「今日も、昼頃から風が変わるかも知れませんね」
「南が入ると嫌ですね」
「一番に、この前のポイントに入りましょう。大きな鯛が当たるかもですね」
水深60メートルのポイント目指して、船を走らせる。
途中は北西の風が吹いているが、ポイント付近に行くと、風は余り吹いていない。
「この調子が一日続きますように」
お日様に手を合わせ、釣りを開始する。
潮の色は青味があって、良い色をしている。
「底潮が速いですね。底取りが5回位までしか取れない」
底潮は下り潮になっているようで、ドンドンラインが出ていく。
右田さんも、塩田さんも、底潮の速さに苦労しているようだ。
そんな中、右田さんにアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/45/8c9a84d92d69eba7d3ee5cc1db01742c.jpg)
下り潮の底潮に引かれて、重々しいアタリに見える。
上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9c/b2f5eb684d3885b2670c24968b5cb0ae.jpg)
「潮が速いせいか、重かった」
ちょっと、拍子抜けと言った感じだった。
次の当たりも右田さんに来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/61/868489bf964dd1bf236430ae47aa6925.jpg)
最初の引きは、強烈な走りだった。
「何だろう。重いだけの引きになった」
上がってきたのは、良型のオオモンハタ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/79/20f5f7ef0b1b606e0476177971befc0f.jpg)
ポツポツとアタリは出ているが、やはり底潮の速さは相当のようだ。
「ポイントを変えましょうか」
「少し、浅場に移動します」
水深、40メートルのポイントに移動する。
ここは、魚礁とその近くの沈み瀬が、特長となっているポイント。
鯛ラバを引いている、塩田さんにアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/71/ada35a75952142d56c28f3a9f1de28bb.jpg)
「さっきから、何度もアタリは有るのに、漸く針に乗った」
竿先を叩く、鯛独特の引きだ。
上がってきたのは、2㎏クラスの真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/74/46c172c8b43e9ebab7c64060de47ec35.jpg)
「取り敢えず、1枚釣れて一安心」と笑顔だ。
右田さんにもアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/9e/eb3b7ddba9e7d9d0d02fdc751d70c32a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/29/60cc839ef2a61e32d032a62fc678d000.jpg)
今度も、オオモンハタ。
「今日は、ハタ日かな」と笑顔。
塩田さんもバイトは出るが、なかなか針掛かりしない感じなので、再度のポイント移動。
今度は、沖合の水深70メートルのポイント。
「ここは、私一人で2度来たことがあるのですが、叶わない相手に2度ともラインを切られているポイントです」
「窪みが特長になっています」
魚探に映るベイトを見ながら、説明する。
朝の内からすると、底潮がだいぶ緩くなっているようだ。
すると、塩田さんに強烈なアタリが来た。
「来た!ホール中に来た!」
竿が手元から海面に突き刺さるように、曲がっている。
ドラッグ音もけたたましく、ラインが容赦なく引き出される。
塩田さんが船の前に走る。
「船で追い掛けます!」
エンジンを掛けて、船で追い掛ける。
獲物は、力の限りの走りを見せている。
ドラッグを一度締めたが、それでも引き出される。
「止まれ!止まらん!」
もう一度締めて、走りを留めようとしたとき、ラインが切れた。
「くそっー、切られた。口惜しい」
この走りを止められない相手は、何なのだろう。
「巨大なヒラマサかカンパチやろうか…」
兎に角、口惜しい。
気持ちを切り替えて、仕掛けを作り直すが、やはり口惜しい。
船首に立って竿を振っている右田さんにアタリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/1d/0d2b3842a266072c914b98e30ae97013.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/58/50edfa3173db156f73528a0a72dd4246.jpg)
レンコ鯛だった。
この後、ポイントを変えて行くが、南西の風が吹き始めた。
「風が変わりましたね。波がこれ以上出る前に帰りましょうか」
強く吹き始めた、南西の風を避けるように帰港した。
「あのポイントは、次、朝一番に攻めてみましょう」
口惜しい気持ちは、ポイントに残してきた。
