![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ec/be02d7dae8483b2f18fc6012eae3156f.jpg)
朝、出船前に船仲間のO先輩に、電話してみた。
「どんな状況ですか」
「北風が強くて、波が高い。大島内場に移動してきた」
沖は、北風が強くて、波が立っているとの話だった。
「一応、沖に出てみますが、水深40メートルのアタリで、風と波の様子を見ます」
そう言って船を走らせてきたが、風が強く波もやや高い状況。
「取り敢えず、ベイトはこの様な感じですから、竿を出してみましょうか」
本来なら、水深70メートルのポイントに行ってみたいのだが、無理はしないで置こう。
潮の色を見ると「菜っぱ潮」の下り潮だが、底潮は上り潮が速い二枚潮。
潮の色から、「状況は昨日と変わらない。昨日より濁っている気がする」
不安な気持ちで、釣りを開始する。
するとBさんの一投目に、着底と同時にアタリが来た。
しかし、途中で針はずれ。
でも、2投目に直ぐに反応があった。
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小気味よい引きを見せながら、上がってきたのは1㎏クラスの真鯛。
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「出足良いね」
喜んでいると、今度は塩田さんにアタリ。
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初下ろしの電動リールにアタリが来た。
上がってきたのは、これも1㎏クラスの真鯛。
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「良かった。初下ろしのリールに鯛が着いた」
笑顔満開。
すると、アタリが直ぐに来た。
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今度の釣果は、オオモンハタ。
「ハタが良い。美味しい魚だ」
釣り始めて直ぐにアタリが連発するが、二枚潮に着底の度にラインが沖に出ていく。
上潮は0.6ノットくらいで流れていくのだが、下潮が速く、ラインが可成り引き出されていく。
アタリが出ているのは、3回目の着底時のようだ。
船を元に戻し、二流し目にはいると、Bさんに直ぐにアタリが来た。
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下潮の速い流れに、獲物が流されるのか、竿が大きく曲がっている。
ゆっくりと時間を掛け、上がってきたのは2㎏クラスの良型真鯛。
出足からコンスタントに、真鯛が当たってくる。
塩田さんも負けずと、アタリを捉えていく。
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こちらも、2㎏クラスの良型真鯛だ。
真鯛のアタリは、これで止まらない。
再び、Bさんがアタリを捉えた。
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今度のアタリは、今日一番の大きなアタリのようだ。
時間を掛けて、引きを楽しみながら、ゆっくりと上げていく。
海面に姿を見せたのは、大きな真鯛。
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67㎝、3.5㎏の見事な鯛だ。
「途中から、引きが強くなりましたね」
最初のアタリは小さかったようで「鯛とは思わなかった」とのことだった。
この頃になると、風が北から北東になり、風波も高くなり出した。
また、沖からは青い綺麗に潮が、直ぐ其処まで入ってきている。
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写真では、分かり難いかな。
しかし、時折波の高さが目線近くまで成ってきたこともあり、潟近くに移動する。
「チョット水深は浅くなりますが、鯛はコンスタントに上がっているポイントです」
すると、早速塩田さんにアタリが来た。
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ゆっくりと、鯛の引きを楽しみながら引き上げてくる。
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上がってきたのは、2㎏クラスの良型真鯛。
「良かった。浅いからどうかなと思っていました」
ちょっと不安があったようで、ホッとした笑顔。
その笑顔に答える様に、次のアタリが来た。
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「これは、私の今日一番の引きです」
ゆっくりとラインを巻き上げていく。
大きな真鯛が、海面に姿を見せた。
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3㎏クラスの見事な鯛だ。
「良い引きを楽しませて貰いました」
大きな鯛を手に笑顔が満開。
頑張れば、鯛はまだ釣れるかも知れない。
でも、北東の風が益々強くなり、波も一段と高くなってきた。
「帰りましょうか」
塩田さんのこの鯛を締めにして、帰港した。