釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月11日 風に悩み、午後から出船

2016年05月11日 | 日記


午前中は、湾岸道路と赤灯台、それと船着け場を行ったり来たり。

海は凪になっているのだが、西風がやや強い。

沖に出て、風が強かったら嫌だし…。

ウロウロしていたら、船仲間のSさんの車がやって来た。

「風が強くて、どうしようか悩んでいます」

「私も、餌を準備するかどうか決めかねているけど、出せるんじゃない」

「大丈夫やろうか」

「波は出てないし、大丈夫と思う」

これで、決まった。

今日予約を頂いている、諏訪さんに連絡する。

朝早く、諏訪さんからはラインで「昼から出るときは連絡下さい」と、来ていた。

「午後2時前に船を出します」と、連絡する。

自宅で昼食を摂り、直ぐに出船の準備。

2時前に、諏訪さんと堂ヶ尾さんが到着。

決めていた水深50メートルのポイントを目指して、船を走らせる。

ポイントに近づくに連れて、風が西から北東に変わっていった。

「これ、北東の風ですよね」

諏訪さんが、風を気にして声を掛けてきた。

「少し風に押されると思います」

直ぐに、仕掛けを落として鯛ラバから始める。

風が強く、船が大きく揺れるときがあり、釣り辛そうに見える。

2度流してみて、アタリが来ない。

「ポイントを変えましょう。少し深くなります」

水深70メートルのポイントに移動する。

移動直後の一投目。

堂ヶ尾さんにアタリが来たが、針掛かりしなかった。

「ガツガツと2度来たけれど、乗らない」

その直後、諏訪さんにアタリが来た。

最初のアタリで掛かったと思った後、直ぐに外れた。

しかし、仕掛けをそのまま落とすと、直ぐにアタリが来た。



底潮が動いている分、魚が重く感じられるようで、竿が大きく曲がっている。

上がってきたのは、2㎏クラスの真鯛。

「初下ろしの竿に、鯛が来てホッとした」と笑顔。

これを見た堂ヶ尾さんも、負けていられない。

やはり、初下ろしの竿だから。

二流し目に入り、その堂ヶ尾さんに強いアタリが来た。

「来た!来たよ!」

いきなりの引きに、ラインが引き出されている。



横で、諏訪さんも応援している。

海中にピンク色の魚鯛が見えた。

「型の良い真鯛だ」



上がってきたのは、65㎝3.5㎏の良型真鯛。

「良かった。初下ろしの竿とリールに大きな鯛が来た。これで全てOKだ」と満面の笑みだ。

予想はしていたが、やや強く吹き付ける北東の風の中、良い釣果だ。

3流し目に入ると、今度は諏訪さんにアタリが来た。

「余り引かない」

と、言いつつ上がってきたのは小型の真鯛。

「食べ頃サイズですね」と、嬉しそう。

この鯛を最後に納竿としたが、初下ろしの竿にピンクの良型真鯛。

お二人に良い釣果が来て、話が弾む中、帰港した。