「南が入ると嫌ですね」
「一番に、この前のポイントに入りましょう。大きな鯛が当たるかもですね」
水深60メートルのポイント目指して、船を走らせる。
途中は北西の風が吹いているが、ポイント付近に行くと、風は余り吹いていない。
「この調子が一日続きますように」
お日様に手を合わせ、釣りを開始する。
潮の色は青味があって、良い色をしている。
「底潮が速いですね。底取りが5回位までしか取れない」
底潮は下り潮になっているようで、ドンドンラインが出ていく。
右田さんも、塩田さんも、底潮の速さに苦労しているようだ。
そんな中、右田さんにアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/45/8c9a84d92d69eba7d3ee5cc1db01742c.jpg)
下り潮の底潮に引かれて、重々しいアタリに見える。
上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9c/b2f5eb684d3885b2670c24968b5cb0ae.jpg)
「潮が速いせいか、重かった」
ちょっと、拍子抜けと言った感じだった。
次の当たりも右田さんに来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/61/868489bf964dd1bf236430ae47aa6925.jpg)
最初の引きは、強烈な走りだった。
「何だろう。重いだけの引きになった」
上がってきたのは、良型のオオモンハタ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/79/20f5f7ef0b1b606e0476177971befc0f.jpg)
ポツポツとアタリは出ているが、やはり底潮の速さは相当のようだ。
「ポイントを変えましょうか」
「少し、浅場に移動します」
水深、40メートルのポイントに移動する。
ここは、魚礁とその近くの沈み瀬が、特長となっているポイント。
鯛ラバを引いている、塩田さんにアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/71/ada35a75952142d56c28f3a9f1de28bb.jpg)
「さっきから、何度もアタリは有るのに、漸く針に乗った」
竿先を叩く、鯛独特の引きだ。
上がってきたのは、2㎏クラスの真鯛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/74/46c172c8b43e9ebab7c64060de47ec35.jpg)
「取り敢えず、1枚釣れて一安心」と笑顔だ。
右田さんにもアタリが来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/9e/eb3b7ddba9e7d9d0d02fdc751d70c32a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/29/60cc839ef2a61e32d032a62fc678d000.jpg)
今度も、オオモンハタ。
「今日は、ハタ日かな」と笑顔。
塩田さんもバイトは出るが、なかなか針掛かりしない感じなので、再度のポイント移動。
今度は、沖合の水深70メートルのポイント。
「ここは、私一人で2度来たことがあるのですが、叶わない相手に2度ともラインを切られているポイントです」
「窪みが特長になっています」
魚探に映るベイトを見ながら、説明する。
朝の内からすると、底潮がだいぶ緩くなっているようだ。
すると、塩田さんに強烈なアタリが来た。
「来た!ホール中に来た!」
竿が手元から海面に突き刺さるように、曲がっている。
ドラッグ音もけたたましく、ラインが容赦なく引き出される。
塩田さんが船の前に走る。
「船で追い掛けます!」
エンジンを掛けて、船で追い掛ける。
獲物は、力の限りの走りを見せている。
ドラッグを一度締めたが、それでも引き出される。
「止まれ!止まらん!」
もう一度締めて、走りを留めようとしたとき、ラインが切れた。
「くそっー、切られた。口惜しい」
この走りを止められない相手は、何なのだろう。
「巨大なヒラマサかカンパチやろうか…」
兎に角、口惜しい。
気持ちを切り替えて、仕掛けを作り直すが、やはり口惜しい。
船首に立って竿を振っている右田さんにアタリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/1d/0d2b3842a266072c914b98e30ae97013.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/58/50edfa3173db156f73528a0a72dd4246.jpg)
レンコ鯛だった。
この後、ポイントを変えて行くが、南西の風が吹き始めた。
「風が変わりましたね。波がこれ以上出る前に帰りましょうか」
強く吹き始めた、南西の風を避けるように帰港した。
「あのポイントは、次、朝一番に攻めてみましょう」
口惜しい気持ちは、ポイントに残してきた。