午前中に色々な用事を済ませて、出船は午後2時とゆっくり。
今日は、新しいポイントを探してみようと思い、今まで余り行った事の無い処へ、船首を向ける。

水深60メートル、70メートル、80メートルと徐々に沖に向けて進んでいく。
北東からのウネリが有って、時折船が大きく揺れるが、風が無い分ゆっくりと捜し物が出来る。
海底の起伏やベイトの様子を確認するため、魚探からは目が離せない。
魚探を見ながら、周りを気にしつつ操船する。
65メートルくらいの処に、チョットした起伏のあるところが有り、ベイトが20メートルの高さで立ち上がっている。
鯛ラバを落としてみた。
着底と同時くらいに、ガツガツと激しいアタリが来たが、針掛かりしない。
仕掛けを上げてみると、ポラジックフィルムだけが無くなっている。
アタリが出るのは、確認できた。
次のポイントとなる処を探そう。
70メートルくらいの処には、ベイトの溜まりやすそうな起伏が見つからない。
思い切って50メートルの所を、北から南に向けて走ってみた。
走り初めてから、20分くらい過ぎた頃。
「んっ…なんだ、これ?」
海底が、少し盛り上がった処がある。
魚礁の座標一覧を見ると、「もしかして、古い魚礁なのかもしれない」と思ってマーキングする。
此処にも、ベイトが溜まっている。
鯛ラバを落としてみた。
着底し、20回ほど巻き上げ、再び落としていく。
その途中で、何かがガッンと当たってきた。
竿先が、バタバタ暴れるように海面に突き刺さる。
「なんだこれは」
ラインが、凄い勢いで引き出されていく。
船のエンジンを掛けて、バックに入れ魚を追い掛ける。
ラインが徐々に回収され始めた。
走り具合や、竿先の暴れ具合から「鮫か…」と、諦め掛けた。
船竿の扱いとしては良くないのだろうが、魚が弱り始めたと思ったので、リールを指で押さえながらポンピングして、浮かしに掛かる。
ハンドルを2~3回巻いては、エイヤッとポンピングする。
「鮫なら直ぐにリーダーを切ろう」
と思っていた。
しかし、浮いてきたのは鰤だった。

86㎝、8.2㎏の丸々とした鰤だった。

初めてのポイントで、最初のヒットが鰤。
「ヨッシャ。ポイントに追加しよう」と、直ぐにマーキング。
これほど嬉しいことはない。
30メートルの処にも、海底が盛り上がったところがあったが、此処はマーキングせずに置く。
今度は、80メートルの処を、南から北に向けて走る。
時々、ベイトが出てくるが、海底の起伏に気になるところが出てこない。
船をジグザグに走らせながら探すが、探す場所が悪いのかも知れない。
今日は、鰤も釣れたし、2カ所の気になる処も有った。
まずまずの出来だと、満足して帰港した。
今日は、新しいポイントを探してみようと思い、今まで余り行った事の無い処へ、船首を向ける。

水深60メートル、70メートル、80メートルと徐々に沖に向けて進んでいく。
北東からのウネリが有って、時折船が大きく揺れるが、風が無い分ゆっくりと捜し物が出来る。
海底の起伏やベイトの様子を確認するため、魚探からは目が離せない。
魚探を見ながら、周りを気にしつつ操船する。
65メートルくらいの処に、チョットした起伏のあるところが有り、ベイトが20メートルの高さで立ち上がっている。
鯛ラバを落としてみた。
着底と同時くらいに、ガツガツと激しいアタリが来たが、針掛かりしない。
仕掛けを上げてみると、ポラジックフィルムだけが無くなっている。
アタリが出るのは、確認できた。
次のポイントとなる処を探そう。
70メートルくらいの処には、ベイトの溜まりやすそうな起伏が見つからない。
思い切って50メートルの所を、北から南に向けて走ってみた。
走り初めてから、20分くらい過ぎた頃。
「んっ…なんだ、これ?」
海底が、少し盛り上がった処がある。
魚礁の座標一覧を見ると、「もしかして、古い魚礁なのかもしれない」と思ってマーキングする。
此処にも、ベイトが溜まっている。
鯛ラバを落としてみた。
着底し、20回ほど巻き上げ、再び落としていく。
その途中で、何かがガッンと当たってきた。
竿先が、バタバタ暴れるように海面に突き刺さる。
「なんだこれは」
ラインが、凄い勢いで引き出されていく。
船のエンジンを掛けて、バックに入れ魚を追い掛ける。
ラインが徐々に回収され始めた。
走り具合や、竿先の暴れ具合から「鮫か…」と、諦め掛けた。
船竿の扱いとしては良くないのだろうが、魚が弱り始めたと思ったので、リールを指で押さえながらポンピングして、浮かしに掛かる。
ハンドルを2~3回巻いては、エイヤッとポンピングする。
「鮫なら直ぐにリーダーを切ろう」
と思っていた。
しかし、浮いてきたのは鰤だった。

86㎝、8.2㎏の丸々とした鰤だった。

初めてのポイントで、最初のヒットが鰤。
「ヨッシャ。ポイントに追加しよう」と、直ぐにマーキング。
これほど嬉しいことはない。
30メートルの処にも、海底が盛り上がったところがあったが、此処はマーキングせずに置く。
今度は、80メートルの処を、南から北に向けて走る。
時々、ベイトが出てくるが、海底の起伏に気になるところが出てこない。
船をジグザグに走らせながら探すが、探す場所が悪いのかも知れない。
今日は、鰤も釣れたし、2カ所の気になる処も有った。
まずまずの出来だと、満足して帰港した。