釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月4日 ぽかぽか陽気の海

2020年04月05日 | 日記
朝から、気持ちの良い海だった。

一方では、午後から強風が吹くと予報が出ている事も気になっていた。

「午前中の勝負かもしれませんね」

「何とか、頑張って釣りたいですね」

山下さん、渡邊さんと話をしながらポイントを目指す。


海上は、西風が緩く吹いて、穏やかな感じだ。

最初に入ったポイントは、思った程のベイト反応が無い。

だだ一カ所には、ベイト溜まりが出来ている。

「ちょっと竿だししてみませんか」

山下さん、渡邊さんに竿だしを勧める。


その一投目、山下さんにアタリが来た。








サゴシがヒットしてきた。

海面近くに来ると、力一杯の抵抗を見せる。

サゴシは、続けてヒットしてきた。






渡邊さんにも、サゴシがヒットしてきた。





サゴシは歯が鋭く、ハリスもリーダーも、その鋭い歯で切っていく。

渡邊さん、山下さん共に、仕掛けを切られてしまう事もあった。


山下さんに、サゴシとは違う、強い引きのアタリが来た。

船の底獲物が走り込み、竿が綺麗に弧を描いて居る。



上がってきたのは、良型のハガツオ。

「ハガツオは嬉しいですね」

山下さんの笑顔が良い。





渡邊さんには、ウッカリカサゴがヒットしてきた。

このアタリから、ベイト反応に変化が出てきた。

潮も、下り潮が0.6ノット前後と緩み始めている。

固まっていたベイト反応が、ゴマを散らしたような反応に変わる。

「鯵が出てきているかもしれません」

ベイト反応の変化したことを、お二人に知らせる。





山下さんに、サゴシがヒット。


その直後に、渡邊さんに今までと違うアタリが来た。

「イサキかもですね」

予想どおり、姿を見せたのはイサキだった。




この渡邊さんのイサキを皮切りに、ヒットしてくる魚種が変わってくる。























良型のイサキが、山下さん、渡邊さんの竿を曲げてくる。

緩み始めた下り潮の中、粘りのヒットだ。





渡邊さんには、良型のスジアラもヒットしてきた。

「ハタが釣りたかったので嬉しいです」

と、笑顔で話が弾む。



しかし、潮行きが0.2ノット前後になってくると、アタリが渋くなってきた。

「ポイントを変えましょう」

沈み瀬周りから、海底に窪みのあるポイントに移動する。


一流し目には、余りベイト反応も出ていなかったが、二流し目になると良い感じでベイト反応が出てきた。

「チャンスです」

渡邊さんが、アタリを捕らえた。








食べ頃サイズの真鯛が、顔を見せた。

「真鯛は嬉しいです」

渡邊さんの笑顔が、輝いて見える。


渡邊さんに、続けてアタリが来た。







良型のニベが、上がってきた。

「真鯛かと思いました」

と、笑顔で会話が弾む。


納竿前になってくると、風が少しずつ南寄りになってきた。

風が変わる前に、納竿することにした。


午後からの強風予想が風が来なくて、ぽかぽか陽気の海だった。