釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月16日 天気には勝てない

2016年05月16日 | 日記
早朝のボートキャスティングが出来ないだろうかと、大島内場に船首を向ける。

風は既に南風が吹いている。

小浜の港前を過ぎる頃からは、南からのウネリを受け出してきた。

雨も、降り始めている。



竹ノ尻の前に来たときには、ウネリが高くなってきた。

ウネリを乗り越えるたびに、チョットしたジェットコースターの気分になる。

私の従兄弟の信司が、貨物船が出る前にキャスティングを…と思ったが、これだけ船が上下動すれば難しい。

「信司、今日は波が高すぎる。キャスティングは無理だね」

南風が、強すぎる。

朝間詰めくらいは、そんなに強く吹かないのではと思ったが、予想が外れた。

竹ノ尻港の前で、これだけのウネリを余り覚えていない。

ウネリが、2メートル位有るのではないだろうか。

船をUターンして、油津港に帰る。



港の入り口付近に、沢山のベイトが映っていた処があったので、そこで少しだけ鯛ラバを引いてみる。

南からの風が益々強くなる中で、信司と清田さんが鯛ラバを落としていく。

沖波止の内側だけに水深は浅く、なかなかアタリがでない。

「チョットだけ、裸バエの処に行ってみようか」

当然だが、沖波止を出ると、波とウネリがもの凄い。

本来のポイントには、行けないこともあってアタリは来ない。

「帰ろうか」

午前8時過ぎに、港に入る。

「やはり天気には勝てないね」

「キャスティングは出来るかと思ったが、次の機会だね」

「次に帰ってきた時に、行こうか。チャンスは有るよ」

「そうですね。天気には勝てないですね」

「次は7月始めくらいに帰ってくるのかな。また、一緒に御出よ」

「そうします。今日は残念でした」

船着き場で、信司と清田さんを見送り、私も帰宅した。