釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月4日 ボートキャスティング

2016年05月04日 | 日記
昨日の大時化から、一転、今日は凪の海。

朝間詰めにヒラスズキを狙って、ボートキャスティングをやることになった。

目指すポイントは、大島の南側。

昨日からすると、波も静かになっている分、サラシは小さくなっているだろう。

しかし、朝間詰めの時間帯に、期待は高まる。

ポイントに着くと、朝日が海面に反射してキラキラと輝いている。

「反射が眩しいですね」

「大丈夫です。頑張りますよ」

船を、波が瀬にアタッテできる、サラシギリギリに持っていく。

園田さんと、高橋さんが一斉にキャスティングを開始する。

その一投目。



「来た、一投目に来た」

園田さんのルアーに磯のヒラスズキがヒット。

型は50㎝くらいだろうか。

運転席から、海面でエラ洗いする、ヒラスズキが見える。

ハンドルを離すわけには行かないので、やり取りの写真は撮れない。

素早くラインを巻き取り、そのまま振り上げようとした時、針が外れた。

「掛かりが浅かったようだ」

園田さんが残念そうにしている。

今度は、高橋さんにヒット。



「ダスの様ですね」

相手に抵抗させないように、ガンガン巻いて振り上げる。

1メートル近いダスが上がってきた。

「スズキじゃなかった」

と、少し残念そう。

いつもながら、御二人の船首に立つ時のバランスの良さには、驚かされる。

船をバックさせて、元の位置に戻して再度サラシを攻める。

園田さんにも高橋さんにも、スズキがバイトしてくる。

高橋さんが針外れがあっても、直ぐに園田さんにヒットする。

しかし、魚が小さいのか、なかなか針に乗らない。

時には、青物がルアーを追い掛けてくる様子も見えるみたいで「追い掛けてくる」と、園田さんがこちらを向いて教えて貰える。

それなら、此処を流してみようと

ヤヒョウと平瀬の間をゆっくりと流していく。

ここは、アタリが出なかった。

再び元に戻って、小さいサラシを一つずつ攻めていく。

全てのサラシを攻めるが、バイトがあるが針掛かりしなくなった。

「今日は終わりかな」

園田さんと高橋さんが、残念そうに呟く。

サラシがもう少し大きいと、もっと面白いのだが…。

何度か針掛かりは有っただけに、私も口惜しい。

8時前にキャスティングを諦め、沖合に出るが潮の色が濁った潮になっている。

ジグで攻めても、浅場で鯛ラバに変えても、思うようにアタリが出ない。

大きくポイントを北に変え、ポイントに到着した時、風が南西に変わり直ぐに西風が強く吹き出した。

南からは、他の船が港を目指して大急ぎで走ってくる。

西の強風で船が安定しない。

「今日は、残念だけど諦めましょう」

強い西風に、釣りを邪魔される形となった。