釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月10日 パパに勝ったよ

2016年01月10日 | 日記
今日は午前中は法事があったので、午後2時過ぎから出船。

船着け場に行くと、お父さんと可愛い釣り人が待っていた。

お父さんの名前は、細田慎二さん、可愛い釣り人は細田理仁くん。

「僕はホソダ リヒトです」

今は幼稚園の年長組、今年の4月からは、ピッカピッカの小学1年生です。

笑顔が可愛い、ちょっぴりお父さんに甘えん坊かな。



港を出て、近場のポイントへと船を走らせる。

理仁君はお父さんの傍に寄りついたり、船の横から海を眺めたりしている。

お父さんは「寒くないか、気分は悪くないか」と、心配している。

可愛い我が子と一緒に船釣り、最高の幸せの時間かな。

ポイントに着くと、早速、鯛ラバの釣り方の手ほどき。



見ていると、竿やリールの扱いは慣れたものだ。

「防波堤から、イスズミの30㎝位のを釣ったことがあるんですよ」

と、お父さんが説明してくれた。

手ほどきが済んだところで、釣り開始。

寒い北西の風も、気にする様子もない。

暫くすると、その理仁君にアタリが来た。



竿先を叩くアタリから、鯛が掛かった様だ。

一生懸命にリールを巻く。

観念した様に上がってきたのは、理仁君の初釣果のチダイ。



横で慎二お父さんも、嬉しそうに写真を撮っている。

「理仁君、パパより先に釣ったね」

嬉しそうに、照れ笑いしている笑顔が、可愛い。

チダイを釣ったら、緊張が解けて眠くなったのか、船室内で座り込んで私たちを見ている。

でも、直ぐに出てきて釣り再開。

今度も、理仁君にアタリが来た。



しかし、上がってきたのは草フグ。



慎二お父さんが、非常に残念で口惜しそうにしている。

「フグは来ないで」

と、直ぐに海に帰す。

2匹続けて、理仁君に先に釣られて、慎二お父さんは横で笑っている。



「俺も釣りたい」

息子と釣りをしている時の、父親の本音だ。

北西の風も緩く吹くようになり、釣りやすい状況になってきた。

慎二お父さんにアタリが来るのだが、グッとアタリが来るだけで針掛かりしない。

その横で、理仁君に3度目のアタリが来た。

今度も、一生懸命にリールを巻き上げる。

タモを用意していた、お父さんが「槍イカだ」と声を上げた。

海面に、見事な槍イカが浮いてきた。



鯛ラバで、イカを釣る。

「なかなかやるね」

息子の釣果に、お父さんも嬉しそう。

この後、慎二お父さんにアタリが来て、良い感じで竿が曲がった。

しかし、5~6回巻き上げた処で針外れ。

「えーっ、何で外れるの」

良い感じの曲がりから想像して、真鯛だった気がする。

口惜しそうな表情が、心境を表している。

「理仁君、美味しそうなイカが釣れたね。パパに勝ったね」

話しかけると

嬉しそうな表情。

「パパに勝ったよ」

と言っている見たいに、嬉しそうな表情だった。