釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月11日 雨の中、気分爽快

2016年01月11日 | 日記
天気予報では、雨は夜になって降ると言っていたが、出船前から降り出していた。

しかし、海は多少のウネリがあるくらいで、凪に近い状態。



「牛衛さん、この凪が最後まで続くと良いですね」

凪が続くことを期待して釣り開始。

魚探でベイトを確認すると、瀬周りには可成りのベイトが居る。

「あっ、…」

牛衛さんにアタリが来たが、いきなりリーダーを切られた。

「今日も、やられた…」

口惜しそうな牛衛さんだが、今日の釣りは、まだ始まったばかり。

直ぐに仕掛けをセットし直して、着底を取る。

「来た!でも、余り引かない」



上がってきたのは、2キロクラスのニベだった。

「小さいな。次頑張ろう」

ここから、牛衛さんの力が発揮される。

水深50メートルのポイントに移動すると、ベイトボールになっているポイントがある。

ジグを落としていくと、直ぐにアタリが来た。

竿が大きく曲がり、重々しい感じが伝わってくる。



上がってきたのは、2キロは有りそうな良型のヒラメ。

「美味しい魚が釣れた。嬉しい」

私も、牛衛さんに良型のヒラメが釣れて、嬉しい気持ち。

それにしても、このポイントでは、最近、良型のヒラメが良く釣れている。

魚探を確認していると、海底の窪みになるところに、何かの反応がある。

「牛衛さん、仕掛けを鯛ラバに変えて、底付近を攻めてみませんか」とアドバイスする。

すると、鯛ラバに替えて直ぐにアタリが来た。



小気味よく竿を叩くアタリ。

チダイが上がってきた。

チダイは、群れている魚だ。



直ぐに、次の当たりも来た。

徐々に、牛衛さんの調子も、上がってきた。

「次のポイントに移動しましょうか」

なだらかな、丘のような沈み瀬があるポイントに、移動する。

底に張り付くようにベイトが居るが、時折、ベイトが浮き上がりを見せている。

「何か居る感じです」

すると、一投目にアタリが来た。

「おおっ、来た。追い食いしてきた」



牛衛さんの竿が、いきなり海面に突き刺さるくらいに、曲がった。

「ハタだと思います」



上がってきたのは、1.5キロ位有りそうに立派なオオモンハタ。

鯛ラバの針を、丸飲みしている。

「ハタは、追い食いしてきますよね」

次もアタリがあり、一回り小さいがオオモンハタが上がってきた。

移動するポイントで、確実に良型の魚を釣り上げていく。

「今日は、気分爽快」

雨が降っているけれど、笑顔が晴れやかだ。

潮の動きが止まり掛けてきたこともあり、ベイトが活発と思われるポイントを探して移動する。

大島の東側のポイントで、ベイトが纏まっている。

「居ますよ。落としてください」

鯛ラバを落として、ゆっくりと海底を探っていく。

「来た!」

巻き上げに掛かったとき、又しても追い食いしてきた。



竿が、小気味よく曲がっている。

上がってきたのは、1キロ位のヒラメ。



「やった、2匹目のヒラメが来た」

牛衛さんの笑顔に、私も嬉しくなる。

「ヒラメを2枚、良いですね」

納竿まえに、美味しいヒラメが釣れた。

帰りの船中は、気分爽快だった。