯛ラバの針を飲み込んでいる。
いつの間にか、魚探にサバの反応が一杯出ている。
横山さんが、インチクサビキの仕掛けを落としてみると、サバが鈴なりで上がってくる。


二人でサバのアタリに大笑いしながら、釣り上げていく。

インチクサビキに5匹連なって上がってきたときには、船上は笑い声で盛り上がっていた。
「青物だけど…サバだもんね」
この頃から北西風が段々と強くなってきたこともあり、大島の島陰に入って暫く風を避けることにした。
此処でも、最初にアタリを捉えたのは牛衛さん。


アカハタが、上がってきた。
「サバ以外の魚だね」
今日は移動する度に最初のアタリを捉える牛衛さんだが、針外れやリーダーを切られたりと、納得の釣りではない。
それだけに、一投一投に気合いが入っているのが、伝わってくる。
暫くして、横山さんの鯛ラバにアタリが来た。


スジアラが上がってきた。
初鯛ラバで釣れたスジアラに嬉しそうだ。
「そろそろラストにしましょうか」
と声を掛けたときに、牛衛さんのジグにアタリが来た。


上がってきたのは、狙いの青物ではなかったが、良型の鰺。
最後まで動かない潮や、強い北西の風に悩まされ続けた。
水島の南では、風に押されても0.3ノット位でしか流れない。

潮が動いていないのが分かる。
悪条件だけが揃った釣りだったが、牛衛さんと横山さんの楽しい笑顔が、暖かい1日だった。